巨乳好きの男子へ Fカップ女子を彼女にする方法教えます

 

「Fカップ女子」

それはどんなイメージでしょう。

 

巨乳?

グラビアアイドル?

頭悪そう?

 

この中にぴったりくるイメージがあるでしょうか。

 

わたしはFカップ女子です。

Fカップ女子ならではの経験が豊富です。

そんな私が、Fカップ女子と本気で付き合いたい人のために、私のトリセツを提供します。

出典:防衛省「写真で見る各寄港地での活動

 

はじめにFカップとは何かを正しく知ろう

Fカップとは何か。まず、それを知ることから始めましょう。

 

アンダーバストとトップバストの差が23cm。

日本人女子のたった5%。

それがFカップです。

 

ちなみにFカップになりたい女子も5%だけです。 

それがなぜか、わたしにはよ~くわかります。

なぜなら、Fカップ女子は過酷な運命を背負っているからです。

おかげで苦労が絶えません。

 

まず、重い。重すぎます。

Fカップの平均的な重さはワンペアで約1.6kg。

小さいメロン2個分です。

いうまでもなく着脱不能。

こんなものが自分の身体にくっついているのです。

肩が凝る。

 

Fカップは重力の影響を受けやすいので、若くても油断できません。

無残な形にならないように、夜ブラが必要。

寝るときもブラって、悲しくなります。開放感がまるでない。

 

Fカップはお金がかかります。

希少サイズなので、なかなか可愛いブラジャーがありません。

セールもない。

この間もあちこちハシゴして探し回った挙句、しかたなく外国製のを買いましたが、ひどく高くつきました。

 

Fカップは服が似合いません。

どんな服を着てもバストばかりが目立ちます。

妙にセクシーに見えて困ってしまいます。

ラインが出やすいTシャツとセーターは気が許せる人と会うときだけにしています。

 

Fカップは揺れます。

邪魔でしかたない。

スポーツのときは最悪です。ゴルフなんか少しハンディをもらいたいくらい。

 

それでもFカップになりたいという5%の女子は根性があります。

(わたしは根性なしだから、できるものなら返上したい・・・)

 

<まとめ>

人生に小メロン2個分がもれなくついてくる希少女子―それがFカップ女子である。

顔で笑っていても苦労が絶えない。

そういう苦労があることを理解して応援すること(その方法は自分で考えてほしい)。

 

見るならガン見で短時間 *チラ見厳禁!

Fカップ女子はよく見られます。

どこをって、Fカップを。

釘づけになる男性もいます。

口を半開きにしてよだれを垂らしそうになってる人もいます。

 

その気持ちはわからないでもありません。

Fカップは目立つところについています。

珍しいものが目の前に出現したら、ついそっちに目が行くのが人の常。

だから見ても構わない、というか、見られてもしかたないと諦めています。

 

でも、FカップはFカップ女子の持ち物です。

人の持ち物を見る以上は、マナーを守ってほしいんです。

 

             *

 

わたしは、24、5歳の頃、職場の専務に目をつけられて大変でした。

お洒落でロマンスグレー、なかなかのイケメンでしたが、中味はさっぱり。

 

秘書付きなのに、その秘書に用事を言いつけて不在にさせ、わざわざわたしを呼び出すんです。

 

「コーヒー持ってきてくれる?」

「〇〇新聞、持ってきて」

「〇〇のパンフ、2部、お願い」

 

どれもわたしの職務に関係のない、とってつけたような用事ばかりでした。

 

部屋に入ると、入口のところで、まずストップがかかります。

ドアの前に立たせたまま、わたしの全身をくまなくチェックするんです。

つま先から頭のてっぺんまで、じっくり嘗め回すように見て、最後にFカップを凝視。

にやけた表情を浮かべながら。

(わたしはあなたの鑑賞動物じゃない!)

