日本発の鞄ブランドとして、多くの男性に親しまれている吉田カバンの「PORTER(ポーター)」。
映画やドラマに登場する機会も多く、人気俳優がポーターのバッグを手に街を闊歩する……そんなシーンを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
PORTER(ポーター)との出会い
ポーターと私の最初の出会いは、10年以上前にコラボ企画で発売されたトートバッグでした。
ポーターは共同企画商品が多く、ブランドやアーティスト、デザイナーとのコラボアイテムがとても豊富。
当時の私も、そうしたコラボ企画が縁となり初めてポーターのバッグを手にすることとなったのです。
それがこちら、ポーターの定番シリーズ「スモーキー」のトートバッグ。

(画像:筆者撮影)
トートバッグというと通常、厚みのある丈夫なキャンバス地を思い浮かべる方が多いと思います。
しかしポーターのスモーキーはコットンとナイロンを編み込んだ独自のオリジナル生地を使っており、丈夫ながらも品質の良さを感じさせます。
コットンの自然な素材感がありながら、上品な光沢を放ち、さらに、なめらかでやさしい手触りに、
「ポーターのバッグは何て素敵なんだろう」
と、誰もが一瞬で惚れ込んでしまうことでしょう。

(画像:筆者撮影)
特筆すべきは、縫製の美しさ。
狂いのない真っ直ぐな縫い目、完璧な糸の処理など、細部まで妥協を許さない職人魂が宿っているかのようです。
安い商品だと、縫い目が途中で曲がっていたり縫い端の処理がガタガタだったりと、残念な思いをすることがあります。
しかしポーターの商品で、そのような雑な縫製を見かけることはまずありません。
そして、ポーターのバッグは実用性もバツグン。
このトートバッグも、ポケットの数や形状、ボタンで幅を調整できる点など、使い手への配慮が随所に見られます。


(画像:筆者撮影)
このように、手間暇かけて丁寧に仕上げられた商品から、ポーターというブランドの心意気が伝わってくるようで、初めての出会いですっかりポーターのファンになったのでした。
ポーターのこだわりとは?

(画像:筆者撮影)
吉田カバンは、1035年創業の老舗カバンメーカーです。
海外生産が当たり前の時代にあって、製造工程のすべてを国内で行う
「メイドインジャパン」
にこだわるブランドです。
鞄は1点1点、職人が手作業で生産、「一針入魂」が吉田カバンのスピリットだそう。
こうしたモノづくりの精神と高い技術は、85年にわたる長い歴史の中で多くの人に愛されてきました。
その中には、婚約前の上皇后美智子様が、テニスにお出かけの際に吉田カバンを愛用されていたというエピソードも。
その吉田カバンが1962年に発表したオリジナルブランドが「ポーター」です。
幅広い年代から支持を集める「タンカー」、タフな素材と黒一色の硬派な見た目の「ヒート」などいくつもの人気シリーズが揃い、今や「オトコの定番ブランド」としてゆるぎない地位を確立するまでになりました。
職人による「一針入魂」の精神や、あくまで国内生産にこだわる姿勢は、今も吉田カバンのモノづくりのベースとなって商品に生きているのです。
バッグから伝わる作り手のプロ意識
ポーターの魅力といえば、丁寧な縫製、素材の良さ、丈夫で長持ちする点が挙げられます。
カジュアルな雰囲気のブランドですが、いざ商品を手にすると、生地のクオリティの高さや細部まで手を抜かない作り手のこだわりがヒシヒシと感じられます。
安物とは一線を画す「洗練された大人のカジュアル」を叶えてくれるポーターは、たとえば大学の入学祝いや社会人デビューなど、大人としての節目を向かえる男性への贈り物にも最適です!

