男は仕事を片手間で終わらせて趣味に走るぐらいでなければならない

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「仕事ができるようになりたい」


そんなふうに思いますか。


仕事はできたほうが当然いいです。
しかし、仕事だけできても、人間としての魅力がなかったら意味がないですよね。


仕事にかまけて、プライベートを放置、そして生活面を適当にすると、結局はあんなになりたくなかった普通のオジサンになってしまいます。


しっかりとプライベートを大切にするどころか、仕事を片手間で終わらせて趣味に走るぐらいでないと、そもそもいい仕事も、モテも、人生の充実も生まれないということをみていきます。

全力で生きて魅力的

人生の充実は、仕事だけでなく趣味もつまりプライベートも全力で生きることから生まれます。
仕事ばかりの生活で、いま死んだら確実に後悔しますよね? 全力で生きましょう。全力少年です。


奇しくも、2005年に発表されたスキマスイッチの『全力少年』という歌に、こんな歌詞があります。


「セカイを開くのは誰だ?
遊ぶこと忘れてたら老いて枯れんだ
ここんとこは仕事オンリー 笑えなくなっている」*1


と、遊ぶことを忘れたら大変なことになるとうたい上げています。

死を意識すると生産性があがるという研究

全力で生きるべし、という好例が、「死」について考えることです。
人生の有限性、生の一回性を念頭において今を生きると、生産性が大きく向上することは研究でも知られています。


たとえば、アリゾナ大学の研究では、「いつかは、誰もが死んでしまう」ということをほのめかされた選手は、バスケットボールの試合においてよりシュートを決めやすくなるという研究結果があります。*2


死に対する恐怖がより集中力を高めてくれ、その結果としてシュートが決まりやすくなるというものです。「これは仕事にも応用できるのではないか」と研究チームは語っています。


当然ながら、スポーツや仕事だけでなく、人間としての魅力もまた、死について考えることで向上することでしょう。


なぜなら、人生は限られており、同時に一度きりであり、誰もがダラダラと生きていてはいけないからです。

存在脅威管理理論にみる日本の被災

そしてこの死への恐怖を管理し、コントロールして生産性に高めよう、という研究が存在脅威管理理論(terror management theory)です。


これによると、死について考えることは成績を高めたり思いやりを増やしたりと、かなり人生の質を高めてくれることがわかっています。


同時に、この存在脅威管理理論は、死を前提とすることで、文化や秩序を守ろうという思いが強くなるという説明でも知られています。


よくいわれるのが、災害時の日本は非常に秩序立っており、自衛隊の給水活動でもガソリンスタンドでの給油でも避難所の配給でも非常にマナーよく並び、けっして列を乱さないという説明です。


これは、大災害で死を目前にすると、よりルールを守り秩序を見出したくないという日本の文化的側面が強調されるから、といわれています。


現に、私は先日、地球史上最強といわれる台風19号を、千葉県という台風被害がもっとも大きくなりがちな土地で迎えましたが、周囲は非常に秩序だったものでした。


ネットスーパーはギリギリまで宅配を続けてくれましたし、コンビニは在庫を積極的に融通してくれて、近隣でも助け合って災害を乗り越えました。


このように、死を眼前に迎えると、命の密度があがるのです。

仕事だけしていては…

さらに書き手の私の話、しかも女性の話で恐縮ですが、仕事だけしていてはいけないのです。


私は20歳の頃、大阪の淀屋橋で働いていましたが、帰りに御堂筋をひとりで歩きながら帰っていました。
夜の大阪の町は刺激がたくさんあり、中でも当時の私が渇望していたのが映画です。


「仕事の帰りに映画を見て帰れたら、どれだけ生活の満足度があがるだろう。」そう思っていたのですが、高卒で月給16万円だった当時の私には、生活が厳しくて、大人1,700円(当時)の映画チケットを買う懐の余裕も精神的な余裕もありませんでした。


世相を斬る魅力的な映画はたくさん公開されています。
それから20年が経過し、さまざまなことがありましたが、月に1本でもいいから映画をみて帰ればよかったと今でも後悔しています。


だからこそ、大人になった今、疲れていても忙しくても天候が悪くても、みたい映画があったら仕事を終えた夜中に、こっそり自宅を抜け出して映画館に行っています。


それだけにとどまらず、将来的には仕事を終えた夜に映画をみるのではなく、映画を見て好きなことを散々したあとに、そのあとにこそ、仕事をするぐらいになりたいなと感じています。


その方が、人生の充実度はあがるのではないか、とそう思うのです。
なぜなら、私にとっても人生は一度であり、生は有限だからです。

なぜ趣味の方が大切なのか?

どうして仕事より趣味の方が大切なのでしょうか。


それは人生を能動的に楽しむ姿勢というのは、オランダの思想家ヨハン・ホイジンガがいうところの「ホモ・ルーデンス(遊ぶひと)」であり、人間と動物を根本的にわかつものなのです。


仕事ばかりしてプライベートがなく、ブラック労働に明け暮れる人は「社畜」と痛烈に揶揄されますが、まさに会社による畜産であって、ホモ・ルーデンスではないのです。


さらに、ホイジンガのホモ・ルーデンスの考えを受け継いだオランダの歴史化ロジェ・カイヨワによると、遊びは「アゴン(競争)」「アレア(偶然)」「ミミクリ(模倣)」「イリンクス(めまい)」の4つに分類されます。


遊びで何より大切なのが自由意志の存在です。
いま、漫然と仕事をしている人は、子供時代も漫然と勉強していませんでしたか?


子供時代に、カイヨワがいうところの「ルールを自主的に決め、見えない結果に立ち向かい、自由意志を用いた」遊びを十分にしていなかったのではないでしょうか。

まとめ

遊びましょう。もっともっとプライベートを充実させましょう。
やたらめったら女性と付き合う必要はありません。


そもそも、ビートたけしなどは「女性は誰でも手に入るから面白くない。愛車のほうがよほどやっかいだ」といってアメ車に夢中になっています。その姿が、より魅力的に映るのです。


私ももっともっと遊びます。人生を充実させて、仕事だけでは決して終わらせないようにしようと思っています。人生を主体的に楽しむ姿勢こそが、人間を人間たらしめる、そういう価値観で、生きてみようと思うからです。


仕事をいい加減にやれといっているわけではありません。仕事は仕事してテキパキと終わらせ、仕事に明け暮れている同僚たちを尻目に、夜の映画館で見たい映画をみましょう。


参考資料
*1 スキマスイッチ『全力少年』
https://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B09221

*2 運動能力と死亡率のリンク
https://uanews.arizona.edu/story/study-links-athletic-performance-mortality

*3 『ホモ・ルーデンス』ヨハン・ホイジンガ

*4 『遊びと人間』ロジェ・カイヨワ


書き手:名もなきライター
プロフィール:ライター歴5年。恋愛経験は乏しいが、なぜか無職になってから最高の男性とマッチングし(たつもり)、毎日幸せに暮らしている(はず)
ツイッター:https://twitter.com/writer_noname
ブログ:https://www.kazinc.org/

<Photo:Carlo D’Agnolo>


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