キャバクラ勤務で気が付いたお客様と本命彼氏の”差”

私は数年前、キャバクラ嬢として地元の小さなお店からスタートしその後上京、歌舞伎町のキャバクラでも働いていた経験があります。


キャバクラ嬢だった期間もそれなりにプライベートでは恋愛していて、本命彼氏がいた時期もありました。


これは、何年もの間キャバクラに勤務して気がついた、お客様と本命彼氏との”差”のお話です。
お客様と本命彼氏では、様々なシーンで私の対応や求めるものに自然に差が生まれていたのです。

➀「僕と付き合ってください!」と言われた時

キャバクラ嬢に限らず水商売全般に言えることだと思いますが、本当は本命彼氏や旦那様がいてもお客様にはいないことにしている子も多いものです。


やはり夢を見る場所でもありますし、たくさんの人に指名をもらうため自分に対してより興味を持ってもらいたいので、独り身という設定の上で接客するのです。


そんな中で、何度も指名して通ってくれたお客様とはやはり少しずつ距離が縮まって行きます。
時にはそんなお客様から『愛の告白』を受けることも…


その時私には夢があり、その夢を叶えるために資格の勉強をしながら資金稼ぎに平日は毎日キャバクラ嬢としてレギュラー出勤して働くという多忙な毎日を送っていました。
そんな時に受けた愛の告白。ここではわかりやすく差が生まれました。


本命彼氏の場合…
「仕事も資格の勉強も忙しいけど、よろしくお願いします!」
たとえどんなに他のことが忙しかろうとも、自分の好意のある相手からお申し入れがあれば即交際開始です。


やはり本命彼氏の存在は支えになりますし、自分都合の理由で断ったりなんかしたら二度とチャンスが訪れないのでは…と思うからです。
人間自分の好きなことなら忙しくても時間を作ろうと思えるものですよね。


お客様の場合…
「仕事や資格の勉強が忙しくて今は特定の彼氏を作る気はないの。これから先はわからないけど…でも○○さんといるとすごく落ち着くよ。」


あなただからダメなんじゃないの、今はその時じゃないの。
でもこれから先はわからないし、チャンスが来るかも知れないから、諦めずこれからも私を好きでいて指名してね!の意です。

➁理想のデートプラン

お客様との同伴やアフターはもちろんのこと、求められればデートに出かけ、次回の指名に繋がるようにするのもキャバクラ嬢の大切な仕事の一つです。
しかし、本命彼氏とお客様とのデートでは私の中で理想のプランに差がありました。


本命彼氏の場合…
私は、観光が趣味でいろいろな観光地に出かけては写真を撮って楽しんでいました。
なので、ドライブで会話を楽しみながら観光地へ向かい、着いた先で写真撮影して思い出を残すのが大好きなデートプランでした。
写真を見返したり、アルバムを作ったりするのも二人の軌跡がわかって良いんですよね。


お客様の場合…
お客様との場合は映画デートが私の鉄板。なぜかというと、ズバリ長時間会話しなくて済むから!
他には、男女別で長時間過ごせる日帰り温泉施設なんかも楽なデートプランの一つでした。
特に同伴の場合はその後お店でも会話することになるわけですから、気力と話題は取っておきたいのが本音なのです。

➂高級品以外でプレゼントされて嬉しいのは

キャバクラ嬢をしていると、普段からお客様からプレゼントをもらう機会が多くあります。
しかし、お客様の懐事情も様々ですので、高級なものばかりではありません。
ちょっとしたプレゼントも、もらう相手との関係性によってもらって嬉しいものとそうでないものに差が生まれます。


本命彼氏の場合…
ハンカチなど、仕事中も身につけていられるものが嬉しいです!


見るたびに彼を思い出して幸せな気持ちになれますし、癒されます。
仕事が忙しい時、嫌なお客様に当たった時、そっと手に取るだけで元気が出るのです。


お客様の場合…
正直、形として残るものは困ることが多く、消耗品や食べ物が理想です。
タバコを吸う子はタバコが一番嬉しい!と言っていたのを聞いたことがあります。


もしくは、お店でもらうなら周りにも格好がつくお花が嬉しいです。
華やかなお花で気分もアップしますし、花束は目立つので他の子にも見えやすく、ステータスになるのです。

➃特別な日に食事に行くなら

誕生日やクリスマスなどのお祝いの普段より特別な日の食事。
そんな日に「今日はなんでも好きなものをご馳走してあげるよ!」と言われたら…


好きな食べ物はたくさんあるし、迷ってしまいますが、お客様と本命彼氏では一緒に食べたい食事にすら差が生まれるのです。


本命彼氏の場合…
夜景の見えるレストランでコース料理を楽しみたいです。


コース料理は会話も存分に楽しめるように時間配分されているため、ロマンチックなお店で素敵な思い出作りが理想です。


お客様の場合…
高級焼肉に行きたいです。


彼氏と一緒の時は、その後が気になって臭いのきついものはなかなか思いっきり楽しむことができないのですが、お客様とならその後密着することもないですし気兼ねなく食事を楽しむことができます。
普段はなかなか行けないような高級焼肉店に連れて行ってくれたら嬉しいです。
また、肉を焼く作業があるので会話にそこまで集中しなくていいのもポイントです。

➄誘われた日に都合が悪かったら

ある日、メールでやり取りしていると、「○○日って空いてる?もし空いていたら、○○に行こうよ!」とお誘いが。


予定表を確認してみると大切な先約がありその日は行けそうにありません。
その日は断りを入れるにしても、そのあとの文に差が生まれます。


本命彼氏の場合…
「ごめんね。その日は大切な先約があって難しいの。代わりに○○日か○○日はどうかな?○○さんと一緒に行ってみたいな!」


別日を具体的に提案して前向きに約束を取り付けようとします。
多少興味を惹かない場所でも、好きな人と一緒なら行ってみたいと思うもの。
そして、自分も行きたいと思っていたら、忙しい時でもなんとか行けるように予定を調整しようとします。


お客様の場合…
「ごめんね。その日は大切な先約があって難しいの。最近ちょっとバタバタしていてしばらくは予定がいっぱいなんだ。○○さんと一緒に行ってみたかったなぁ。」


流せるなら流したいので、別日の提案はしません。
他の日を提案される前に忙しいアピールでブロック。
しかし指名しつづけて欲しいので、最後に申し訳程度のひとことを添えます。

女性の行動の裏に隠された真の意味を探る

いくつか事例を紹介しましたが、私の中で本命彼氏とお客様とでは自然に求めるものに大きな差がありました。
もちろん、お客様に本当の理由は言いませんし、お客様が私の選択をどう思っていたのかはわかりませんが…


このように、女性の行動には裏に隠された真の意味があることがあります。
このような女性の行動特性を理解していれば、気になるあの子が自分をどう思っているか考えるきっかけになるかもしれません。


自分が好意を寄せている子だと、信じたい気持ちもあり盲目的になる部分もあると思いますが、できるだけ客観的な目線で真実を見極めたいものです。

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Mai Mizuki
20歳で水商売の世界へ。何店舗かキャバクラやクラブに勤務し、22歳で歌舞伎町の店舗でナンバーワンに。その後結婚し、主人の仕事に帯同し数年間アメリカで暮らす。現在は母業の傍らフリーライターをし、日々勉強中。

<Photo:Sharon McCutcheon>