生き方を模索する全ての人へ 仕事、恋愛、悩み・・・名言を刻んでクールに乗り切ろう

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「いまの世の中を一言で言えば『いちいちうるせえな』、これに尽きますよ」。


小説家の佐藤愛子さん、御歳95歳が3年前に放ったこの言葉は、各方面から拍手喝采を受けました。
おっしゃる通りです。「ホンマそれ」と頷いてしまいます。


そんな「いちいちうるせえ」社会で、生き方を模索するあなたへ。


佐藤さんのように、ファンキーでクールに生きていくための、色々な分野の名言を紹介したいと思います。隠れ名言もあるかもしれませんよ。

「開き直り」が生き方を楽にする

「いちいちうるせえ」。


誰しもがなんとなく思っているのにこの言葉が反響を呼んだのは、佐藤さんがご高齢であることだけが理由ではないでしょう。


日本人独特の性質があると思います。
欧米の人は、自分の意見を堂々と表現しますが、日本人は、これが比較的苦手です。


アドラーの「嫌われる勇気」はベストセラーになりましたが、これができていれば悩みは半減します。


文化的なものなのか、日本人の「言霊」信仰が強いのか、そこははっきりとは分かりませんが、「開き直れる人は羨ましい」、なんとなくそういう空気があるように感じます。


それならば、せめて心の中くらいは、強い言葉を持ちたいものです。

自己肯定して、きっぱりと生きよう

まず、


”身の程なんか一生知るな。”


NIKEのキャッチコピーです。


「身の程知らず」。なぜかネガティブな雰囲気で使われているのですが、「身の程をわきまえて」得をしたことはありますか?


「身の程」という牢屋にあなたを押し込んで、マウントしたいだけの人が放つ言葉です。
そんな人たちは放っておきましょう。


”(それは世間が、ゆるさない)
(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)”


“あなたと私とは別の人間なのでいくらあなたが強く『思って』も私には伝わりませんよ、という趣旨のことを伝えると、彼は、『ひどいこと』を言われて『傷ついた』といって怒り狂う。”


前者は有名な言葉です。太宰治の「人間失格」の一節です。
そして二つめは、芥川賞作家でありパンク歌手である町田康さんの「正直じゃいけん」というコラム集からの一節です。


あなたにとやかく言う人たちは所詮こんなものだ、ということをズバリ言い当てています。
結局、「自分の物差し」だけで人を責める、器の小さい輩ばかりだということです。


弱い人間ほど、自分のコンフォートゾーンだけで生きたくなってしまうのです。
そんな他人のゾーンに、あなたが振り回される必要はありません。


ただこれは、翻って自分自身がそうなってしまっているかもしれない、という教訓でもあります。
ちょっと心を広くしたい時、思い出してみましょう。

「他人に期待しない」生き方

人が人間関係に疲れるのは、どうしてもどこかで「相手に何かを期待している」からです。
それが果たされないとがっかりしてしまう。
しかし、勝手に期待されていた方からすると「は?」って感じですよね。


こういった、生産性のない疲労を最小限にするために、やはり自分は自分、他人は他人、と割り切る必要があります。


“アイデアのない奴とやるのは時間の浪費だ。”


ジャズの巨匠と言われる、マイルス・デイビスの言葉です。
その通りですね。特にビジネスはアイデアの世界です。


そして、
“いいか、『いい人』や『友情』だけで音楽を作ることはできないんだ。”
ビジネスシーンでは、このような「割り切り」も必要でしょう。


「いい人」「友情」となると、輪をかけて相手に期待してしまいがちです。
しかし相手も人間、限界があるのは当然です。

恋愛に疲れた、自分のパートナーに疲れた時

惹かれあって出会った相手。結婚していれば当然、そうでない恋人同士でも、何かと諍いやすれ違いは生じるものです。
「夫婦は他人」とよく言いますが、では、どうすればそのように思えるのでしょう。


一つは、世界的ロックバンドの名曲の歌詞から紹介します。


“「Even lover’s need a holiday, Far away from each other」
(恋人にだって、休日は必要よ。お互いに離れる時間がね”)


シカゴの「Hard to say I’m sorry(素直になれなくて)」のなかで、歌い手に女性が告げるセリフです。
素直になれない男性、現実的な女性・・・


この曲では、彼女にこう言われて、歌い手の男性は「ちょっと待って!そう言わずにそばにいてよ!素直に言えないけど、色々埋め合わせして幸せにするからさ」とすがっています。
なんだか、恋愛あるあるなシチュエーションですね。


ちなみにこの場合、女性は「もう別れましょう」と言っているわけではないので勘違いしないでいただきたい所です。
関係を大切にしたいから時々距離が欲しいと言っているだけです。


