モテる会話術を学ぼう 女性に正論を返す男子は一生童貞だ

出典:内閣府「共同参画」より

 

話をしていて、知性を感じる男は魅力的だ。

いろんなことを知っている。

話題の引き出しが多い。

それだけで会話は盛り上がる。


しかし、時々「はァ?」とドン引きしてしまう、知ったかぶりオトコたちがいる。

今日は、そんな無残な男たちの話を紹介したい。

 

無知の知ったかぶりは恥ずかしい

 

ある日、中年のおじさん2人会話をしていたとき。

地球温暖化について議論することになった。

 

するとオジサンはこともあろうに、

「人間の活動程度で気温なんて上がるわけないじゃん?」

と言い出した。

まさに、「はあぁ???」である。

 

普段、私はこういう場面に遭遇しても聞き流すのだが、この日は、虫の居所が悪かった。

IPCCの報告書を読んだことがないのかと腹が立ち、思わず意地悪してしまった。

 

「先日発表された国連の報告書、読みました?産業革命以降、1℃も気温が上がったことがわかってるんですよ?」

すると、生意気にこう返してきた。

「ああ、そうそう、IPCCね。っていうか、4℃くらい上がってるでしょ」。

 

絶句である。

お前、気温なんて上がらない話はどこに行った。

それも4℃ってなんなんだよ。


かわいそうなので、それ以上いじめるのはやめておいた。

こんなおっさんに遭遇すると、もう二度と会話したくなくなる。

 

お前は何様で、何を根拠に自信満々に言い切っとんねん。

そもそも、IPCCってなんだか知ってるのか?

それも、否定されると、必ず知ったかぶりで上書きしてくる。

こちとらちゃんと勉強しとんじゃ。

恥ずかしいから、それ以上喋らない方があんたのためだよ?

なのに彼の話は止まらない。

 

「風力発電なんて、使える場所ないじゃん?どんだけ強風が吹くっていうんだよ」

はいはい、そうですね、そうですね。

お前は科学者か?重工メーカーの人間か?太平洋沖で1年暮らしたことがあんのかいな?

「どやろか」

で、もう何も言い返さなかった。

 

なんせ、負けを認めない。

しょうもないプライドのために、どんどん自分のおバカを晒していくのである。

 

「知らない」を言えない男はダサい

 

まあ、こんな低レベルの会話をする人はさすがに少ないと思うが、ちょっとしたところでやりがちな人は多い。

特に、「自分は年上だから」意識である。

 

「教えてあげる」とカッコいい。

「知っている」とカッコいい。

1ミリも否定されたくない、という歪んだ意識。

これは、ハッキリ言って「しょうもない、ちっちゃい」事なのである。

 

むしろ、

「そうだったんだ、俺間違えてた、教えてくれてありがとう」

と言える男の方が、断然カッコいいし好感が持てるし、会話は広がる。

「帰ったら調べてみるね」

まで言えればパーフェクトである。

 

相手の知性を理解せずに知ったかぶりをすると、本当にカッコ悪い。

相手が万が一大学教授なんかだったら、もうアウトである。

 

女性の相談に正論を返さない

 

女性から何か相談をされた時にも、男の器量と力量がわかる。

女性の相談事というのは、だいたい

「自分の中で結論は出ているが、相手にも肯定してほしいもの」

である。

 

わかっていない男は、

「ああ言えばこういうし、こう言えばああいうし、どうしたいの?」

と逆ギレする。

複雑そうに見えるかもしれないが、対処など簡単なのである。


結局のところ、女性が男性に求めている相談事への対応は、

「否定されるのは嫌だが、あっさり肯定されるのもイラっとする」

なのだ。

あっさりと肯定することは、

「他人事だと思って、どうでもいいと思ってるな?」

と感じてしまうのである。

「お前、何様やねん」と反発を招くのだ。

 

私はいわゆる「ハイスペック女子」と呼ばれる部類の女子だ。

その私でも、例えばこのように返してくれると非常に好感度が高い。

「この部分はボクにはわからないな。でも、こうすれば良いと思うよ。」

これがとても嬉しいので、意識しておくと良い。

 

時々質問を挟むのも良いし、肯定するときは理論的に肯定する。

これが良いのである。

 

史上最悪の「君って〇〇だよね」男

 

世の中には、

「思ったことがついつい、すぐ口から出てしまう」

人種が存在する。

これは修正するのがなかなか難しい。

「君って、○○だよね」は、そのうちの一つである。

 

女性心理は複雑なもので、的外れなことを言われると「お前何様やねん」となる。

ここには、一つの基準がある。

 

「とても良い要素 + だよね」ならば、言ってしまっていい。

「そんなことないですよー」と言いつつ、女性は喜ぶ。

よほど良い要素以外ならば、

「○○ように見えるんだけど、違うかな?」

と質問にしたり、

「違ったらごめんね」と前置きをするのが良い。

違っていても修正がきくからだ。

うまくすれば、ああ、この人、自分のこと見てくれているなあと思われるかもしれない。

 

