宇宙物理学者、佐治晴夫さんの著書「からだは星からできている」を読んで、生物は「女性が原型」と知った。

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人生とは何なのか?


みなさん、一度は考えたことがあると思います。


生きているとはどういうことなのか、この問題には、古くから世界中の哲学者、科学者が挑んでいます。

教室で一人空想していた頃

大学生の時、「分子生物学」の講義を受けていました。


2万円もする、電話帳よりも分厚い教材を背負って出かけなければならない面倒なものでしたが、この分野で、私がいつも不思議に思っていることがありました。


人間は37兆個の細胞からできています。


細胞は、たくさんの分子からできています。


すると、人体は「つぶつぶ」の集まりなのです。


「つぶつぶ」たちに「意思」があるかどうかは分かりません。


しかし、大量の「つぶつぶ」が集まり、意思を持つ生命体がここに存在しているのです。


いや、「つぶつぶ」にそれぞれ意思があったら、大ゲンカしてまとまりが無くなりそうな気もします。


でも、まとまった塊として、自分はここに存在しているのです。

宇宙の一部であること

こうやって体が存在しているだけでも不思議なのですが。
基本、「生きている」ということは不思議だらけです。


宇宙科学や生物学、哲学は、ずっと「我々はどこから来て、何者で、どこに行くのか」を研究し続けています。


今日や明日にすぐ役に立つ知識でなくても、宇宙の話には多くの人が心動かされ、ワクワクするものです。


どうして、宇宙の存在や研究がこんなにも人をワクワクさせるのか。


それはやはり、人体も「宇宙の一部」だからでしょう。


いずれ死んでしまうこの体が宇宙の一部、と言われてもピンと来ないのですが、なるほど、と思わされたのが、宇宙物理学者、佐治晴夫さんの著書「からだは星からできている」にあった表現です。


それは、私たちのからだは、宇宙空間の中で一部の体積を占めている、ということです。


空間の一部を埋めている存在なのです。


もちろん、自分一人が死んで灰になったところで、宇宙のほんの一部が小さくなるか、というと、そうは思えません。


ただ、科学者が追い求める「宇宙を支配する法則」のようなものがあるとすれば、どうやらこの肉体はその法則によって生まれてきたようです。

人間なんて、実は何もわかっちゃいない

こうした科学技術の進歩は素晴らしいと思います。


地上から600kmの軌道を周回し続けているハッブル望遠鏡は、息を呑むような宇宙の写真を私たちのところに届けてくれています。


中には130億光年離れたところにある銀河の様子を捉えたものもあり、気の遠くなりそうな場所まで、人類の「目」は届くようになりました。


なんだか「めちゃくちゃすごいなあ」としか言いようがありません。


ただ、ここでさらに疑問が湧くのです。


宇宙は膨張し続けている、という定説にまでたどり着いた人間の科学ですが、それは所詮「人間の目で見える」範囲のものでしかないからです。


また、人間はたくさんの動物について研究をしていますが、結局それも「人間が目で見て、耳で聞いて知ったもの」にすぎません。


どんなにすごい機械を作っても、それは人間の脳で考え出した道具でしかありませんし、どんな方程式を見つけ出そうとしても、それは人間が、人間の脳で生み出した「数学」を使って、その枠内で考えているだけのことです。


自分たちのからだや脳のことすら全部は理解していないというのに。


それに、個人的には、なんだか人間って、まだ生まれたての、強くもなんともない存在だなあと思っています。


地球は46億年前に誕生し、いつしか生命体ができ、進化を繰り返し、今「ヒト」がこの地に存在しているというのが定説です。


この中で、人類の歴史はたったの5万年です。


なんだか、人間は食物連鎖の頂点にいたり、他の動物を支配したりしているために自分たちが一番スゴイ、なんて思っている節がありますが、3億年前からいると言われるゴキブリの方が、生き物としてははるかに先輩です。


しかも、人間はこれだけたくさんの建物を作ったり、薬剤を作って虫を駆除したり、こんなにたくさんの「道具」を作らなければ生きていけないのに、ゴキブリにはこんなものが必要には見えません。


それどころか、ゴキブリは人類からこれだけ「迫害」され続けているというのに、絶滅する様子もありません。


人類の歴史の何倍もの時間を経験しているゴキブリの方が、人間なんかよりはるかに物知りかもしれません。


また、不思議なことに人間は、ペットの犬や猫をはじめ、哺乳類にはなんとなく「自由意思」がありそうだという気分になっています。


昆虫に自由意志のようなものを感じる人は少ないのではないでしょうか。


しかし、自分たち人間そのものに「自由意志」があるかというと、そうでもないのです。


先の佐治晴夫さんは、アメリカで子供たちにこんな授業をしたそうです。


人間、なんとなく、「自由意志」で生活しているように見えます。


意図したように体が動く、と考えています。


それなら、自分の意思で心臓を止めてみましょう。
全力で神様にお願いするのも良いでしょう。


しかし、いくら念じても、自由意志で心臓を止めることはできません。


神様か宇宙かその他の力かはわかりませんが、どうやら何かによって「生かされて」いるようです。

空間認識だって、かなり怪しい

近年、宇宙物理学のなかで盛り上がりを見せているのが「超ひも理論」です。


超ひも理論によると、この宇宙は、理論上「9次元」の可能性があるというのです。


3次元までは、私たちは知っています。


縦、横、高さの3つです。


逆に言えば、そこまでしか認識できていません。


人間が自分たちのものさしで測れない「4次元目」「5次元目」が存在したとしても、否定することはできません。


「ない」ことを証明はできないからです。


「見えない、聞こえない、認知できない」=「存在しない」ではないからです。


アインシュタインは神について、こう語ったといいます。

「今日の科学が神の存在を証明できないのは、科学がそこまで発展していないのであって、神が存在しないのではない。

人間の五感は限られており、神の存在を感じることはできない。

科学も神の存在を否定はできないのであるから、われわれは神の存在を信じるべきである。」

目に見えるものしか信じない、というのは、何かを知ろうとするに当たってはかなり傲慢な行為ではないかと思う時があります。

宇宙が教えてくれる男女の真実

ところで、また、佐治晴夫さんは別の著書で、男女の成り立ちについて興味深い話題を取り上げています。


人体は、「女性が原型」なのだそうです。


地球上に生命が誕生したのは、今からおよそ40億年前なんだそうです。


しかし、そこから10億年ほどは、あらゆるものがメスだったということが分かっているそうです。
確かに、原始の生物は細胞分裂、自己分裂によって繁殖しています。


少し寂しい話かもしれませんが、違う遺伝子を取り入れて環境への対応力をつけるには、何も「オスとメス」でなくても良いのです。


オスとメス、というようになっていったのは、生殖器そのものも形も違うものにした方が都合が良くなっていった、という程度の理由のようです。


人間の体の原点も女性で、女性のからだの方が緻密に作られており、「男性はその構造の一部を色々利用しながら、適当につくられている」とも考えられているのです。


男性が絶滅しても、なんとか生命は続いていくことができるのです。


「女性の体はいたわりましょう」と良く言いますが、根拠のないものでもないようです。


胎児を宿し、出産するという特別な機能があるだけでなく、女性は、生命の大先輩でもあります。


そこまで理解して接することができれば、真の「いい男」に近づけるはずですよ。


<うさぎ66号>
アラフォーWebライター。大学卒業後、東京の一部上場企業に就職、それなりに勤めたのち退社。学生時代は主に夜の世界を学び、数多くのサラリーマン観察を経験。学校では「動物行動学」を専攻としていたため、人間の行動のなかに野生の本能を探す癖がある。


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