行動したければ、「行動する」よりも「本気で熱中できること」を探そう

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Twitterを眺めていると、「行動すべし」という趣旨のツイートは、目にしない日はないというくらいよく流れてきます。

巷でも「行動すべし」と言われ、そういった類の書籍や記事が読まれています。

実業家の堀江貴文氏の書籍「多動力」も30万部以上発行されました(2018年末時点)。

「行動したいビジネスパーソン」がこれほど多いということでしょう。

しかしその一方で、結局は行動できていない人がほとんどなのではないでしょうか。

私は33歳、妻、子供2人持ち、転職後1年半ですがこの7月いっぱいで退職しフリーランスのライターへ転向します。

私が行動していることがすばらしいと言いたいわけではありません。

ただ、私自身の経験を踏まえると「実際に行動している人は『行動しよう』などと考えることもなく動いているのではないか」と素朴に思うのです。

この記事では多くの人が言う「行動する」とはどのようなことなのか、そして、「行動する」ためにはどうすればいいのかについて私の考えを紹介します。

行動できない人の特徴

私は防衛省に10年間勤めた後、民間企業へ転職してから現在1年半経ったところです。

それぞれの職場には、行動すると言いながらも行動できない同僚がいましたが、彼らには共通する3つの特徴がありました。

・「今風の考え方」を持っている

・考えたことを口には出す

・行動に移す期限や具体的な方法を考えていない

防衛省時代の同僚には、「転職なんて当たり前の時代だよね。おれも転職しようかな」と言いながら行動に移さない同僚がいました。

彼は私の親友なのですが、私と同じで省の仕事になかなかやりがいを感じられない一人でした。先日一緒に飲んだ際、彼が「転職活動中」だと聞いて驚いたのを覚えています。

転職活動はうまくいっていなかったようで「転職できなかったら、とりあえず今のところで諦めようと思ってる。いい経験だったと思うしかないよね」と言っていたのが印象的でした。こんなに煮え切らない感じでいいのかなと。

また、今いる会社の同僚には「YouTuberとか、自分自身をコンテンツにできる仕事がしたい」と言うだけの同僚がいます。

彼は、私よりも3年も先輩ですが、会社の仕事にいまいち熱中できず昇進試験を受けさせてすらもらえない状況です。

意志がコロコロ変わるのか、時に(会社での仕事を指して)「この道で生きていこうと思う」と言ったり「次のチャンスに試験を受けさせてもらえなかったら辞める」と言ったりしているのです。

彼らは転職の時代だ、自分自身をコンテンツにするのがいいなど、「今風の考え方」を持ち、それをしてみたいと口には出しています。

しかし、行動に移す期限や具体的な方法には全く言及しないのです。

行動できない人は彼ら以外にもたくさんいますが、これはみんなに共通していることなのではないでしょうか。

行動できない人は、実は行動したいと思えない状況にある

彼らを見ていて思うのは、行動できない人はそこまで行動したいと思っていないのではないかということです。

何かを成し遂げるためには具体的な目標やそれに至る中間目標が必要ですが、それがないからです。受動的に知識を得て、考えたことを反射的に口から出すにとどまっているのです。

例えば私の場合、会社を辞めフリーライターになるわけですが最終目標は好きな時、好きな場所で、好きな仕事をすることです。

これを達成するためには、以下のような目標をクリアしなければなりません。

・大目標:ライティング月収30万円

・中目標:6件の長期案件、高報酬の良質な案件の確保

・小目標:案件獲得のための提案、受注した仕事での成果、ライティング時間の確保

「行動する」とは、このように夢のために何をすべきかを考え、実行していくことなのです。

夢を叶えたいと思えば目標は自然と浮かんでくるものですし、動いていれば新しく出てくることもあります。

行動できない人は、実は行動したいと思えない状況にあるのではないでしょうか。

行動したければ、「行動する」よりも「本気で熱中できること」を探そう

「行動する」とは、何も私のように新しいことに挑戦することだけではありません。

いいと思ったものに全力投球することこそ、「行動する」ということなのです。

行動して成果を出している人はみな、「行動するぞ」などと言う前からそのアイディアを実現すべく動いています。

「行動せよ」の第一人者である堀江氏は、次から次へとやりたいことにチャレンジし、失敗しつつもそれを行動力で補いながら次の成功へとつなげようとしているのです。

私は33歳、妻、子持ちにして会社を辞め、フリーライターになりますがこの決断をしてはじめてその感覚がわかりました。

行動している人は、「行動しよう」とせず「本気で熱中できること」に全力投球しているだけなのです。

会社員という安定したポジションを捨て、好きな時間、好きな場所で、好きな仕事をする夢を追いかける挑戦には「行動しよう」という前置きはありませんでした。

・どうすれば夢に近づけるか、実現可能で現実的な方法はないかを本気で考えること

・方法があったらやってみて、うまくいかなかった部分を修正すること

・挑戦の対象にできるだけ多くのエネルギーをぶつけること

自然と湧き上がる気持ちに従い、それを満足させつつ生活を成り立たせる方法を真剣に考えましたし、私が会社員を辞める代わりに妻がバイトから正社員になるという工夫もしています。

「行動する」とは、このように地道な努力の積み重ねでもあるのです。

「行動しよう」としている人はいつまでも行動できないものですが、行動するのはそれほど難しいものではありません。

「行動する」ためには、「本気で熱中できること」を探すだけでいいのですから。

YouTuberになる必要も、SNSやブログをがんばる必要もありません。

もちろん、こういったことを仕事につなげるのも一つのやり方ですが、今の仕事を楽しんだり、少し違う角度からがんばってみることも「行動する」ということなのです。

もし、あなたの今の生活に不完全燃焼な感じがあるなら、あなたが本当に望んでいることを探し出してどうすればそれを達成できるかを考えてみるのがいいでしょう。

それこそが「本気で熱中できること」であり、それに向かって進むことこそ「行動すること」なのですから。


PNめんおう

地方育ち、読書と旅行とロードバイクが好きなライターです。

得意分野は働き方、転職、節約、英語など。

ブログ、Twitterでは、会社を辞め「書くことを」本業にした経験を全力で発信しています。人生、明るく、楽しく、軽やかじゃなきゃ。 

ブログ:めんおうブログ(https://www.zinseitanosiku.com/
Twitter:@mennousan


『不二夫のフレグラン』


ーーーにおいで遠ざかり、匂いが近づけた。一組の家族の物語。


【あらすじ】
気がついたら、離れていた。とある家族の物語。
今日は妻と映画を観よう。急いで帰宅した矢先に、妻とママ友の立ち話を耳にする不二夫。 「うちの夫も最近加齢臭が……」
ショックを受け一人ソファで寝ていると、追い打ちをかけるように娘が家出してしまう。
不二夫は娘を見つけ出し、家族との距離を縮めることができるだろうか……

第1話~7話 絶賛公開中!
第8話 7月26日(金)公開!




特設サイト
不二夫のフレグラン
気がついたら、離れていた。とある家族の物語。今日は妻と映画を観よう。急いで帰宅した矢先に、妻とママ友の立ち話を耳にする不二夫。「うちの夫も最近加齢臭が……」ショックを受け一人ソファで寝ていると、追い打ちをかけるように娘が家出してしまう。不二夫は娘を見つけ出し、家族との距離を縮めることができるだろうか……




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