SMプレイでは女王様こそ、実はMの奴隷だって知ってますか?

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高橋は私のセフレの一人です。

社会人になってから何回目かの合コンで意気投合し、かといって付き合うという雰囲気にもならず、セフレとして関係を持つようになっていました。

身体の相性は「可もなく不可もなく」といったところでしょうか。

でも気軽にお互いの欲求が満たせる都合のいい関係だったため、関係は3か月ほど続いていたように思います。

 

そんな高橋の様子がおかしくなったのは、ホテルに行く前に立ち寄った居酒屋でのある出来事からでした。

談笑していた時に、うっかり高橋が鼻を鳴らして笑ったのです。

 

「あはは、何それ豚みたい!」

「…………。」

 

高橋はその後、急激に無口&無表情に。

私は気分を害してしまったのだと思い、申し訳ない気持ちと、

「そんなことで怒るんじゃねぇ」

という気持ちを胸に、気まずい空気のままホテルへ向かったのです。

 

いつもは話もうまく饒舌な高橋が無口になって30分ほど。

ホテルに到着しお風呂にも入り終わり、気まずい空気に耐えきれなくなったころ、高橋が口を開きました。

 

「あの…ちんかぴちゃん、お願いがあるんだけど…。」

「ん?なに?」

「俺のこと…豚って呼んでくれない?」

「は・・・?はあぁ???」

「実は俺、ずっと黙ってたんだけど、ドMなんだよ…。」

 

この返しは予想外すぎましたが、1点だけ思い当たる節がありました。

甘噛みです。乳首を甘噛みした時だけは彼、やたら反応が良かったのです。

呆気に取られている私に高橋は言いました。

 

「さっき、豚みたいって言われたとき、正直イキそうになった・・・。」

「・・・」

「今まで恥ずかしくてカミングアウトできなかったんだ。性癖がバレるのが嫌で。でも僕、ちんかぴちゃんに豚って呼んで貰えて、ゾクゾクが止まらないんです!」

 

迷惑すぎる・・・。

しかし、私のドン引きに反比例して、徐々に恍惚とした表情になってくる高橋。

 

「俺の…女王様になってください。」

「はぁ・・・」

 

それからの私と高橋は、完全に女王様と豚の関係でした。

土下座で頼み込まれてしまい、断れなかったのです。

 

私は女王様なんてやったこともないし、やろうと思ったこともありませんでした。

でも…。なんか出来る。良く分からんが、出来る。

高橋が求めていることが分かってしまうのです。

 

高橋が用意したボンテージがプレイ時のコスチューム。

本革で作られているようで、着心地はいいのですが値段が気になる本格的な衣装でした。

 

その他にも高橋が用意した「女王様セット」は多岐にわたりました。

ムチに蝋燭、猿轡に手錠などなど。どこで見つけるんだっていうごつごつバイブまであるこだわりよう。

え、こわい。

 

私はムチなんて使ったことないし、熱くない蠟燭があるなんて知りませんでした。

でも…。なんか出来る。なんか使いこなせる。

自分の器用さがこんなところで役に立つと思いませんでした。

 

おかげで私はすっかり「女王様」になってしまったのです。

 

「豚、何勝手に食べてるの?私、食べていいって言ってないけど。」

「豚、四つん這いになってよ。上に座るから。」

「豚、裸で立って待ってなさい。」

「豚、待てが出来ないならお仕置きね。」

 

高橋の返事は

「はい、女王様。」

「申し訳ありません、女王様。」

の二言。

会話になりません。

 

さすがに私も社会人の端くれ。

TPOをわきまえているので、外では控えています。

高橋こと豚に「外で女王様って呼んだら二度と会わないから。」と言ってあるため、高橋も私の言うことをきちんと守り、外ではいつも通りの高橋でした。

そのONとOFFの切り替えが、高橋をより気持ちよくさせていたかもしれません。

 

私がどんなに理不尽なことを言っても、恍惚とした表情で受け入れています。

私の中の良心が咎めまくっても、高橋には関係ないようです。

 

プレイ後はいつも満足そうに

「ちんかぴ様は最高の女王様です。」

と言う高橋。

マジで不名誉すぎる。びっくりするほど嬉しくない。

 

「ドSのSはサービスのS」とはよく言ったもので、私は高橋に尽くしまくっていたように思います。

どうやったら喜ぶのか、いつも考えながら行動していたからです。

どっちが仕えているのか分かりません。

高橋が心身ともに気持ちよくなれるよう、私は必死で女王様を演じていました。

 

さよなら、豚野郎

「ああ…!!女王様、ご慈悲を…!もっとご慈悲を…!!」

私は我に返りました。

目隠しをされ、猿轡をはめられて、よだれを垂らしながら三角木馬にまたがる高橋に鞭打ちながら。

 

(私…何やってんだ?)

なんで私はタダでこんなことしてんの?お金払ってほしい。

めちゃくちゃ手のかかるペットを飼ってしまったような、謎の責任感を感じるになっていた私。

でもこいつペットじゃなくて人間だし。

私ドMの豚なんて飼ってないし。

よし、どうせやるならお金もらお。

 

冷静になった私は、高橋に鞭打ちながら高橋の連絡先を消したのでした。

 

まとめ

いきなり連絡が取れなくなってしまい、高橋はさぞかし混乱したでしょう。

気の毒な気もしましたが、十分サービスしてやったのだし諦めてもらうことにしました。

すまん高橋。

 

私は高橋との経験で得た女王様スキルがお金になるのでは?と思い、スキルを存分に活かすためSMバーで女王様として働くことを決意。

ところが面接に行ってみると、あえなく落選。

 

「キミの女王様はすごく中途半端だね。僕たちが求めているのはプロの女王様なんだ。心から僕たちドMのことを大切に思ってくれないとダメだ。」

 

いや、なんだよプロの女王様って。どうやってなるんだよ。

ドMのことを大切に思うってどういうことなんだよ…。

そしてお前はドMなのかよ。

なんだかとんでもないドMの波動を受けた気がしました。

 

私はドMの豚を大切に思えてなかったんだな。

確かにな。業務的に豚に接していた気がするもんな。

 

深淵の世界に軽々しく足を踏み入れたことを真摯に反省するとともに、

「自分には向いてないな…。」

という想いから、私は女王様稼業から足を洗うことになったのです。

 

やはり、性癖の世界は深いですね。

来世では、豚を大切に扱える女王様になれることを願って、本日はこの辺で!

本日もお読みいただきありがとうございました!

 


 

【著者】ちんかぴ

アラサー既婚者。

夫との結婚生活10年弱だが現在もラブラブ。穏やかでやさしい息子と3人暮らし。

結婚までの男性遍歴は30人以上。隠れ肉食女子として暗躍し、最大5股を経験。

様々な男性との接触で得た「モテる男」と「モテない男」への気づきを徒然なるままに書いていきます。


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