フレディ・マーキュリーに学ぶ「成功するための哲学」

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クイーンは世界で最も成功したロックバンドの一つと言われていますが、最初からうまくいっていたわけではありません。


今回は、そんなフレディがどうやってショー・ビジネスの世界で成功し出世したか、彼自身の言葉から探ってみましょう。

容姿や才能に恵まれていなくても出世できる

特にボーカリストのフレディ・マーキュリーは、今でこそ、伝説的なフロントマンと言われていますが、デビュー当時に多くのコンプレックスがあったことはよく知られています。


映画「ボヘミアン・ラプソディ」で描かれたように、インド系の少数民族の移民出身で、さらに歯が出ていることに強いコンプレックスを持っていたようです。しかもとてもシャイな性格でした。


では、音楽の才能があったか。


映画では、フレディがいきなりクイーン(スマイル)に誘われたことになっていますが、Youtubeのインタビューなどをよく読んでみると、実は初めは他のメンバーはあまり乗り気ではなかったようです。


ギタリストのブライアン・メイも、ドラマーのロジャー・テイラーも、フレディをボーカリストとしてあまり真面目に考えていなかったし、高く評価してもいませんでした。
フレディは、事実、クイーンの前身のバンド「スマイル」に入りたいと言って、断られています。


それが、クイーンとして成功し、大勢の人に愛されました。ある意味、世界で一番モテた男になり、ビジネスでも成功したと。

強気の態度が成功の鍵

映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも描かれているように、クイーンは最初はメディアからも無視されます。


批評家には「レッドツェッペリンやイエスの二番煎じ」などと言われ、肝心のレコードも大して売れません。


いまだに、批評家には正当に評価されているとは言い難いバンドです。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」自体の評判も最初は芳しくないものでした。


ところが、彼らはいつも自分たちへの自信を失っておらず、その「強気な態度」こそが自分たちの成功の秘訣だと言っているのです。


フレディが無名時代から「俺はレジェンドになる」と周囲に言っていたことは有名です。
「僕はスターになるのではない、俺は伝説になるのだ」(1)と。しかし、当時は誰も本気にしていなかったそうです(2)。


彼らが成功する前からスターのように傲慢に振舞っていたことは、映画でも描写されていました。


そしてこの考え方は、クイーンというグループにも適用されるのです。

決して二番手で妥協するな

フレディは決して二番手で妥協するな、常にトップを狙えと言っています。

クイーンが最初に作られた時から、僕たちはトップ・スロットを狙っていたし、それ以下のものになるつもりはなかった。
このビジネスには大いに自信を持っていた。(中略)もし、誰かが「僕はそんなに多分優秀ではないと思う、多分、2番目でいいんじゃないかな」などといっていたら、忘れることだ。
僕たちは自信に満ちていた。そうあるべきなんだ。ある意味での自信に満ちた傲慢さと完璧な決意が必要だ。もちろん、音楽的な技術とともにね。(*3)

また彼は、同じ本で、「何かを始めるのなら、傲慢さはとても良いことだ。そしてそれは、ナンバーワンのグループになるということで、ナンバーツーになることじゃない」とも言っています。

副業気分でやるな! 本気でやれ

もう一つは「本気でやれ」ということです。
フレディは、本気で成功しようと思ったら、副業気分ではなく、本気でミュージック・ビジネスに取り組まねばならない、とも言っています。覚悟を持って、本気で勝ちに行け、と。

(クイーンのメンバーは)誰一人、9時から5時の仕事にしがみつこうと思ってなかった。
僕たちは、「OK、やってみよう、けど、もしうまく行かなかったら、他の人たちがやってることをすればいい」ってバンドじゃなかった。違う、それは間違ったやり方だ。本気でミュージックビジネスに入っていくつもりだったら、「丸ごと」入っていく必要があるんだ。(*4)

最初は奇抜なことをやって目立て!

フレディ・マーキュリーは、大衆に自分のことを知らせるためには「outrageous」であれとも言っています。
これは突飛な、風変わりなという意味があります。クイーンの初期はまさにそうで、変わった化粧や衣装で度肝を抜かれたわけです。

大衆の目を惹きつけて、ショックを与えることで価値が生み出せるのだ」(*5)

というのです。

フレディ・マーキュリーは、自身が音楽市場における「商品」であること、パフォーマーであること、お客を楽しませるべき存在であることに自覚的でした。


クイーンには「Let me entertain you」という歌があります。
ショービジネスについて歌った歌ですが、お客さんに対して「今日はいい商品があるよ」「今日は良いショーを見せてあげよう」と歌っています。自分は商品であると強く意識し、「どう見せるか」を考えよ、と。

ビジネスで成功するならフレディの戦略を参考にしてみよう

コンプレックスを克服し、大スターになった彼の言葉には、「非モテ」で悩む人の一つのヒントになります。


実際、周囲の成功した人を見ていても、特に容姿に恵まれていたとか、性格が大胆だったとか、そんな人ばかりではないのです。
彼のように、ときにキャラクターを「演じてみる」と言う大胆さも必要だと言うことでしょう。


ただし、これには注意点もあります。のちのブライアン・メイなどは「フレディは自分が育てた怪物に圧倒されるようになった」と話しています。


自分が作り上げた「フレディ」が大きくなりすぎて、それが重荷になってしまった、と。
これはフレディ自身も認めています。


あまりに大きく成功すると、その代償もまたある、と言うことなのでしょう。
とは言え、彼の言葉は、マイノリティや容姿に恵まれない人を勇気付け、成功に導くためのヒントが満載です。


(参考=翻訳は全て筆者)
(*1)出典
FREDDIE MERCURY: His Life in His own words (Greg Brooks, Simon Lupton)より
(*2)出典
Youtube Freddie Mercury “I am going to be a legend” [HD]

Freddie Mercury "I am going to be a legend" [HD]

(*3)出典
Youtube Brian Mayインタビュー 2012

Brian May interview 2012

(*4)出典
FREDDIE MERCURY: His Life in His own words (Greg Brooks, Simon Lupton)より

We aimed for the top slot and we were not going to be satisfied with anything less. None of us wanted to get tied to a 9-5 job. I definitely knew that we’d got everything in terms of the music.

We weren’t the kind of the band that would say, “Ok, we’re going to do this, but if it doesn’t work out we will follow what someone else does.” No, That’s the wrong way to do it. We wern’t going to enter into the music business if we weren’t serious enough to go the whole hog.
(*5)出典
出典 FREDDIE MERCURY: His Life in His own words (Greg Brooks, Simon Lupton)より

You have to start with something outrageous, that’s the best way to actually let the public know that you’re on the scene. You have to try and get in the public eye-outrage and shock value has always been there.

FREDDIE MERCURY: His Life in His own words (Greg Brooks, Simon Lupton)より


のもときょうこ 
プロフィル
早稲田大学法学部卒業。損保会社を経て95年アスキー入社。その後フリー。著書に「日本人には「やめる練習」が足りていない」(集英社)「いいね!フェイスブック」(朝日新聞出版)ほか。編集に松井博氏「僕がアップルで学んだこと」ほか。マレーシアマガジン編集長。

<Photo:Noah Näf>


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