帰国子女の恋人と価値観が合わない!我慢できずに別れを選んだワケ

 

日常のあらゆる場面で問題になる、価値観。

特に一緒に行動を共にすることが多い恋人同士、夫婦関係となれば、価値観のズレが招く問題も重大になるのではないでしょうか。

 

かくいう筆者も、「友達」に関する価値観が一切合わない男性と交際し、それが原因で破局に至った経験があります。

今回はそのときの体験談から、私がどうしても我慢できなかったこと、そこから見えた長続きの秘訣についてお話しさせていただきたいと思います。

 

人見知りの私にできたフレンドリーな彼氏

これは私がまだ大学生だった頃のお話です。

入学と同時に足を踏み入れた演劇部で、私は1人の男性に出会いました。

男性というより男の子といった方がいいような、あどけなさの残る同級生です。

 

彼は日本人ですが外国育ちで、大学には帰国子女という形で入学していました。

バイリンガルで、人当たりがよく、性格といえば情熱的の一言!

彼からの猛烈なアプローチをきっかけに、交際がスタートしました。

 

当然ですが私たちは、何もかも違うところだらけでした。

大学で学んでいることも、育った文化も、愛情表現さえも別物です。

 

付き合いだしてからも彼は私に、

「I love you, my raspberry pie!」

などと時折言っては強く抱き締めてきたりします。

 

わたしはその度に、

(パイ…)

と思いながら彼の胸の中で苦笑していました。

 

それらの違いは新鮮で、また、面白くもありました。

完全なる他人同士が愛情を育てていこうとするのですから、恋愛なんてどんな人とでも異文化交流みたいなものです。

私は当初、彼とはそれがたくさん感じられていいなぁ、くらいのんきな感想しか持っていませんでした。

 

しかし、1つだけ決定的な違いがありました。

それは、彼には友達が多く、私には友達が少ないということでした。

 

私の友達に関する価値観は典型的な「狭く深く」。

片手で数えられる程度の人数しかおらず、頻繁に連絡を取るというわけでもありません。

しかしその数名の友人とは、嬉しいことは互いに喜びピンチになれば駆けつける、という関係を築いていました。

 

元来人見知りの気質が強く、気の置けない仲になるまで時間のかかる私は、勿論自分の交友関係に満足していました。

逆に、よくここまでの友達を持てたなと思っていたくらいです。

 

しかし、誰に対してもフレンドリーな彼にとってそれは理解しがたい価値観でした。

彼は、広く交流を持つこと、誰とでも関係を深める姿勢を持つこと、それこそが好ましい友人関係であると考え、疑わなかったのです。

 

彼氏とズレる「友達」の認識

付き合い始めてすぐ、彼は友達との約束に私も誘うようになりました。

「友達に紹介するよ」

と男が言えば女は当然、

「え!嬉しい!素敵!」

と答えるものとでも思っていたのでしょう。

しかし、実際に彼女にしたのは人見知りとして何年も生きてきた人間です。

 

(別に話すこともないし、気疲れするし、自分の友達以外には会いたくない…)

 

本音に正直な私は彼の誘いを断ります。

 

「私はいいから楽しんできて。行ってらっしゃい」

「どうして君は行かないの?」

「どうしてって…貴方の友達は私の友達じゃないし」

「そんなことないのに!」

 

そんなことない、ことこそあり得ません。

しかし、どうやら彼はほんの少しの繋がりさえあれば友達だと認識してしまうようなのです。

私にとっては図々しいとさえ思える考え方ですが、

 

(こういう社交的な人がいるから世界は回っているんだろうなぁ)

 

と感心もしました。

勿論、私は友達と会うという彼を止めることもしませんでしたし、彼の価値観を否定することもありませんでした。

 

ただし、

「私にとって友達は輪で繋がっていくものじゃないの」

と自分の考えを主張することだけは止めませんでした。

彼が1度では諦めず、何度も私を友達との予定に引っ張り出そうとしてきたからです。

断る度に彼は怪訝そうな顔をして言います。

 

「君は魅力的なんだから、内にこもっているなんてもったいないよ」

 

全く、大きなお世話です。

こもっているつもりなんてありません。

私にとっては現状が最大限のオープンです。

 

私は当時、大学での勉強が楽しくて仕方ありませんでした。

没頭したい趣味もありましたし、アルバイトも2つ掛け持ちしながら学生生活を送っていました。

自分の時間を優先させることこそ多かったですが、それでも最低限の交流は保っています。

十分に充実していたのです。

そんな私の意見を、彼はちっとも聞き入れてはくれません。

 

彼が友達を大切にしていることは、日常的に見て取れました。

私と会っていても、友達に呼び出されればそちらに行くことがしばしばあったのです。

しかし彼のいう「友達」は、いつも1度も名前を聞いたことのない人でした。

 

そして、

「英語の課題ができないらしい。行ってくるよ」

などと言って出ていってしまうのです。

 

彼とはよく会っていましたのでそれ自体は別に構いません。

しかし私には、彼が「友達」という言葉を盾に、いいように利用されているだけに思えてならないのでした。

 

価値観のズレが強要に発展!

