
モテたい!
そう思うのであれば、まず女心を知る必要があります。
しかし、「女心と秋の空」といわれるように、どうせ女は移り気で、複雑で、おまけに「どうせイケメンが好きなんだろ」とやさぐれていませんか。
それでも、女心の解析は意外と成功法則があります。
女性が恋に落ちる仕組みとは?それを研究した偉大な先人から素直に学び、モテましょう。
今回は、主にスタンダールとハイネを参照しながら、女性が恋へと落ちる仕組みを確認していきます。
鎮まらない小さな疑い
恋を唯一の仕事そして最大の仕事と考えた200年前の作家スタンダールは、その著書『恋愛論』で
「いつも鎮めなければならない小さな疑いがあるということ、これがたえざる渇きとなって幸福な恋愛に生命を与える」
と書いています。これは心に小さな疑いが生じ、それがどうやっても収束しないとき、それこそが恋のはじまりであると定義しているのです。
つまり、やるべきことはただひとつ、相手の心に疑惑を生じさせること。
「この人は私のことが好きなのかな?」という小さな疑問。
それが起こったときは、もう相手が恋に落ちています。
個人的な拙い恋愛経験から話を書いて本当に恐縮ですが、他ならぬ私自身が、この小さな疑いを心に起こしたことがあります。
だいぶ前のことですが、ある男性と出会った時、彼は帽子を2つ持ってきており「うーん。午後からどっちをかぶろうかな」と真剣に悩んでいました。
美やおしゃれに関心が低かった当時の私にとってこれは衝撃で、「どうしてこの人は、帽子をふたつ持っているのだろう?そして、午後から帽子を着替えるなんて…」と感じたのです。小さな疑いです。
これが恋のサインで、疑惑はそのまま放置しておくだけで何があっても思いは“結晶化”されていきます。
この結晶化が『恋愛論』を歴史的名著へと押し上げた、かの有名な「ザルツブルグの小枝」であり、フランス語でcristallisation(クリスタリザシオン)と呼びます。
恋が勝手に結晶のようになり、どんどん精神的な結びつきが強くなっていくということです。
なぜ彼は帽子をふたつ持っていたのか?私の心に生じた疑いは晴れませんでした。
しかし、今ならわかります。一流の職人はオーダーがなくてもものを創り続け、一流の物書きは誰も読んでくれなくても文章を書くのです。
それと同じで、一流の恋人はデートの予定がなくともおしゃれするのです。
スタンダールが教えるモテの極意
さらに、スタンダールはひとつモテることへのヒントを後世に残してくてれています。
「女は恋人を選ぶにあたって、彼女自身が男を見る気持ちよりも他の女が彼を見る態度を重んじる。」
とあります。これは何をいっているかというと、『運命の恋を叶えるスタンダール』(水野敬也 著)では『評判』を起こさせることだと解釈されています。
つまり、噂の男になることです。
何か、何でもいいので、人が「あの人はこの専門家だ」といった結果をだしましょう。
それがたとえ女性ウケしない趣味の評判でも良いと思います。
たとえば、あなたが戦争映画にものすごく詳しいと考えてみましょう。
そこから教訓を導き出して、メディアで記事化し、同性からの圧倒的支持を集めれば、それだけで“評判“になります。
他ならぬスタンダール流に考えれば、恋というものは評判をフックとして生まれるということです。これは男も女も同様だとされます。まず、評判を起こしましょう!
・ハイネに学ぶ恋愛の極意
詳しくはここでは触れませんが、まず評判を立てて、心に小さな疑いを想起させ、友情を愛情に変化させることに注力するといいのではないでしょうか。
さらに、スタンダールより10歳ほど年下でありながらも同世代のロマン派詩人・ハイネの詩集からも、モテの極意を学んでいきましょう。
ハイネは
「とことんまで恋したものは、友情に手をつける」
という言葉を残しています。正確にはハイネは恋愛詩人ではないというご意見はあると思いますが、古典主義から脱出して私的感傷を重んじ、個人主義が台頭する当時のなかで、生来の詩的な感受性で世界を読み上げた偉大な詩人であることは確かです。
ハイネのお墨付きを得て、友情モードから恋愛に“手をつけ”ましょう。
男女の友情がありかなしかはここでは触れませんが、まず評判を立てて、心に小さな疑いを想起させ、友情を愛情に変化させることに注力するといいのではないでしょうか。
小さな疑いはどうやって生じる?
ではその小さな疑いをどうやって生じさせるのか。
簡単なのが少しお兄ちゃんぶることです。
これは「ブラザーロジック」と『他人が必ずあなたに従う 黒すぎる心理術』(ロミオ・ロドリゲスJr著)で定義されています。つまりちょっぴり、“いじる”ことです。
同著によると、
「多くの女性はお兄さんのような男性に無意識に性的な意識を持つ」
とされています。
兄は常に味方してくれて、さらに自分には性的な関心がなく、妹を性的には見られないからこそ、女性は安心して自己開示できるとされます。
しかし、いざとなったら絶対的に味方してくれて、誰よりも心配してくれる、そんな人には恋愛感情を持たざるを得ないのです。
しかし「いじる」といわれても、誰かを傷つけるのはいけませんよね。
「悪い戯れ」と書いて「悪戯」ですから、少し、ほんの少しだけ悪戯をしましょう。
そもそも、少年のような心を持っている男性は、すべての女性の母性を掴み、非常にモテるのです。少年は(少女もですが)、いたずらをするものですよね。
小さな疑いが起こったことをどう見抜く?
でも、心の中ってみえませんよね。
その場合も、小さな疑いを確かめる方法があります。
それが、カクテルパーティ効果で、『黒すぎる心理術』では
「もし相手があなたに対して関心があれば、あなたの話す言葉ははっきり聞こえるし、もしあなたに関心がなければ何度も聞き直す」
と説明されています。そして、駅のホームの電車が通り過ぎる一番うるさいタイミングで相手の名前を呼ぶことが推奨されているのです。
正面からではなく、向こうがこちらに注意を向けていないときに、電車が通り過ぎた際、反応があればそれは小さな疑いが、反応がなければまだ疑いが起こっていないサインとなります。
このカクテルパーティ効果を使えば、次に取るべきアクションが見えてくるのではないでしょうか。
まとめ
恋愛について、東西の名著を紐解き、女性が恋に落ちた時のことをみてみました。
人間が人間に憧れを抱くわけですから、200年前に発見され現代に語り継がれる心と恋の働きは特に変わらないことがわかります。
評判を立て小さな疑いを起こすー。
これが、歴史上の偉人が教える女性が恋に落ちる仕組みです。
よって、まずすべきは何かで噂の男になること。
評判を立てたあとは、相手へのアプローチを通して小さな疑いを起こしましょう。
「この人は私を好きなのかな?」という小さな疑い。それが起こったときは、気がついたらもうモテています。
ハイネは死の間際まで異性からの人気がありましたが、スタンダールは正直あまりモテなかったという話が残っています。
しかし、スタンダールが生涯唯一の仕事として研究した恋の話から、学ぶことはとてもたくさんありますよね。
参考文献
・スタンダール『恋愛論』
・ハイネ『恋愛詩集』
・水野敬也『運命の恋を叶えるスタンダール』
・ロミオ・ロドリゲスJr『他人が必ずあなたに従う 黒すぎる心理術』
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書き手
名もなきライター
プロフィール:ライター歴5年。恋愛経験は乏しいが、なぜか無職になってから最高の男性とマッチングし(たつもり)、毎日幸せに暮らしている(はず)
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