 

「君、どうしてグラビアアイドルにならなかったの?」

「・・・・・・」

(グラビアアイドルにもわたしにも失礼だろう)

 

「今からでもなれるんじゃない?」

(しつこい)

 

その頃、わたしは入社したばかりで、希望に燃えていました。

覚えなければならない仕事が山ほどあります。

はやく用事をすませて出ていきたいのに、なかなか解放してくれません。

 

「あの、仕事がありますので、これで失礼いたします」

「ついでに、あれ取ってくれるかな?」

(自分の方が近いだろ)

 

「では、失礼いたします」

「あのさ、昨日の〇〇新聞、持ってきてくれる?」

「・・・・・・」

 

その間、ずっとFカップを凝視。

一体、なんなの?

虫唾が走るとはこのことです。

彼のお呼びがかからないことを切に願う日々でした。

            

            *

 

だからって、チラ見は厳禁です。

それは、「自分はちっちゃい男です」と言ってるようなものです。

それに、とっても失礼。

 

できたら見られたくない、それが本音です。

でも、見るんだったら覚悟を決めて、正々堂々と見てほしい。

ほしいものがあるんなら、リスクを冒さずに手に入れようなどとは思わないでほしい。

嫌われるのを覚悟で、しっかり見て、短時間で切り上げてほしい。

そして、気がすんだら、Fカップじゃなくて、本来、見るべきところを見てほしい。

 

繰り返しますが、FカップはFカップ女子の持ち物です。

持ち主に敬意を払わない男性は、持ち主からも尊重されません。

どんな場合も、敬意と尊重は双方向的なものです。

 

Fカップ女子は見られ慣れているので、その見られ方で、相手の男性の心根がわかります。

人格も皮膚感覚でわかります。

Fカップ女子をあまく見てはいけません。

 

<まとめ>

男性がFカップを見ているとき、Fカップ女子はその男性を見ている。

男性がFカップを鑑賞している間、Fカップ女子はその男性をジャッジしている。

Fカップの見方によっては「一発退場」になるかもしれないことを覚悟すること。

もちろん、見ないのが一番。

 

「命がけ」で生きているFカップ女子に寄り添う

Fカップ女子は命がけで生きています。

大げさではありません。

真面目にそのお話をしたいと思います。

 

何回も繰り返しますが、FカップはFカップ女子の持ち物です。

ひとの持ち物を断りなしに触ってはいけません。

 

なぜ、こんな当たり前のことを言うのか。

それは、これまで、わたしのFカップが持ち主であるわたしの断りなしに幾多の男性に触られてきたからです。

しかも、白昼堂々と。

 

ええっ? そんなことあるの? と思う人もいるでしょう。

でも、Fカップ女子なら誰でも多かれ少なかれ同じようなことを経験しているだろうと思います。

エピソードは掃いて捨てるほどあります。

 

例えば、通勤に地下鉄を使っていた頃は、ほぼ毎日、痴漢に遭いました。

満員電車は身動きがとれません。

ドアが閉まったら、そのときの体勢のまま、次の駅へと運ばれます。

そこを狙ってくるんです。

そんな窮屈な中、どこからともなく手が伸びてきます。

身をよじってなんとか逃れたいのですが、周りの乗客と身体が密着していて動けません。

そのうち、触り方がエスカレートしてきて、もはや触るという言葉では形容できないやり口になってきます。

 

大声を上げたいのですが、わたしはそういう時、声が出せません。

悲鳴が喉元までこみ上げてきているのですが、それがどうしても声になりません。

 

そんな状態がどれほど辛いものかわかっていただけるでしょうか。

考えてもみてください。

たまたまFカップだからといって、見ず知らずの男性に勝手に自分の身体の一部を触られてしまうんです。

しかも、不特定多数の人の中で。

惨めで悲くて、泣きたくなります。

 

そんなとき、ある男性が痴漢行為に気づいたらしく、痴漢の手とわたしの身体の間に強引に割り込んできてくれました。

彼はわたしの身体に極力、触れないようにしながら、降車駅に到着するまでガードしてくれました。

満員電車の中ではかなり辛い体勢だったと思います。

 

どんな人か顔を見たかったのですが、顔を上げる余裕がないくらい込んでいて、彼の渋いネクタイをただ見つめていました。

駅に着き、ホームに吐き出されるようにして降りるとき、身体が自由になって、ようやく彼と目を合わせることができました。

理系っぽい、静かな雰囲気の人でした。

小声でお礼をいうと、いいえと会釈を返してくれました。

 

