
どうしてドン・キホーテは人気なのか
ドン・キホーテは連日たくさんの人で賑わっています。
なぜ、ドン・キホーテはあそこまで人気なのでしょうか。
「ドンドンドン・ドンキードンキーホーテ♪」テーマソングが魅力的だから?
店頭に置かれている焼き芋のにおいにつられて、人がたくさん来ている?
きっと、違いますよね。
私が思う、ドン・キホーテが成功した一番の理由は、「ブランディングに成功したから」です。
「ふーん」って感じですよね。
でも、ここがすごく重要で、ブランディングって個人レベルでも応用できるんです。
つまり、ドン・キホーテに習い、自分自身をブランディングすることで女性にはモテモテ。
意中の人も落とせちゃうわけです。
「そんな話あるわけがない」と思った人は、ぜひ読み進めてみてください。
知覚価値の高さが人を惹きつける
ブランディングをするにあたり、重要になってくるワードは「知覚価値」です。
知覚価値とは、人の知覚によって認識される価値のことをいいます。
例えば、ドン・キホーテと聞いて想起するワードは、「安い」「パーティーグッズ」「色々な物がある」などでしょうか。
知覚価値とは、それの逆。
つまり、「安い」「色々な物がある」から想起されるのが「ドン・キホーテ」だった場合、そこに知覚価値が生まれているわけです。
もっと具体的にいうと、会社で同僚の誕生日会をするとしたとき、同僚Aが言います「安くて面白いものが手に入るところないかな?」
すると周りの同僚は、「安い」「面白いもの」から想起されるお店の名前を挙げますよね。
その中に出てくるお店は、知覚価値が高いということになります。
何かモノを購入するというシチュエーションになったとき、ドン・キホーテは様々なワードから想起されると思います。安い、パーティーグッズ、誕プレ、面白グッズ、仮装などなど。
ここまで高い知覚価値をドン・キホーテが生みだせたのは、「安さの殿堂」というキャッチコピーだったり、商品の陳列方法にあったりするわけです。
ブランディングは人を洗脳する
さらに恐ろしいことに、ブランディングは人を洗脳することもできるのです。
実際に、あなたもすでに洗脳を受けているかもしれません。
例えば、「安さの殿堂ドン・キホーテ」というキャッチコピーにつられ、ドン・キホーテに入店したとしましょう。
店内には、無造作に陳列された商品の数々。
「○○%引き」「業界最安値!」などの売り文句がギザギザの吹き出しに記載され、至る所に置かれています。
誰しもが「ドン・キホーテに行けば安くモノが手に入る」と考えますよね。
しかし、実際に値札を見てください。
本当に他の店舗より安いものばかりでしょうか。
確かに、割安の商品は数多く置いてありますが、そうではない商品も当然あるわけです。
それは商売ですから、当然のことですし、ドン・キホーテが私たちを騙そうとしているわけでもありませんよね。
私たちはドン・キホーテの高い知覚価値を前に、勝手に「安いものが手に入る」と思い込んでしまっているわけです。
同じように、『東京ディズニーランド』は夢の世界を演出しているのであって、現実の世界にあるテーマパークに過ぎませんし、もっといえば、東京にありません。
『東京ディズニーランド』とは名ばかりに、千葉県の幕張市にあります。
私も中学生くらいまでは、ディズニーランドは東京にあるものだと思い込んでいました。
あぁ、なんとこわいのでしょう。
いかがですか。ブランディングのすごさ、恐ろしさは十分に伝わりましたか?
それでは、そのブランディングを個人レベルに落とし込む方法について解説してみます。
自分をブランディングするということ
ブランディングと聞くと仰々しい感じがしますが、やることはシンプルです。
まず、自分の今の状況、意中の相手を細分化していくことからはじめます。
例えばですが、あなたは意中の相手にどういう風に思われたいですか?
意中の人がいないのであれば、周りにどう思われたいかでもOKです。
「優しい人」「お金持ち」「かっこいい」色々あると思います。
自分を「優しい人」にブランディングすることができれば、意中の人は「優しい人」からあなたを想起してくれますし、「面白い人」でブランディングすることができれば、「面白い人」からあなたを想起してくれるはずです。
しかし、その前には市場調査も重要です。
意中の人は、「優しい人」「面白い人」など、どのタイプの男性が好きなんでしょうか。
直接聞いてもよいですし、周りの友達に訊ねるという方法もあります。
市場調査を終え、自分をどうブランディングしたいか決めたら、いよいよ行動にうつしていきます。
どういう自分で在りたいか
結論、「どういう自分でありたいか」というところに行き着きます。
「優しい人」から自分を想起してほしいのであれば、「優しい自分で在ること」になりますし、「面白い人」から自分を想起してほしいのであれば、「面白い自分で在ること」が必要になってきます。
至極当然のことを言っているようですが、これは「自分をブランディングしよう!」という心意気がないとできることではありません。
意中の人に関わらず、あなたは周りからどういうワードで想起してもらいたいですか?
在りたい自分に反した言動・考え方を率先してしまっていないでしょうか。
どのような言動・考え方であっても、そこには知覚価値が付いてまわります。
ブランディングすることで、在りたい自分と普段の言動に、一本筋を通すことも可能です。
立ち止まってもよいので、一度考えてみるだけの価値は十分にあります。
ドン・キホーテが物販の世界に革命を起こしたように、ブランディングには多くの可能性が秘められているのです。
知覚価値がマイナスに振れたときのリスクについて
知覚価値というのは、もちろんマイナスに振れることもあります。
例えば、「個人情報の流出」というネガティブなワードを聞いて、あなたなら何を想起するでしょうか。
私は某教育出版大手企業を想起します。
非常に残念な話ですが、2014年、その会社は個人情報を大量に流出させてしまい、当時、大問題になっています。
以降、企業はコンプライアンスの在り方を問われるようになり、その都度「◯◯の個人情報流出問題」は実名を上げて、議題に挙げられるようになりました。*1
このように、知覚価値はマイナスに振れることもあるのです。
だからこそ、自分自身をしっかりとブランディングすることが大事なのではないでしょうか。
私は、ドン・キホーテになりたい。あなたは?
やはり、私はドン・キホーテになりたいです。
楽しい、面白い、プレゼントなど、こんなポジティブなワードから想起されるドン・キホーテが好きですし、そういう人間になりたいと本気で思います。
あなたはどういう風に自分をブランディングしたいと考えるでしょうか。
人は必ずしも「何かを得て何かを捨てる」べきなのか
何かを得ようと、自分をブランディングしようとすると、何かを捨てなければいけない状況になることがあります。
俗に言う「何かを得たいのであれば何かを捨てろ」というやつです。
例えば、「安い」「楽しい」から想起されるドン・キホーテですが、恐らくデヴィ夫人は来店してくれません。
いわゆる高級志向の人は、ドン・キホーテではなく、マルイやSOGOなどのデパートを好むからです。
しかし、それも一般的なイメージに過ぎません。
デヴィ夫人も、店頭の焼き芋に引き寄せられて来店するかもしれませんし、パーティーグッズ目当てでお店に足を運ぶ可能性だってあるからです。
知覚価値が高ければ、自分の得たいものを、得たいだけ得られるチャンスがあるということです。
いかがでしょうか。まずは、自分をブランディングしてみることから始めてみませんか。
*1ベネッセコーポレーション『事故の概要』https://www.benesse.co.jp/customer/bcinfo/01.html
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著者:山田大地@四太郎
田舎者ですが、元気です。翻弄されっぱなしの東京を、いつか見返してやろうと頑張っています。たまに踊っています。盆踊りです。
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