
「モテ」というのは、性別、年齢、世代を問わずに関心が高いテーマですよね。
だれだって、他人から嫌われるよりは好かれたいものですから。
でも、そもそも「モテ」ってなんでしょう?
ただ異性(場合によっては同性)に好かれやすい人間のことを指すのでしょうか?
モテるための法則なんて本当にあるんでしょうか?
今回は、わたしなりに「モテ」の意味を考えてみようと思います。
モテる人は他人に興味をもち好意を伝えるのがうまい
「モテるコツ」というノウハウは巷に腐るほどありますが、 正直「うさんくさいなー」という気がします。
だって、好みなんて人によるじゃないですか。
ただ、個人的な観測ではありますが、モテる(他人から好かれる)人には共通点があるように思えるのも事実です。
それは、「他人に興味をもち好意を伝えるのがうまい」こと。
わたしのまわりの人気者を思い浮かべてみると、完全に受身だという人はまったくいません。
いろんな人の誕生日を覚えていたり、マメに連絡をしたり、ちょっとした外見の変化に気づいたり、積極的に話しかけたり。
自分から他人に興味をもって近づく人ばかりです。
たとえば、誘ったら来るけど相手からはまったく誘ってくれないし連絡もこない。
長い付き合いなのに知らぬ間に結婚していたり、引っ越していたりする。
そういう友人、いませんか?
わたしには、そういう一線を引くタイプの人がモテているイメージがありません(それが悪い、とは言いませんが)。
モテる人というのは、自分から「あなたに関心がありますよ」と態度で示すような気がします。
だから相手も、「この人は自分を好いてくれているんだな」と好意をもつ。
要は、好意のプレゼントがうまいから、相手からも好意が返ってくるのです。
好きな人のためならしぜんと「気が利く男」になる
まず自分から他人を好きになる。
そうすると、相手に関心があるから「会おう」と誘うし、話の内容も覚えているし、好みも把握しているし、連絡もとるし、気を配れる。
だからしぜんと「優しい」「気が利く」振る舞いになる。
それが「モテ」につながるんじゃないでしょうか。
相手のことが大切だと思っていれば、相手を喜ばせたい、 相手が嫌がることはしないでおこう、と意識しますからね。
そうそう、一度大阪のリッツカールトンに泊まったとき、ベルマンの方に大阪城へのルートを聞いたことがあるんですね。
翌日、チェックアウトでロビーに向かったら、その方に「大阪城はいかがでしたか」と聞かれました。
「たくさんいるお客さんのなかでわたしのことを覚えていてくれたんだ!」 とすごくうれしかったのを覚えています。
その他大勢ではあっても、そういう一言があるだけで 「自分に関心をもってくれている」とうれしくなるものです。
モテる人というのは、日常生活のなかでこういうことがしぜんとできる、 やっているタイプなんじゃないかなーと思います。
で、そうやって他人を喜ばすことができるのは、やっぱり「まず自分が他人を好きになり興味をもつ」ことが不可欠なんじゃないかと。
個人的に超かっこよかった2人の男性のセリフ
たとえば、わたしが実際に会った男性で「こいつはモテる……!」と思ったのは、こんなときです。
先輩とお酒を飲んだときのこと。
まったくお金を出さないのは申し訳ないので少しは払いたい、と伝えたところ、「今日は楽しかったからお礼におごらせて」と言われたことがあります。
楽しかったのはわたしも同じとはいえ、そう言われたら当然、 悪い気はしませんよね。
この一言は本当にかっこよかったです。
ほかにも、同級生数人との飲み会帰り、帰り道が同じ方向の男友達と2人になったときのこと。
「酔い覚ましもかねて送るよ。もうちょっと話してたいし」と言われました。
その人とは10年来の友人なので、いまさら恋愛感情どうこう、というわけではありません。
ただ「いっしょにいるのが楽しいから送る」という言葉は単純にうれしかったです。
モテる人って、「好き」という気持ちの絶対量が多いのかもしれませんね。
だから惜しみなく他人に好意をわたすことができる。
そういえば、モテる人はあまり人の悪口を言わないような気がします。
気持ち悪い好意とうれしい好意のちがい
「でも好意を伝えたら気持ち悪がられるのでは?」
そう思い、伝えるのをためらう人も多いですよね。
たしかに、好意を伝えるというのは繊細な行為なので、ためらう気持ちもわかります。
ただ、たいていの人は、好かれて嫌な気はしません。
自分への好意が気持ち悪いと思うのはせいぜい、「お前も俺のことを好きだろ?」と勘違いしている場合と、下手に好意を隠したりにじませたりする場合くらいなものです。
たとえば過剰なボディタッチは、勘違いの最たるものです。
上司の娘に「俺のことが好きなんだろ~?」と肩を抱いたりしませんよね。
悪い意味で相手を選んでいる時点で、それは相手のためではなく自分のためなのです。
そりゃ好かれません。
そして好意をにじませるのも、引かれる可能性が高いです。
たとえば「チケットあまってるから映画に行こう」とか、「○○にドタキャンされて暇だから会おう」とか、そういうやつです。
女々しい感じがしますし、下心が見えるとなおさら印象が悪いです。
イメージしやすいように、好意を「相手へのプレゼント」だと考えてみましょう。
「俺が好きなプラモデルやるよ! 喜べ!」と言われてもうれしくありません。
「本当はあげるつもりなかったけど、あまったからクッキーあげるよ」と言われても素直に喜べません。
プレゼントは、相手が喜ぶものを喜ぶタイミングや状況で渡すから「いい」のです。
自分の好きなものを自分のやりたい方法で贈るのは、プレゼントではなく押し付けです。
こちらのことを思いやった好意であればうれしい。
自分本位な好意の押し付けなら気持ち悪い。
そのちがいでしょう。
他人からモテたければ、まず自分が他人を好きになるべし
「モテる」とはいっても、人間の好みは多種多様。
みんなに好かれるのは非現実的です。
とはいえ、多くの人に好かれる人がいるのもまた事実。
そういう人はきっと、好意の絶対量が多くて、その気持ちをさわやかに伝えるのが得意なのだと思います。
「好き」という気持ちを多くの人に渡すから、「好き」という気持ちを返してもらえる。
「モテ」というと、「多くの人から好かれる」というイメージが最初に来ますが、モテる人はたぶん、まず自分から他の人を好きになって、その人を大切にしています。
他人をぞんざいに扱う人はモテないでしょう。
というわけで、「モテたければまず自分が他人を好きになり、大切にすることからはじめるべし」というのが結論です。
ファッションや仕草、LINEテクニックなんかも大事ですが、まずは自分が他の人を好きになることが大切なんじゃないでしょうか。
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プロフィール:雨宮 紫苑(あめみや しおん)
91年生まれ、ドイツ在住フリーライター。Yahoo!ニュースや東洋経済オンライン、ハフィントンポストなどに寄稿。ブログ「雨宮の迷走ニュース」運営。著書「日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち」(新潮新書)