しかも、この話法の効能は小手先のことだけではない。

実際、言うにあたっても観察が必要なので具体論を上げる必要があるし、言われた女の側も、

「そういう風に見られることもあるのか」

と、あわよくば

「勉強になるなあ」

と思ってくれる可能性があるのだ。

 

ちなみに、ネガティブ要素が150%アウトなのは、言わずもがなである。

本当の優しさから伝えたいときは、

「それがまた良い所」

「優しすぎるからかな」

「キミは賢すぎるからかな」

と、ポジ要素で補うことを忘れずに。

 

「スピード違反男」は論外 完全にアウト

 

女性の「距離感」というのは独特、掴みにくいと思う人も多いのではないだろうか。

実際、その通りである。

 

前のめりだと嫌われる、もたもたしているとイライラされる。

一方で「運命の出会い!」とか言うのが好きだったりする。

 

しかし、ちょい押し、ダメだったらすぐに引っ込める、そういう形が好まれがちである。

「引っ込めかた」の方が大切でもある。

 

以前、エライ目に遭ったことがある。

仕事で、ある企業の担当者と長期プロジェクトを一緒にやることになった。

長い付き合いなので、最初が肝心と思い、まずは東京で日中に顔合わせ。

その後、相手方の地元にもご挨拶に行った。

まあ、「飲み会」である。

 

それが2回目の対面。

一緒に行った男性の先輩は、家庭の事情により、最終の新幹線でご帰宅。

私はもともと、間に合わなければ始発で東京に帰る予定だったので良かったのだが・・・

2軒め、3軒めとハシゴ。

午前様になってようやく店を出て、その中で一番若いG氏は上司2人のためにタクシーを止め、お見送りした。

律儀だなあ・・・と思っていたのもつかの間である。

こちらに居直って、突然全力で抱きしめてきた。

 

「あのね、好きになっちゃった」

 

うぎゃー!おい、待て!

今日が、顔見たの2回目なんですけど?

お前何様やねん。

私の何を知っとんねん。

 

そして、地の利を生かして、ホテル(ラブホではない)の前で一緒に降りられたり、

「会社の提携ホテルを使ってください」

と送ってくれたのは良いけれど、チェックインしている間に荷物を奪われてしまった。

部屋の前でかなり押し問答したあと、ようやく解放された。

ああ、死ぬかと思った。

これからの付き合いの方が長いのにどないすんねん。

・・・不安は的中したのである。

 

出張となると何かとヘロヘロになるまで飲まされ、解散後にメールの嵐。

物理的に危うく部屋まで来られるところだったり。

なんやかんやでプロジェクトは終わり、解放されたのだけれど・・・


普通、何回か断られたら一旦引っ込めるだろ。

こっちが逃げられないのを知ってやがるのか、単なるそういう気質なのか・・・。

ドン引きはそれだけではない。

 

別に交際に発展したわけでもないのに、ここは私も悪いのだけれどいろんな事情を話した。

そうしたら・・・

「僕は長男ですけど、でも、なんとでもします!」

いや・・・

あんたは法定速度の倍で走ってるぞ?

「ちょっと様子を見てみる」ということを知らんのか?

ここで、

「ゆっくり待ってますね。でも期待はあまりしてません。」

とか言えば、ちょっと気になるのに。

 

せっかく、一般的には一流企業勤務で高収入の「優良物件」なのに。

しかも、同僚からも同性からの評判も良い。

でもね・・・

こうなると、無理。生理的にも無理。

なんやかんやで、プロジェクトが終わって以降は連絡は取っていない。

今は結婚し、一児の父である。

 

その知らせを聞いた時ほど安堵したことはない。

良い旦那さん、良い父親になることは間違いないと思う。

幸せを願います。

 

いい男ほど謙虚に生きよう

 

ちょっと濃いメンズの話をしてしまったが、ここまで行かずとも、注意事項である。

女性は、何か結論が出なくても、「会話していること」を重要視する。

好きな音楽をずっと聞いているように、音声として楽しんでいる部分がある。

 

だから、

「長時間話したけど、内容がなかった」

ことについては平気なのである。

「何か教えてあげなきゃ」

「何か結論を出してあげなきゃ」

と思うと、逆効果なのだ。

 

悩みが入り口でも、帰る頃には笑っているのが最大のストレス発散。

それは男性陣も同じではないだろうか。

そのように会話をエスコートできる男性は一緒にいたくなる。

 

そして、ループする話を遠慮なく続けられるのは、あなたのことを信頼しているからだし、長時間接していても居心地が良いから。

男はいい加減に、この女子からの「OKサイン」の読み方を覚えておこう。

 

 


<うさぎ66号>
アラフォーWebライター。

大学卒業後、東京の一部上場企業に就職、それなりに勤めたのち退社。

学生時代は主に夜の世界を学び、数多くのサラリーマン観察を経験。

学校では「動物行動学」を専攻としていたため、人間の行動のなかに野生の本能を探す癖がある。