私にとって新しいオトコとの出会いとセックスは、「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」そのものです。
そのため、「新しい男との出会い=人生の質そのもの」という信念のもと、クラブやバーなどで大勢の男性と知り合いました。
そして今、私が新しい出会いを探すのは、出会い系アプリです。
なお、「出会い系」という言葉に抵抗がある男性も、その時代に合ったツールの「知識」は身につけておいたほうが良いでしょう。
なぜなら、ご自身が一生使わなくても、暇を持て余した妻・彼女がこっそりと興味を持つことも十分にあり得るからです。
相当な高確率で、あなたのパートナーは出会い系に興味があります。
というか使っています。
以前の私は、「ネットの出会い」全てに、抵抗がありました。
響きもダサいですし、リアルで出会えない負け組が使うものだと思い込んでいました。
しかし使うアプリを選べば男女無料で使えるものもあるので、出会いに課金されるというダサさもありません。
また、「ヤリモクアプリ(セックス目的のアプリ)」と揶揄されるものも中にはありますが、結局は本人次第です。
どのアプリにも、ヤリモクの男はバカみたいにあふれています。
キモい男がいるのは、現実もネットも同じです。
ヤリモクを極めた知人男性は、iPhoneの「スイッチコントロール機能」を使って、自動的にマッチングするようスタンバイしているそうです。
そしてマッチングしたら、誰にでも使える定型文のメッセージをコピペして送り、無課金で一日数人とセックスしていたこともあったそうな・・・

出典:文部科学省「ケータイ&スマホ、正しく利用できていますか?」
大前提は土台が「まとも」であること
そんな出会いマスターの私です。
さすがに出会い系アプリで散々出会いを繰り返してきたので、男性の手口を熟知しています。
そのためヤリモクの男の手口はすぐに分かるのですが、そんな私でも「会いたい」と思う男性がたまにいます。
それは「まとも」に、思える男性です。
健全な男女であれば、「セフレ」になることはもちろんあるでしょう。
しかし、土台が「まとも」だと思ってもらえないと、セフレどころか指に触れられるだけで殺意を感じるのです。
実際にTinder(ティンダー)を利用してみると、会話もままならない男が多いのでうんざりします。
では、どのような男性が「まとも」もしくは「キモい」と判断されるポイントなのでしょうか。
チェックポイントは、以下の3つです。
1.長文のレス
長文のプロフィール文は論外です。
マッチングした後、毎回必死になって長文のレスを書くオッサンは最大にキモいのでいい加減に気づいて下さい。
特に、句読点や改行が変だと「サイコパス」だと判断しブロックします。
2.写真がキモい
女性にウケると勘違いし、チンアナゴの画像を載せているバカをチラホラ見かけます。
当たり前にキモいので、全員通報しています。
写真が一番大事ですが、自撮りの写真は思っている以上にキモいです。
他撮りの写真を、トリミングするのが一番でしょう。
3.LINEのやりとりがキモい
いい年して
(≧∇≦) (´;ω;`) (*´艸`*)
などの顔文字を使っているオッサンは、自分が若い女性にどう思われるのか。
いい加減に足りない頭で想像してみることをオススメします。
そして大事なことですが、スムーズな待ち合わせのためにも、会う約束をしたら事前に通話をしておきましょう。
情が湧くので、ドタキャン防止になります。
話し方がキモくない男性であれば、女性にとって安心材料にもなります。
なお、ここで話が弾まなければ会わない方がいいでしょう。
先日、これらのチェックポイントをクリアした男性と実際に会ってきました。
お相手は、34歳の並の会社員です。
プロフィールが長文だったので警戒しましたが、写真の雰囲気に惹かれ、つい右スワイプしてしまいました。
写真は2枚でしたが、両方とも他撮りです。
絵文字の使い方にキモさを感じましたが、頻繁に電話をくれたので好印象。
そして「身長あまり高くないんだけど・・・昔なぜかモデルやってました」
というキラーワードが出てきたところで、「会ってみたい」と思ったのでした。
「嘘も方便」は、どこまで通用するのか
イイ女と出会うためには、多少のフェイクは全く問題ありません。
彼のように「昔、モデルをやっていた」などの伝説がない限り、まずは会ってもらうための工夫が必要です。
会うという最初のハードルを超えない限り、スタートラインにも立てないのですから。
例えば、身長168cmの場合。
出会い系アプリでは、「身長170cm以上の男性」という条件で検索する女性が圧倒的多数です。
出会いの最低条件といっても良いでしょう。
そのため、身長168cmと素直に書いてしまうとあなたの存在は完全に空気になります。
身長を170cmに設定し、プロフィール文に「最近、身長縮んだかも・・・」と記載しておくとよいでしょう。
ちなみにTinder(ティンダー)には、このような機能はありません。
写真が、命です。
ただし、あまりに加工した写真を使っていると、待ち合わせで逃げられますので注意してください。
もちろん私も逃げます。
私が「会いたい」と思った34歳の彼は、待ち合わせ場所に「帽子&眼鏡&マスク」という出で立ちで現れました。
正直なところ、やや不安を感じましたが「元モデル」という事前情報があったので賭けてみました。
結果、大勝利。
かれこれ3回くらいお会いしましたが、運転も上手で語学堪能。
端的に言うとパーフェクトな方でした。
アプリの出会いに、変化球はいらない
出会い系アプリで「会いたい」と思ってもらうには、まともな男だと思わせるのが一番です。
実際は少し頭がイカれていたとしても「まとも」だと思ってもらえれば、OKです。
本当に「まとも」かどうかは、あまり重要ではありません。
イメージ戦略とでもいいましょうか。
短いメッセージのやりとりで、個性を出すのはリスクがあります。
お笑いのプロである「芸人」のTwitterで、どれくらい笑ったことがありますか?
皆さんがいくら面白くても、それが文章でどれだけ伝わるでしょうか。
実際に会うまでは、面白さを隠しておきましょう。
ちなみに、お会いした彼との結末は・・・
いろいろ楽しませていただいたので、お礼をかねて3回目でセックスしました。
その結果、
「・・・やっぱり、パーフェクトな人間はいないんだ」
と思った次第です。
しかし私としたことが、ついそれを態度に出してしまったんですね。
彼はすっかりビビってしまい、視線を合わさず、いつもより多めに「交通費」を渡してくれました。
include 手切れ金・・・
そう、解釈しました。
私のプライドなんて、せいぜいローテーブルの高さ程度です。
多めの「交通費」をしっかりと握りしめて、オシャレなカフェで朝食をいただきました。
次の出会いに向けて、右スワイプをしながら・・・
このように後腐れがないのが、「出会い系アプリ」のメリットです。
「運命の人」って、平均寿命が80歳を超えた現代でも一人だけなのでしょうか。
きっと、数人いても不思議ではありません。
少なくとも、探さないと見つからないですよね・・・
探し物って。
【著者】
名前:ERI
ライター
神奈川県出身
好きな言葉は「罪を憎んで人を憎まず」