“「人間関係で一番大事なのは。腹八分ではなくて腹六分。夫婦、恋人、親子、仕事関係、全て腹六分でおつきあいを」”


美輪明宏さんです。
お互いにパートナーのことしか見えない関係は、長続きしないでしょう。


恋愛は、「自分」を見失ってはならない、というのは掟です。
だって、お互いの「個性」に惹かれあったのですからね。
それを失ってしまうと、相手にとって魅力的でなくなるのは明白です。
ドライな意味ではなくて、「お互いを尊重しあう」とは、こういうことなのです。


多少顔を合わせない期間があっても、何事もなかったかのように同じ生活を続けられる。
これが真の「心の繋がり」ではないでしょうか。
まあ、できればもう少し素直に気持ちを言葉にした方が良いのですけれど。

大切な人に言葉を伝えることの大切さ

「ありがとう」と「ごめんなさい」は、すぐに伝えた方がいい、というのをよく耳にします。
これは真実です。
個人的に、苦い経験がいくつもあります。そのうちの一つは、自分の親についてです。


私自身、高校卒業と同時に実家を出て、Uターンすることもなく今に至っています。
当時、両親がなんとなく不仲になっていたこともあって、帰省を苦痛に思い、逃げていました。
電話もほとんどしない親不孝者でした。


しかし、まだ若い母親が、思わぬことで急逝しました。
まだ50代の、若すぎる死でした。


今はもう、「たられば」は捨てていますが、思い返せば人生を通じて、きちんと感謝の気持ちを口にした記憶がないのです。
記憶にない、幼い時にはあったかもしれませんが。


実家に帰って驚いたのは、母が、私の小学生の時の作文や、受験勉強の時に作ったノートまで、全て保管していたことです。
私に電話をしてきては毎回父親の愚痴を聞かされていた時期もあったので、勘弁してくれよ・・・と正直思っていたのですが、それとこれは別問題です。


遠方なので墓参りにはなかなか行けないし、今になって毎年カーネーションを実家に送っても仕方ないような、本当なら目の前で喜ぶ顔を見たかったのですが・・・どこかで笑っていてくれると信じるしかありません。


「覆水盆に返らず」。これは真実です。
「ごめんなさい」に関してさらに言えば、「謝らせてもらえない」ことほど辛いものはないだろうと思います。


また、個人的な話ではありますが、わたしの人生を変えたといってもいい、高校時代の恩師の言葉があります。


「やらずに後悔するなら、やって失敗してから後悔しろ」。


いま、いろんなことに繋がっています。
この先生も、わたしの高校卒業後、30代にして胃ガンで亡くなりました。

「名言のチカラ」を最大限に引き出す方法

いかがでしたか?


少しマニアックなものも含めていくつか名言を紹介してきました。
名言の紹介はあちこちにありますが、ただ眺めているだけでは、実は役に立ちません。


人間は「言葉の生き物」です。
それを、「音読する」「字で書く」という、五感を刺激することで意識に強く残ります。
中でも、音声としての言葉は忘れやすいのですが、文字にされたものはずっと残るといいます。


先人や、著名人が苦労の中から生み出した言葉の数々を、まず手を使って書き出してみてはいかがでしょう。
自動変換を覚えてしまうパソコンではいけませんよ。
そして、小さなことでも実践に移してみましょう。


体で実感して初めて、「名言」はあなたのものになるのです。


<うさぎ66号>
アラフォーWebライター。大学卒業後、東京の一部上場企業に就職、それなりに勤めたのち退社。学生時代は主に夜の世界を学び、数多くのサラリーマン観察を経験。学校では「動物行動学」を専攻としていたため、人間の行動のなかに野生の本能を探す癖がある。

Photo by Raphael Schaller on Unsplash


『不二夫のフレグラン』


ーーーにおいで遠ざかり、匂いが近づけた。一組の家族の物語。


【あらすじ】
気がついたら、離れていた。とある家族の物語。
今日は妻と映画を観よう。急いで帰宅した矢先に、妻とママ友の立ち話を耳にする不二夫。 「うちの夫も最近加齢臭が……」
ショックを受け一人ソファで寝ていると、追い打ちをかけるように娘が家出してしまう。
不二夫は娘を見つけ出し、家族との距離を縮めることができるだろうか……

第1話~7話 絶賛公開中!
第8話 7月26日(金)公開!




特設サイト
不二夫のフレグラン
気がついたら、離れていた。とある家族の物語。今日は妻と映画を観よう。急いで帰宅した矢先に、妻とママ友の立ち話を耳にする不二夫。「うちの夫も最近加齢臭が……」ショックを受け一人ソファで寝ていると、追い打ちをかけるように娘が家出してしまう。不二夫は娘を見つけ出し、家族との距離を縮めることができるだろうか……




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