女心がわかるモテ男になるために、思い切ってAV男優デビューした時の話

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相互理解を深めるためには相手の立場になってモノを考えるべき、などということがしばしば言われる。

一例を挙げると、モテ指南を謳う書籍やサイトなどでは

「女の子たちは心の中でこんなことを思っている」

といったトピックスが鉄板中の鉄板である。

 

女心を解する男が恋愛でアドバンテージを持つことは、おそらく事実だろう。

とはいえ、しょせん男と女は違う生き物。

少々の努力で腹の底まで分かり合える、なんてことはありえない。

女性の立場になって、本気で相手の心の内を理解するーーそれを掛け声のみで終わらせることなく、実践するためにはどうすべきか。

 

これは筆者の持論だが、ただ頭の中で考えるだけでは不十分で、相手と同じことをしてみるのが大事だと信じている。

そうして初めて女心という摩訶不思議なものについて、男は理解するキッカケを持てるということだ。

当然ながら、うわべだけの努力では意味がない。

例えば、女心を知るためにおっさんが女装や化粧をするというのは、ちょっと違うように感じる。

というか、下手すれば禁断の性向に目覚めてしまう恐れすらある。

肝心なのは、女性と同じ立場にあえて自らを投じ、彼女たちが抱えている悩みや不安を肌身で感じ取ることに他ならない。

 

そのような信念のもと、筆者はかつてエロ本の編集長をしていた時、カメラの前で全裸になった。

AV女優の気持ちに少しでも近づくためである。

ポルノの世界は女優あってのものであり、作り手は彼女らに食わせてもらっている、いわば寄生虫的な存在だ。

女優の苦労を何ら理解せず、ただカメラを回すだけでは、女の子たちに申し訳ない。

また、顔出し上等でナニを晒す勇気がない者に、本当に良いエロ本や作品など作れるはずがないからだ。

こうして私は、プロの男優でも何でもない単なる編集者でありながら、やたらめったら出演しまくり今になって後悔に襲われている筆者の体験談を皆様にお伝えしたい。

 

笑顔と痴態を振りまくAV女優たちが抱えるリスク

長年の経験から言うと、アダルト業界には女性を搾取する構造が間違いなく存在する。

むろん中にはAVに出ることで新たな自分を見出す子もおり、作り手やモデル事務所の側に良心を持つ者とていないわけではない。

しかし、総じて言えば、AV出演で生じるリスクを一身に背負うのは本人であり、「使う側」は彼女たちが引退した後のことなど考えない。

 

業界に入りたての頃、ある事務所のマネージャーから撮影前に

「掲載媒体は本人に言わないようお願いします」

と耳打ちされたことがある。

理由を聞くと、何でもモデルをAVデビューさせる際、親バレが恐いからと拒む本人を説得するために、雑誌には絶対出さないと約束したらしい。

 

「この子結構売れてきたんで、そろそろパブリシティ全開にしたいんすよ。本人も仕事に慣れてきて、タイミング的に今なら親バレしても説得できるんで、バーンと目立つところに載せちゃってください」

ああ、この人めっちゃ黒いなとその当時は思ったが、撮影したものを使ってグラビアを組む自分も結局は同じ穴のムジナである。

身も蓋もない話だが、作り手や事務所にとってモデルは「商品」であり、価値があるうちは表向き大事にするが、仕事がなくなれば用済みとなる。

彼女たちが引退した後の人生なんて、俺たち知ったこっちゃないーーなどと露骨なことを口にはしないが、実際にやっていることを見ていれば、そう考えているとしか思えないのだ。

しかも、今や一旦出演してしまったら、引退後も海外のエロ動画プラットフォームなどに己の痴態が未来永劫残る時代。

そのリスクを、自分も分かち合ってみようというのが筆者の出演動機である。

 

一番最初に筆者が全国デビューを果たしたのは、東スポのレジャー面。

スポーツ新聞に詳しくない方のために補足説明をすると、実際は単なるエロ面なのだが直接的な表現は体裁上よろしくないのでレジャーという名で濁している、大人のための紙面である。

確か痴漢プレイに関する記事で、そこにはパンツ一丁で女子に迫っている自分のマヌケな姿があった。

しかも、どういうわけか野球面に載っていた清原の写真よりも扱いがはるかに大きい。

当時の上司に「出演1発目でキヨを超えたな」と冗談を言われたのも、今では懐かしい思い出である。

 

もともと自意識は希薄な方だが、そんな自分ですら

「これを中学時代に好きだった同級生が見たらどう思うだろうか」

なんて思いが一瞬頭をよぎってしまう。

ただ、当時は若かったし、ぶっちゃけそこまで気にもならなかったのが正直なところ。

AV女優の多くが背負っているリスクについて、本当に恐ろしさを感じたのは、もう少し後の事だ。

 

