ダメ男はなぜモテる?引っかかる女の特徴をヤバい実例とともに解説

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金銭感覚、貞操観念、社会常識等々、なにもかも狂っている人間というのは、観察している分には面白い。

そういう輩と付き合っていると、ゴミ山の中に咲く一輪の花のごとく、むしろいい面を見つけてしまうことすらある。

もし自分が、女だったら。

しかも、心を病んでいたとしたら。

まかりまちがってその一輪の花に愛おしさを覚える可能性は、なきにしもあらず。

今はもう音信不通になってしまったが、私がエロ雑誌編集長時代に先輩から紹介されたTという男の恋愛が、まさにその典型だった。

 

初めて会ったのは忘れもしない、地下鉄日比谷線六本木駅の駅階段。

クラブ帰りにばったり先輩と鉢合わせてTを紹介された時、彼の第一声は、

「にゃ、にゃにか持って、にゃーい?」

滑舌が激しく悪いのは、おそらくヤバい物質の後遺症。

先輩とはインドのゴアでたまたま同じ宿だったのが縁という、並外れたジャンキーだった。

 

外見は水木しげるの漫画(アニメ版ではなく劇画)に出てきそうな妖怪フェイスで、自分が裁判官なら顔だけで実刑判決を下すルックスである。

中毒者にありがちな話だがTは常に金欠で、友人認定された瞬間から自分もタカリの対象と相成った。

 

ところが、よくよく観察していると本人には悪意がまるでない。

いつもは人にたかってばかりの彼だが、何かの拍子に臨時収入があると、なけなしの金を惜しげもなく大盤振る舞い。

自分が楽しく、みんながハッピーになれば、後のことはどうでもいい。

金があれば人に施すことをいとわず、ない時は誰かに頼る。

ただ、基本いつも金がないので、頼ってばかりになる。

そして、己と同じく持たざる者、何かしら問題を抱えた人間にはとことん優しいという憎めないクズ男なのだった。

ゆえに友達付き合いを続けていたのだが、さすがにコイツに惚れる子はいるまいよ……と思っていたら、ある時いきなり彼女ができた。

 

その話を聞かされたのは、正月明けの中央線。

またもバッタリ会ってしまい、そこで馴れ初めを聞かされた。

本人いわく、ふたりでネタをシェアしてサイケデリックセッションでどうしたこうしたという話。

ただ、簡単に言えばクラブで出会ったスーパーメンヘラ女子に、何でもしてあげるから一発やらせてと頼み込んだだけのことだった。

するとお相手の女子は行為の最中、ぽろぽろと涙をこぼしながら突然こんなことを口走ったそうだ。

「生まれてきて、今が一番幸せ」

 

もしかして、キメセクでもやっていたのか?と疑わざるをえない。

それとも、激しく心を病んだ自分を初めて受け入れてくれる男に出会えた喜びなのか。

きっと、その両方なんだろうなァ……などと話を聞きつつ物思いにふける筆者に、Tはこう言い放った。

「ヒ、ヒ、姫初めェ……ふひひ

正月明けでただでさえ寒々とした電車内の空気が、ガッチガチに凍りついた。

 

結末はありきたりで、Tは福祉で暮らしている彼女の家に転がり込み、ヒモ生活をスタート。

働いていた頃はまだ辛うじて残っていた社会性を完全に失い、ある日、職質で御用となった。

もちろん、彼女と出会わなければ警察のご厄介になることはなかった……とは言い切れない。

しかし、少なくとも友達として付き合えないレベルにまでクズっぷりを加速させることはなかっただろうとしみじみ思う次第である。

 

最低のクズ野郎すらモテる、いわんや俺をや

もうひとりクズ野郎をご紹介すると、その知人はオーラ以前に肌から威圧感があった。

いわゆるガングロ、オラオラ系。

彼を紹介された際、最初に感じたことは

(まだこういう人、いるのか・・・。)

それくらい見た目からして悪かった。

ちなみに彼女の方は、赤羽あたりの格安キャバクラにいそうなド派手メイクの娘さん。

 

彼いわく、仕事は貴金属の訪問買取りだという。

知らない方のために説明すると、裕福そうな家に飛び込み営業をかけ、金や宝石など金目のものを口八丁で安く買い叩くシノギである。

「都内はもうあらかた同業に荒らされてるんで、地方が狙い目なんすよ。

でも、田舎だと鍵開けっ放しで誰もいない家とか結構あるんすよね。

そういう時は待つのもかったるいんで勝手に上がっちゃうんす」

それは買取りではなく空き巣と言う。

 

彼女の方は、そんな白昼堂々の彼の犯罪まがいの仕事話を聞きながら、

「来週から彼、山梨出張なんでウチ超寂しい〜」

とか言ってる始末。

一体こんな男のどこがいいのかと思うのが普通の感覚だろう。

でも、自分は過去の経験から、おそらく彼にも何がしか愛すべき部分があるのだろうなと思った。

 

同時に、ふたりの恋の結末を想像せざるを得なかった。

真っ黒な商売が立ち行かなくなり、やがて彼女の稼ぎを吸い取るだけの寄生男に変身。

そして、このタイプはためらいなくDVをやるだろう……と思っていたら、全くその通りになったと友人を介して聞いた。

聞けば彼女に家を追い出された後も自宅を何度か襲撃し、「いけいけゴーゴー!」とか言いながら部屋中のものを叩き壊すという狼藉をはたらいたらしい。

 

「いやー、昔はあそこまでおかしくなかったんだけどね」

とは、彼を筆者に紹介した友人談。

そんな彼も今では完全に行方不明となった。

どこかで生きてはいるだろうが、この種の人達は電話番号を変えないといけない事件をたびたびやらかすものだから、すぐ連絡先が分からなくなる。

彼女に見捨てられた後、彼に気づきがあったことを祈るばかりである。

 

まとめると、善悪を別とすれば、ワルはワルなりに尖った個性を持っている。

そこに魅せられる女子がいるのは、ある意味自然なこと。

なぜなら、全くもって没個性の男に比べれば、黒いオーラをまとった輩の方がまだ女性の視界に入りやすいからだ。

では、モテない男はたとえ負の魅力でも、何もないよりマシかといえば、答えはノー。

そもそも、異性に響くものをカケラも持たない男というのは、おそらく存在しない。

クズの中にすらモテに繋がるものがあるなら、自分の中に、ないはずがない。

モテクズ男に惹かれる女子がいるのは母性をくすぐられる、支えてあげたくなるといった理由だけではない。

 

彼らがどうしようもない輩であるがゆえに、いい面がことさら愛しい瞬間があるーー筆者はそのように考える。

クズを鏡とせず、こんな奴に負けてたまるか! くらいの気合いで、ぜひ恋愛に積極的になっていただきたい。

 


画像引用:経済産業省「騙されてはいけない電力自由化5つの嘘

 

【著者】神坂縁

ライター、編集者、翻訳者。

週刊誌記者を経て某中堅出版社に入社。

雑誌の製作に携わっていたが、十数年勤めた会社で内紛が起こったことを機に退職&日本脱出を決意。

現在は国外の通信社に勤務し、アジアの政治・経済に関するライティングを本業としている。


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