『Doveで洗ったお前の匂い』を嗅ぎたいのー!」と彼に言われた話。

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ニオイはエチケットであり、異性を誘惑する手段でもあります。


爽やかなムスクの香り、清潔感のある石けんの香り、甘い香り・・・
香水にもたくさんの種類があります。


女性に「ステキ!」と思わせる香りでモテたい!
そんなあなたに、オンナが思う「いい匂い」を紹介します。

巷に溢れる「モテる香水ランキング」

「モテる 香水」。


検索すると、多くのランキングがあふれています。


説明を見てみると、香りについてはトップノート、ミドルノート、ラストノート、と、つけてから時間の変化によって香りが変わっていくのが特徴です。


ロングセラーとして名高い、カルバンクラインの「CK1(シーケーワン)」の場合だと、

・トップノートはベルガモット、カルダモン、パパイヤ
・ミドルノートはへディオン、ハイシス、ヴァイオレット
・ラストノートはムスク、アンバー

といった具合です。


全体的に、柑橘系で爽やかなトップノート、ミドルノートは「ウッディ」な、森の中にいるような香り、ラストノートはセクシーな香りと言われる「ムスク」を使用しているブランドが多いようです。


ただ、これは「通りすがりに、ほのかに良い匂いがしたら素敵」「外を歩いていて心地よい匂いがすると素敵」という、「第一印象」や「中距離」での話ではないでしょうか。


香水を好まない女性もいますが、男性の香水が好きという女性でも、「ふんわりと」という程度が良いそうです。


確かに、食事の時に強い異質な匂いがすると・・・
男性自身も想像してみてはいかがでしょう?

そもそも香水とは

日本では一般に、「汗と混ざらない方がいい」とされる香水の考え方。


しかし、香水の起源といわれるヨーロッパでは、汗と混ざることが前提で、混ざることで良い香りになるように設計されています。


ですから、ヨーロッパでは、汗と混ざった状態の方が好まれるのです。


もともと欧米人と日本人では、体臭の有無や強さが違います。


日本人の場合は香水の匂いがそのまま出やすいので、全体的に香水の匂いを「きつい」と感じる人が多いと考えたほうが良いでしょう。

彼から「お前にはこれがいい!」と言われた香り

以前、とても鼻が敏感な彼に言われて、驚いたことがありました。


職業的に、深夜に自宅に帰る日がほとんどで、香りひとつもリラックスの手段に使おうと、自宅では玄関にラベンダーのスプレーを常に振っている状態の彼。


洗濯物も、他人の家に泊まるとタオルのニオイがついつい気になってしまうのだと。


私の自宅に頻繁に遊びに来るようになって3か月くらいして、ある時電話で遠慮がちに言い始めたのがこんなことです。


「ちょっと提案があるんだけど、いい?」


「なに?」


「お前の家さ、ボディソープ、Doveに変えない?」


私は、冬場は粉状になるほどの乾燥肌だったので、当時は乾燥肌用の無香料ものを使っていました。


確かに、洗剤の類でいい匂いがすれば、それだけでもリラックス効果はあるけれど、そこは実用を考えなければならなかったというのもあります。


やっぱり、お風呂くらい、何かいい匂いのするものが好きなのかなー、と思って、


「じゃあ、今買い置きしてあるやつがなくなったら、変えるね」


と言ってみたところ、


「いや、いますぐがいい」


とまで言い出すので、何事かと思ったら・・・・


「お前の汗には、絶対Doveの匂いが合うと思うから」。


・・・・・・。


香りソムリエか、Youは。ボディーソープ・マイスターか。


まあ、そんなことで喜ぶのなら、お金のかかることでもないし、と思って変えたところ「やっぱり合う!」とか言って大喜び。
くそっ、可愛いじゃないか。


ある日、ストレスでどうしようもなくなった、と言い出して夜中に押しかけてきたこともありました。
そして開口一番、
「『Doveで洗ったお前の匂い』を嗅ぎたいのー!」
と。


Youのストレス解消方法はえらいニッチやなあ・・・。
そら、ストレス取れんわ・・・。
なんなら私の汗、ジップロックに入れて持って帰るかい?


ただ、そのくらい、彼にとって大切なことだったんでしょう。
逆に言えば、それだけでストレスがぶっ飛ぶのなら安いものです。
乾燥肌用のボディーソープより安いし。


ただ、個人的にはこれは割と、「人がまとう香り」の本質を表している気がします。


自宅に彼がお泊まりしていった翌朝・・・
実は、多くの女子は、「あること」をしています。
夜にかいた、彼の汗が染み込んだ枕やシーツを・・・
抱きしめて、顔をうずめてクンクンして、前夜を思い出してニヤニヤしちゃってます。


特に恋の始まりの頃は、これが大好きな女子はけっこういます。

「香り」と「フェロモン」の違いは?

「香り」は、人間の「五感」のひとつを刺激するものです。


よく、「フェロモン」と言いますが、人間の場合は「全体の雰囲気」からフェロモンが出ている、といった意味合いでしょう。


ただ、科学的には「匂い物質」として、動物の進化の過程でも、とても大事な存在になっています。


「ハチは整髪料や香水のにおいに寄ってくる」という話を聞いたことがあるかと思います。
ハチに鼻があるかどうかはわかりませんが、ハチは視力はそんなに良くないものの、この「フェロモン」によって蜜のありかや、敵の存在などの情報伝達をし、集団行動をしています。
視力がよくない代わりに、情報伝達に「匂い物質」を使っているのです。


フェロモンには様々な種類がありますが、そのうちのひとつに「性フェロモン」という、性行動を促す、いわば誘惑フェロモンがあり、例えばイヌが他のイヌのお尻のにおいを嗅ぐ行動、これはそのひとつです。


ヒトの場合はどうかといいますと、性フェロモンは存在すると考える研究者が多数です。
賛否両論あるところですが、物質まで特定しようとする研究はさかんです。


どの物質が性フェロモンに当たるのか、まだ諸説あるところです。
また、分泌される場所は、脇の下、太ももの付け根、と言われています。また、フェロモンを「嗅ぎとる」場所は、鼻の下にあるということです。


ところでこの「フェロモンと香り」の違いについて、かの皇帝ナポレオン1世にまつわるお話があります。


ナポレオンは最愛の妻であるジョセフィーヌに、情熱的なラブレター、いや、嫉妬狂いとも言われる手紙を送り続けていたそうです。


その中には「明晩そちらに帰るから、体を洗わないように」という遠征先のものもあったと言われます。


そんなある日、ナポレオンの寝室にジョセフィーヌがチーズを持ち込んだところ、
すでに眠りについていたナポレオンは寝ぼけながら
「ジョセフィーヌ、今夜は勘弁してくれ」
と言ったのだとか。


チーズのにおいから何を勘違いしたのかは想像にお任せしますが、これはただ単にチーズそのものの匂いが強く、それにびっくりしてナポレオンが目を冷ましただけ、ということなのかも知れません。


しかし、匂いフェチ、という人たちも存在しますし、愛しい匂いの人はやはり愛おしく感じるものです。


とは言え、やりすぎるとドン引きされるのもまた、「匂い」の世界。
あまり気負いすぎないのも良いのではないでしょうか?


<うさぎ66号>
アラフォーWebライター。大学卒業後、東京の一部上場企業に就職、それなりに勤めたのち退社。学生時代は主に夜の世界を学び、数多くのサラリーマン観察を経験。学校では「動物行動学」を専攻としていたため、人間の行動のなかに野生の本能を探す癖がある。

<Photo by The Creative Exchange on Unsplash

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