彼とはそれからも度々、同じ電車の同じ車両に乗り合わせましたが、その度に、彼は頼んだわけでもないのにわたしの前に立ち、自然にガードしてくれました。

降車駅が違ったので、一度も話をすることがなく、名前すら知りませんが、彼のことは一生忘れないでしょう。

わたしは幸運にも彼のような男性にその後も何人か出会うことができました。

男性不信に陥らずにすんだのはそのおかげだと思います。

 

               *

 

例の専務もある夜、ついに一線を越えました。

プロジェクトの打ち上げパーティーがあって、ダンスタイムになったとき。

身体を密着させるダンスではなかったので、わたしは同期と気楽に踊っていました。

すると、専務が近づいてきました。

いつものコロンの匂いがやけに濃厚に漂ってきます。

 

いやな予感は大抵、的中します。

同期がほんの一瞬、その場を離れたすきに、専務の手が伸びてきました。

体の向きを変えても、他の社員に気づかれないように、何度も触ってきます。

とても狡猾でした。

たまらなくなってダンスの輪から抜け出そうとしたとき、条件反射的に専務の手がわたしの手を掴み、強い力で自分の方へと引き寄せました。

 

ここまで!

わたしは専務の手を振り払い、直属の上司を探しました。

そして、これまでのことをすべて報告しました。

専務がわたしを呼び出すことは、その後、二度とありませんでした。

 

                  *

 

まだ、あります。

 

それは、通勤のために駅に向かう途中で起こりました。

マンションから大通りに出るまでに、人通りの少ない細い道を2、30m歩きます。

 

わたしはその日、ちょっとうきうきしていました。ブルーの新しいワンピースを着ていたからです。それにシルバーのヒールを合わせて、明るい気分で歩いていました。

大通りに出る少し手前で、ひとりの男性が向こうから歩いてきました。

そして、すれ違いざまに、わたしのFカップを思い切り鷲掴みにしたんです。

 

不意を突かれて、何が起こったのかわからないまま、掴まれた胸がひどく痛くて、思わずその場にうずくまってしまいました。

息をするのもやっと。

数秒して事態を理解したわたしは、しゃがんだまま振り向きましたが、その男はもういませんでした。

涙がぽたぽた落ちて、コンクリートの上に黒いシミを作りました。

 

暫くして、涙を拭い、立ち上がって、数歩、歩いたところで、次の一歩が踏み出せなくなりました。

涙がとめどなく溢れてきました。

 

どうしてこんな目に遭わなきゃいけないの?

わたしが何をしたというの?

わたしは断じて挑発などしていない。

見ず知らずの通りすがりの男に、なぜこんな仕打ちを受けなきゃいけないの?

 

そのときのブルーのワンピースを着ることは、その後、二度とありませんでした。

 

<まとめ>

Fカップ女子はリスキーな毎日を必死にサバイブしている。

彼女が窮地にあるときには、下心なく守ること。

Fカップ女子の辛い経験を理解し、痛みに寄り添うこと。

 

Fカップ女子をステレオタイプから解放する

わたしはいわゆるハイスペック女子です。

高偏差値校を出て、それなりの職場で真面目に働いて、それなりのポストに就いています。

でも、そんなことにはお構いなしに、ひどい仕打ちを受けてきました。

 

なぜでしょう。

 

ここで最初の質問をもう一度、繰り返させてください。

Fカップ女子と聞いて、どんなことをイメージするでしょうか。

 

巨乳?

グラビアアイドル?

頭悪そう?