(画像:筆者撮影)
黒一色のほぼ真四角のボディに、ボタン・ファスナー・ロゴがインパクトを与えています。
ポケットは全部で6か所あり、コンパクトながらとても実用的。
前述のトートバッグと同じスモーキーシリーズのこのショルダーは、やはり生地の上品な光沢感が大人っぽさを感じさせます。
肩紐がとても頑丈で、ボディへの縫い付けもしっかり。しかも美しい。
さすがポーターです。

(画像:筆者撮影)
このようなラフな軽装も、ポーターを身につけると全体が締まって見えます。
バッグを持たず手ぶらを好む男性もいますが、こうして見るとやはりバッグはファッションの一部だということがよくわかります。

(画像:筆者撮影)
このショルダーバッグは見た目以上に収納力があり、一般的によく使われるB5サイズのノートもすっぽり入るので、遊びにいくときやデートにも大いに活躍するはず。
ちなみに50代の夫が肩に掛けてみたところ、休日のカジュアルな装いにとてもよく似合っていました。
「ポケットがたくさんあって便利だね」と、なかなか気に入っている様子。
ポーターのバッグ全般にいえることですが、スタンダードなデザインが多いため、若者だけでなく40代50代の男性ファッションにも非常によい具合に馴染んでくれます。
ひとつは持っていたいポーターのバッグ
ポーターには固定ファンが多く、経年劣化でバッグの買い替え時期がきても、ふたたび同じものを購入するという人が少なくありません。
そのくらい、ポーターのバッグには一度使った人を惹きつけてやまない魅力があるのだと思います。
かくいう私も、今ではすっかりポーターフリーク。
所有バッグもすでに5つとなりましたが、最近いちばん出番の多いのがこちら、「ビュー(VIEW)」を基に製作されたコラボのトートバッグです。

(画像:筆者撮影)
シンプルで硬派な印象のビューのトートは、ビジネスシーンにもぴったり。
生地はナイロンポリエステルツイルですが、テカリのないマットな質感で品があります。
派手な装飾が一切なく、ファスナーまで黒で統一された潔さが、むしろ存在感を際立たせているビューのトート。
個人的にとてもお気に入りのバッグで、夫や息子がいちばん借りにくる回数が多いのもこちらのトートです。
モノがたくさん入り、どんな服装にも合わせられる点が便利。
媚のないプレーンな魅力が引き立ちます。

(画像:筆者撮影)
外国ブランドや有名デザイナーのバックも素敵ですが、創業85年の歴史を誇る日本の老舗ブランドも負けていません。
しかも、ポーターは品質のわりに価格が非常に良心的。
ビジネスに、プライベートに、手ごろなお値段で手に入れられるポーターのバッグを、ぜひ一つ持ってみてはいかがでしょうか。
毎日使うものこそこだわって選ぶ
特別の日にだけ使う高級品も心躍るものですが、一方で、日常的に使う物にこそこだわるのが、本来の贅沢だと考える人もいます。
たとえば、お客様用に高価な食器を買うよりも、自分の使う食器をワンランク上げてみる、自分のために上質なふかふかのバスタオルを購入してみるーー
このような贅沢は決して悪いことではありません。
自分が気持ちよく使えるモノを手にし、心地よく過ごせる空間に身を置くことで、生活の質が上がり幸せを感じる時間が増えていくのです。
バッグも、ほぼ毎日使うもの。
デイリー使いのアイテムこそ、こだわって選んでみてはいかがでしょうか。
「本当の贅沢は日常の中にこそある」
このような流儀でモノ選びをしてみると、当たり前の日常がグッとオシャレに、そして心地よいものに変わっていくでしょう。
■最後に
若者からオジサマまで、カジュアルにもビジネスにもオールマイティに使えるポーターのバッグ。
トートもショルダーもリュックも、シンプルで味のある商品ばかりです。
まずは一つ、ポーターのバッグをぜひ手元に置いて、長く受け継ぐ吉田カバンのスピリットを感じてみませんか?
※参考
◎吉田カバン「PRESS情報」
https://www.yoshidakaban.com/press/2013/?pno=1
◎吉田カバン「HISTORY」
https://www.yoshidakaban.com/history/history_chronology_main.html
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【著者】渡辺有美
銀行員や介護職を経て、2016年からフリーライターに。
専門は介護・シニアライフ。
家族&チワワと海の町で暮らす四十路ライターです。
