女性はなぜ、恋愛でドキドキできるのか。
それは至極シンプルなことで、相手のことをまだよく知らないからです。
距離があるゆえ、「彼はああかしら、こうかしら」とアレコレ妄想できて、女性は楽しんでいるのです。
そういった意味で、薄毛の方は薄毛という点で、フサフサメンズより自分をひとつオープンにしてしまっています。
それゆえ、ドキドキを優先する女性から見たら、ミステリー要素が減ってややテンションが下がる状態にあります。
この仕組みさえ知っておけば、対策は簡単です。
ミステリー要素を追加すれば良いのです。
トキメキたい系女子という生き物は、言い換えると〈恋は盲目〉な人たちなので、ひとたび彼氏に夢中になってしまえば、薄毛もチャームポイントに変わるのです。
ここで、私の実体験をご紹介しましょう。
恋愛対象に入りたい薄毛男子がまず最初にやるべきこと
かつて私の部下だった男性の中に、30代前半の薄毛男子が1名おりました。
その方は元劇団員で、背丈は165㎝くらい、お顔は品のいいお坊ちゃん系で、筋肉ムキムキな方でした。
彼の薄毛タイプとしては、トレンディエンジェルの斎藤さんをイメージしていただくと良いかと思います。
私は彼の作ったイベント企画をチェックし、客観的な視点でアドバイスをする役割でした。
また彼はお酒が好きな人だったので、打ち合わせの延長でよくふたりで飲みに行ったりもしていました。
ありがちですが、酔ってくると彼は、「俺、ハゲてるしモテないんです」というようなことを話し始めます。
私自身、清潔感さえあれば男性がハゲていようが太っていようが全く気にならないタイプです。
そのため、彼のように性格が穏やかできちんとしている男性ならば、ちょっとむさ苦しいですがそこまでモテないことはないだろうと感じました。
しかし、彼は薄毛であることをとにかく気にしており、当時彼の薄毛部分の髪はフワッと宙を舞っていて、手厳しい女性から見たらいわゆる〈悪あがきヘア〉と認定されかねないヘアスタイルだったのです。
女性の多くは、いき過ぎたナルシストも寒いと感じますが、いき過ぎたコンプレックスもなかなかうっとうしいと感じます。
劣等感全開の彼氏なんて、みんなで楽しく会話している最中いつコンプ丸出し発言を披露するかわかりません。
その自虐がカッコ悪くてとても女友達に紹介などできない、ゆえに付き合えないと思うものです。
まずは、薄毛である事実を受け入れ、俺だってこれくらい伸びる能力はあるんだぞというアピールのための悪あがきヘアは即刻中止しましょう。
そしてスタイリッシュに切りそろえる(整える)こと、これが必須です。
薄毛男子がオシャレメガネをかけてセクシーガイ化した話
だんだんその部下に、企画のアドバイスよりモテるためのアドバイスをする場面が増えていきました。
「モテたいならば、薄毛を恥じる発言を一切やめ、オシャレ美容院でカットしてもらえ。
あと、視線を頭部から目元に向けるためオシャレなブランドメガネをかけ、男性性の象徴としてヒゲを少しのばしてデザインカットせよ。
ここで大事なのは、ヒゲは多過ぎてはいけないということ。あまり多くすると、強そうな男性性に拒絶反応を示す女性が一定数いるから。」
と伝えたところ、素直な彼はすぐにそれを実践しました。
もともと体を鍛えていた彼は、福井県・鯖江で作られた6万くらいする「JAPONISM」ハーフリムデザインのメガネをかけることで、グッと知的要素が加わりました。
これによりやや暑苦しい筋肉野郎なイメージは薄まり、そこはかとなくセクシーさが漂うようになります。
この段階で、筋肉大好き女子、メガネ男子大好き女子、ギャップ萌え女子までモテ範囲を広げることができました(たぶん)。
彼の印象から薄毛要素が弱まり、脱いだらすごそうなメガネマッチョギャップオシャレ薄毛男子にクラスチェンジしたのです。
いろいろ要素が渋滞してしまいましたが、女性の中にもいろんなフェチがいますので、幅広い層をカバーできるポジティブセクシーガイに仕立てれば、彼女を作ることくらいお茶の子さいさいです。
彼は小柄でしたので、それが女性の警戒心を解くのに有利に働いたのでしょう。
クラスチェンジ後の姿で飲み会に行ったら、フリーの子を捕まえてすぐ彼女にできたそうなのですが、その後調子に乗ってやや遊び人風になって雰囲気が変わってしまいました。
メガネは、基本的には医療器具です。
しかし、男性がネクタイ・腕時計・メガネを外す姿に女性がグッとくることからわかるように、女性から見れば、メガネも男の武装の一つです。
その人と付き合っていなくても、女性は男性のそういう瞬間を見てしまうと、
「私の前でだけ気を許して武装を解除している」
という場面を妄想して、ドキッとして萌えてしまうのです。
メガネをすることは、自分を隠すフィルターをひとつ作ることであり、ミステリー要素を追加することと同じです。
一度ドキッとさせてしまえば、しめたもの。これで、トキメキたい系女子もそこそこの層はカバーできることでしょう。
薄毛など、清潔感とミステリー要素さえ纏えばまったく問題のないこと
私が思うに、まだ「ハゲや薄毛ではモテない」と思いこんでいる男性は、昭和のあの偉人たちのイメージが心に根強く残っているに過ぎません。
『サザエさん』に出てくる波平と、「ちょっとだけよ」の加トちゃんです。
〈立ち上がる一本毛〉と〈ちょび髭〉を装ったこの二大巨頭が、笑いの神であったがゆえに、人々の深層心理に根深く存在しているのです。
決して、この二大巨頭を否定しているわけではありません。
この紳士たちのイメージは、平成の時代においては、郷愁を刺激して味わい深いものがありました。
ですが、「ハゲ」という言葉をネガティブに捉えることが逆に、おじさん臭いという印象を与えるでしょう。
今を生きる薄毛男性は、後世の人々から「令和のイケオジ」と憧れられるようなイメージに、薄毛男性像を塗り替えることも可能なのです。
女性からしたら、薄毛を言い訳にして努力しない男性の方が嫌です。
オシャレもしつつ筋トレしたり、趣味を極めたり、内面を深めていけば、魅力は自然と滲み出てくるものです。
何より、毛髪が天に舞うなどしてハゲ散らかさないようにする清潔感が大事です。
結論を言ってしまいますと、薄毛など、歯が汚いことと比べたら何万倍もマシであり、比べるのも〈薄毛に失礼〉と思うほど、薄毛とはさわやかなテーマなのです。
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【著者】片山 ゆき
早稲田大学第一文学部総合人文学科にて哲学や心理学を研究したのち、さまざまな業界で営業職や管理職を経験。
その後、クリエイティブ系複合施設でマネジメントをする傍ら、ライター業をスタート。
趣味で、男性心理と女性心理について研究する日々。