 

今、これらを見て、最初に見たときのイメージと変化があったでしょうか。

もし、あったとしたらそれはなぜでしょうか。

 

                *

 

わたしたちは誰しもステレオタイプに縛られて生きています。

ステレオタイプというのは、人をある種のカテゴリーで見る固定概念です。

 

例えば、

「女性は理数系が苦手だ」

とか、その逆に、

「男性より女性の方が家事に向いている」

とかいう類のものです。

 

それは、人間本来の思考形態に原因があって、それ自体は誰にとっても避けられないものです。

 

こんな話があります。

 

自分はステレオタイプとは無縁だと思っている人がいました。

その人は外国人と一緒に働いていましたが、自分は外国人をその国や民族のステレオタイプで見ることはないと自負していました。

 

その人が外国人の同僚と話していたとき、彼がこう言いました。

 

「僕にも大切な人ができたんだ。一緒に暮らしてるんだよ」

「あら、それはよかったじゃない? で、彼女はどこの国の人?」

 

彼は困ったようにしばらく沈黙した後、こう言ったそうです。

 

「あの・・・、その人は女性じゃないんだけど」

 

このように、誰でも無意識のうちにステレオタイプに絡めとられています。

それが人間というもの。

 

Fカップ女子もそのようなステレオタイプで一括りに捉えられているのではないでしょうか。

Fカップであることをまるでセックス・アッピールのように捉えて、常にセクシャルな存在として扱う。

Fカップというだけで、そう扱ってもいいと思い込む。

Fカップには歯止めがきかない。

 

「今晩どう?」

「一晩付き合ってくれない?」

といった身体目当てのお誘いもよく受けます。

断ると、

「いい気になってんじゃね~よ」

「調子に乗ってんじゃね~よ」

などと罵られる。

 

Fカップ女子なら、誘えばすぐについてきて、ベッドの相手もしてくれると思われている節があります。

Fカップ女子はそういう扱いに傷つき、悲しみ、怒っています。

Fカップ女子が求めているのは、自分を人間としてまるごと尊重してくれる男性です。

 

あなたが本気でFカップ女子と付き合いたいのなら、まず、Fカップ女子のステレオタイプから彼女を解放することが必要です。

そのためには、人間として彼女と真摯に向き合うしかありません。

 

<まとめ>

Fカップ女子はそのステレオタイプによってセクシャルな存在として捉えられ扱われることが多い。

Fカップ女子と本気で付き合いたければ、彼女をステレオタイプから解放すること。

そのために、人間として彼女と真摯に向き合うこと。

 

「Fカップは目的ではなく結果だった」を実現する

最後にもうひとつだけ、質問させてください。

そもそもあなたはなぜFカップ女子に惹かれるのでしょうか。

なぜFカップ女子と本気で付き合いたいのでしょう。

 

世の中には「おっぱい星人」と呼ばれる人たちがいます。

そういう人たちにとっては、Fカップはそれ自体が魅力かもしれません。

 

でも、当たり前のことですが、Fカップ女子はFカップだけでできているわけではありません。

Fカップは彼女を構成している諸々の要素のひとつにすぎません。

FカップにはもれなくFカップ女子がついてきます。

いえ、違う。

Fカップ女子にFカップがついてくるのです。

Fカップ女子と付き合うということは、まるごとのFカップ女子と付き合うということです。

 

初めてのベッドで、

「あれ? 君、巨乳だったんだね?」

と言われるのが理想です。

 

でも、きっかけはFカップでもいい。

誰にも好みがあって、好みの人と付き合うのは楽しいものですから。

でも、最初の目的がそこにあっても、いつか彼女を心から愛することになったら、その目的は結果に反転するでしょう。

 

そして、もしFカップ女子もあなたを愛したら、彼女は喜んですべてを差し出すでしょう。

そうしたら、思う存分、愛でればいい。

それがFカップ女子の喜びでもあるのです。

 

それまでは、Fカップ女子を人間として尊重し、目的が結果になるようなお付き合いをしてほしい。

きっかけだったFカップが、いつのまにか結果になっていた。

そんなあり方を実現することができる男性は、めちゃくちゃカッコいいものです。

 

<まとめ>

Fカップ女子に愛されるのは、彼女を1人の人間として扱う男性である。

Fカップを「結果」に転換できるカッコいい男性を目指すこと。

 


 

【著者】ALEX

男たちと真剣勝負を繰り広げているうちに、気が付いてみれば、大学教授。

言い寄る男は絶えないが、言い寄られることには興味がない。

死屍累々の荒野にひとり佇むFカップ美女。