
このお話は、私がたくさんの男性に出会った中で見つけた『モテる男』達との駆け引きの奮闘の記録です。
初めに私のスペックをお話しすると、私は過去数年間キャバクラやクラブに勤務していた経験があり、成績もそこそこ優秀で歌舞伎町のお店でナンバーワンになったこともありました。
お店で鍛えた会話術に人と接するのが好きな性格、加えて若さも手伝って、当時はそれなりにモテていました。
しかし、モテる男達は一筋縄では行かなかったのです。
『二次会は、今日はごめんなさい。』に対するモテる男の対応
当時少しずつ婚活も意識していた私は、いわゆる合コンにもよく参加していました。
そこでいつもの戦友達(可愛い子ばかり!)と決めていたルールが、初対面の方とはどんなに好印象でも二次会に絶対に行かないということでした。
理由としては、『もっと知りたい』『また会ってみたい』という気持ちを残した方が、人間はつい意識してしまうものだと聞いたことがあったこと。
たくさんの出会いを求めていたため、毎回二次会にまでお金を使うのはちょっとなぁ…と思っていたこと。
気になる人は後日個別でお誘いした方が効率的である・・・などでした。
そして一次会が終わるころ、男性側幹事から繰り出される「今日はみんなまだ時間あるの?」という流れ。
決まって私の返答は「二次会は、今日はごめんなさい。また今度飲みましょう!」。
すると、大抵の男性は「少しでいいから付き合ってよ~」「いいバーを知ってるから紹介したいんだ」等、なんとか二次会に連れて行こうと交渉してきます。
お決まりの流れなので、食い下がられた時用のシナリオまでしっかり頭にインプットされていたほど。
…が!
この日のグループは違っていました。
この日一緒に飲んだのは、私の数ある合コン史上、間違いなく最強のモテる男のグループでした。
全員超有名企業勤務。高学歴。おしゃれで今どき風の誰が見てもモテそうな4人組。
後光が差して見えました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、会計中にとうとう男性側幹事が口を開きました。
「今日はみんな二次会は行けるの?」
見渡すと、明らかに全員の顔に迷いが生じているのがわかりました。
しかし、全員と打ち合わせするタイミングなんてなかったので、急に自己判断でOKするわけにもいかず、例によって口から出た言葉は
「二次会は…今日はごめんなさい。」
「そっか、じゃあまた機会があったら!」
間髪入れず、引き留められることも食い下がられることもなく、そう言われました。(チーン…)
そう、モテる男にはこんな駆け引きは通用しないのです。
二次会をもったいぶるような女にしがみつかなくても、寄って来る女は腐るほどいるんだろうな、と。
その後私たちのルールには、
『※明らかな優良物件の時は臨機応変に対応』
という注釈が加わりましたとさ。
渾身の『連絡先、教えていただけますか?』に対するモテる男の対応
ある日、いわゆる婚活イベントに参加した時のこと。
女性は無料、男性は7000円と結構な金額だったように記憶しています。
次々に色々な男性が自分の前に座り、トークを楽しんでいると突然、いかにもモテそうな端正な顔立ちの長身の男性が目の前に現れたのです!
正直、こういったイベントでは見かけないようなレベルの高さにサクラかとも疑いましたが、「仕事の関係で調査がてら来てみた。
いい方がいればそろそろ結婚はしたい」と彼は言いました。
1つの席に割り当てられる時間は短く、全員の男性が会話もそこそこに連絡先交換を迫って来る中、彼はそんな素振りを見せることもなく、席替えの時間が迫って来ました。
『まさか、このまま連絡先交換せずに彼は行ってしまうの!?そんなの嫌!是非お近づきになりたい!』そう思った私はドキドキしながら初めて自分からこう言いました。
「連絡先、教えていただけますか?」
シーン…
…
しばしの沈黙の後、彼は困ったような表情で言いました。
「ごめんね、会場にいる子全員と話してから決めたくて。また声掛けさせて。」
…玉砕!!!
恥ずかしい!!!!
「はい、是非お願いします…」
絞りだした声でそう言って去り行く彼を見送りました。
その後、彼が私のもとにやってくることはなく、
モテる男はガツガツ連絡先を聞いてこないどころか、聞いても断られてしまうんだなぁ…
と一つ勉強になった出来事でした。
計算づくの『連絡できなくてごめんね。最近ちょっと忙しくて』に対するモテる男の対応
婚活に精を出し、いろいろな男性と連絡を取り、お食事などに出かけていた時期のこと。
この時の私は、たくさんの男性とお食事に行くもフィーリングが合う人がなかなか見つからず、少し疲れていました。
そんな中で、メールは続いているのですが、なかなかお食事に誘って来ない男性が居ました。
数日前の合コンで出会って、連絡先交換まで漕ぎつけたハイスペックな彼。
日常会話のメールは毎日あるものの、煮え切らない態度にやきもきしていました。
目ぼしい男性がいなかった私は、どうしても彼とお近づきになりたく、駆け引きを始めました。
作戦内容は、数日間メールを止めて返信しないでおくというもの。
コンスタンスに連絡を取っていた相手から急に返信がなくなれば、私のことを意識してくれるはず!
この方法で男性に追われた経験が複数回あった私には、自信のある作戦でした。
翌朝、いつもの『おはよー。』のメール。
すぐに返信してしまいたい気持ちを抑えて、作戦実行!
1日、2日め…
連絡はなく。まだまだ様子を見ているのかな?
3日、4日め…
そろそろ連絡しようか迷ってるかな?
5日め、6日め…
なかなか彼からの連絡はなく、ついに迎えた1週間、7日め。
さすがに不安になった私は、しびれを切らして自分からメールを送りました。
『連絡できなくてごめんね。最近ちょっと忙しくて。○○くん、元気?』
すると、数分後にこの返信。
『変わらず元気にやってます!無理しないでね!』
あっけらかんな返信にもう拍子抜けです。
その後、また以前と同じように毎日の他愛無いやり取りが再開し、私の決死の作戦などなかったことかのよう。
相手のペースを乱すつもりが、大いに乱される結果になってしまいました。
この後、私はつかみどころのない彼に疲れてしまい、少しずつ連絡頻度は減り、二度と会うことはなかったのでした。
今思えば、他に本命の子がいたのかな?とも思いますが、この時私が得た教訓は『モテる男には下手な駆け引きは意味がない』というものでした。
モテる男に駆け引きは通用しない
ここで紹介したエピソードに登場するモテる男達に共通して言えることは、みんな非常に『余裕がある』ということです。
人間とは、追われると逃げたくなる生き物で、ガツガツされるとひいてしまうもの。
しかし、男性には狩猟本能があると言われており、女性(獲物)を追うのも当然の摂理ですよね。
そんな背景もあり、往々にしてガツガツした男が多い中で『余裕がある』男性は女性にとっても珍しく、希少価値のある、気になる存在なのです。
その余裕がモテる男を魅力的に映し、更にモテて、余裕は雪だるま式に大きくなり、結果どんどんモテる。
余裕という強靭な鎧を身にまとったモテる男達は女性を追いかけまわしたりせず、常に需要があることから、駆け引きなんて通用しないのだということを私は身をもって知ったのでした。
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Mai Mizuki
20歳で水商売の世界へ。キャバクラやクラブを何店舗か勤務し、22歳で歌舞伎町の店舗でナンバーワンに。その後結婚し、主人の仕事に帯同し数年間アメリカで暮らす。現在母業の傍らフリーライターをし、日々勉強中。
<Photo:Ben White>