ある日、会社で撮影データの整理をしていたら、カラミ映像がどっさり出てきた。

男優役は既に退職した元同僚である。

編集局長にどうしましょうと報告すると、帰ってきた答えは

「それいいな、全部使っちまえ! 辞めてだいぶ経つし関係ねえだろ!」

そうっすね、なんて答えながらも心の中では

「ああ、なるほどこういうことか」

と思ったものだ。

 

筆者が退職した後に出演映像が発掘されたら、おそらく、というか間違いなくこの人は同じことを言うはずだ。

AV女優たちは業界から足を洗った後も、出演作を延々と使われる。

過去をなかったことにして正業に就いたはいいが、職場の誰かが見つけてしまい、下手すれば退職に追い込まれるなんて話はザラにある。

そのようなリスクを現役の女優たちが知らないはずがない。

まさに言葉通り身体を張って、世の男性に夢を与えるためにカメラの前で痴態を晒しているのである。

むろん、この程度の経験でセックスワーカーの女性たちの苦労を分かち合えたなどとは到底言えない。

それでも筆者の胸の内で、腹をくくって仕事をしている彼女たちをリスペクトする気持ちが強まったのもまた、紛れもない事実である。

 

必要なのは女性心理に迫る努力と行動、そして探求を諦めない心

女心を知るために、女性と同じ行動をし、同じ悩みを体験すべしーー

恋愛でこれをやろうと思うと、究極的にはいっぺん試しに男を好きになってみろ、ということになる。

当たり前だが、ノーマルな人にとっては不可能であるし、そもそもモテるためにゲイになるというのは本末転倒もいいところ。

より現実的な線としては、同棲中もしくは既婚者の方であれば、古い家族観で「女の仕事」とされるもの、つまり掃除や洗濯、料理などを引き受けてみることをオススメする。

 

これを教えてくれたのは、編集時代にお世話になった夫婦ともにライター業の方である。

その家庭では数カ月周期で当番を決めて、家事を丸ごと交代制にしていた。

どれほど本業が忙しかろうが、関係なし。

自分の番になったら締め切り前であっても1日3食きっちり作る。

打ち合わせで話していると、必ず話題に登るのは嫁への愚痴。

ただし、亭主ではなく家を切り盛りするおっかさんといった感じの口ぶりで、心はまるっきり女子、というかその辺にいるおばちゃんの如し。

 

なんでそんな話を自分が聞かされるハメになるかというと、嫁には直接言えないからだ。

同じ苦労を知っているからこそ、互いに不満はあっても面と向かっては口にはしない。

その甲斐あってか、かつては夫婦関係が破綻寸前までいったものの、今ではそれなりに仲睦まじくやっていると聞く。

相手の痛みを知ればこそ、人はほんの少し、優しくなれる。

最近彼女や嫁との関係が上手くいっていないという方は、ぜひパートナーに提案してみるといい。

 

「いやそもそも俺、同棲相手も嫁もいないし」

という方には、女性と同じものに興味を持ってみるという手を勧めたい。

話をアダルト業界に戻すと、エロ現場ではモデルの話相手ができるスタッフを重宝する。

要するにご機嫌取り要員なのだが、長期ロケともなれば四六時中モデルさんのケアが必要になる。

そこでメイクやスタイリストなど、自然体で女子トークができるスタッフを加えておけば、うまく現場が回るというわけだ。

 

男のメイクにはそのことを充分理解していて、流行りの音楽やファッション、アプリなどをマメにチェックしている者も少なからずいる。

言うまでもなく、そうすれば必ずモテる、女心のツボが掴めるというわけではない。

やたら女子トークに長けた男が傍目にはキモく感じられるのも事実である。

それでも若い子との接点作りとしては、確実に効果がある。

少なくとも話題が高校野球とプロレス、釣りにパチンコといったオヤジ感丸出しの男よりはるかにマシなのだ。

 

と、このように書いている筆者自身、股間にイチモツをぶら下げている男であり、やはり女心は分からない。

知らざるを知る、是れを知ると成すなり。

何事もそうだが、知ったフリ、分かったフリが一番いけない。

逆に、どうせ分からないからと探求を諦めるのも最悪だ。

重要なのは、女性心理を知ろうとする努力であり、そのための行動である。

 

奢ることなく、また絶望することなく、女心という大いなる謎に挑み続けよう。いつの日か答えが得られると信じてーー。

 

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【著者】神坂縁

ライター、編集者、翻訳者。

週刊誌記者を経て某中堅出版社に入社。

雑誌の製作に携わっていたが、十数年勤めた会社で内紛が起こったことを機に退職&日本脱出を決意。

現在は国外の通信社に勤務し、アジアの政治・経済に関するライティングを本業としている。

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