そんな日常が続いたある日、事件は起きました。

いつものように彼の友達との約束の頭数にカウントされそうになったときのことです。

 

「君はどうして友達と遊ばないの?」

 

私は小さな子どもではありません。

大学生になってまで誰かに交友関係について口出しをされるとは思ってもいませんでした。

 

(・・・お前は私のお母さんか!)

 

私はその言葉を何とか飲み込んで答えます。

「・・・連絡を取る人は何人かいる、私にはそれで十分なの」

「いや、そんなことはない。もっといろいろな人と交流を持つべきだよ!」

 

彼は多くの友達を持つことの素晴らしさについて熱弁してきました。

私はその様子を、

 

(いつか友達に騙されてネットワークビジネスでも始めたりしなきゃいいけどな・・・)

 

などと冷静に思いながら見守っていました。

響かないと感じたのでしょう、彼はまた切り口を変えてきます。

 

「どうして部活のみんなとも仲良くしないんだ?」

 

これは心外でした。

私は演劇部でも波風を立てず、上手く関係を築いていました。

思わず言い返します。

 

「してるよ!」

「いや、してない。他のメンバーは泊まりに行ったりし合うけれど君はしないじゃないか」

「何?私が泊まりに行けば貴方は満足するの?」

 

何て幼稚な友達像を提示してくるのでしょうか。

泊まりに行くなんていう行為はそれ相応の関係があって初めて意味を持ちます。

そうでなければただの宿代わりです。

 

「部活のみんなのことは目的を同じくして集まった仲間だと思ってる。それ以上の関係なんて求めないでよ」

「信じられない!」

 

彼はこの「信じられない」を、もしかしたら英語で発していたかもしれません。

私の考えが自分の思い通りにならないので、彼は憤っていました。

 

(どうしてこの人は目の前の私が自分とは違う人間だとわからないのだろう・・・考えが違うからって不利益が生まれるわけでもないのに)

 

私は冷静に、いつも通り自分の友達に対する価値観を述べました。

自分の考えを押し付けるのではなく認めることが大人の関係においては大切だと言って聞かせます。

 

「貴方は友達が多い、私には少ない、それでいいじゃない。私が貴方に友達を減らせなんて言ったことあった?」

「ないよ。でも僕は君に友達ができるように言っているんだ」

 

(全っ然伝わってない・・・!)

 

危うく段差もないのにすってんころりん転がりそうになりました。

こんなに話が通じないなんて、というより、友達がいないことにされていたなんて・・・!

少ないといえども、友達はいます。

そんなことまで心配される筋合いはどこにもありません。

この一言で一気に沸点に達した私は、吐き捨てるようにいいました。

 

「私は貴方のように体よく利用してくる人まで友達だとは思えないの!お人好しじゃないからね!」

自分でも覚えがあったのでしょうか。彼は私の言葉に酷く憤慨し、

「君はそんな考え方だから友達が少ないんだ!」

と怒鳴りました。

 

(価値観が合わないだけじゃない・・・この人は多様性を認められない人なんだ)

 

結局彼と私はこのケンカを大きなきっかけとして別れることになりました。

 

今思い返しても、これからの多様性の時代を生き抜くにはあまりにも危険な男でした。

彼には是非、自分の凝り固まった考え方に執着してどこかで苦労していて欲しいものです。

 

結論:価値観は人それぞれ、違って当たり前だと思う気持ちを!

友達が多い彼氏との交際から見えた教訓を、最後にもう1度まとめておきます。

 

・価値観のズレはお互いが認識し合うことが必要

・価値観のズレを無理に埋めようとする行為は危険

・価値観のズレはお互いに理解する気持ちが大切

 

何十年も別々の人生を歩いてきた人間の価値観が一致することは奇跡です。

違って当たり前、という意識がなければ、長く関係を続けていくことなんてできません。他人の価値観を矯正しようとするなんてもってのほかだと私は思います。

 

恋人の価値観はお互いに認め合い、侵略しないようにしましょう。

このズレる部分こそ面白いと思うようになれれば、きっとどんな人とでも上手くやっていけるはずですよ!

 

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【著者】千文鶴子

20代、独身。好きな男性のタイプは「好きなタイプは?」と聞いてこない人。

元カメラマン。