結婚を決めるタイミングはいつ?わたしが覚悟を決めた瞬間

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結婚は、人生で迫られる数多の選択のなかでもとくに重要な決断ですよね。


だからこそ慎重になり、結果的に「結婚のタイミングがわからず独身のまま」「結婚したいタイミングが合わずに恋人破局……」なんてことにもなりえます。


では、そもそも『結婚における最良のタイミング』っていつなんでしょう?

男女で差が出る「平均希望結婚年齢」


ここ数年で、「未婚化」という言葉はずいぶん一般的になりました。とはいえ、積極的に「結婚しない」ことを選ぶ人が極端に増えているわけではありません。


国立社会保障・人口問題研究所がおこなった『第15回出生動向基本調査』によると、「いずれは結婚しよう」と考えている未婚者の割合は、男性が85.7%で女性89.3%。いまだに、「いつか結婚したいなぁ」という人が大半なんです。


でも結婚に対する意識は、性別による差もあります。同統計によると、未婚者の平均希望結婚年齢は、男性が30.4歳で女性は28.6歳。


男性は4割以上が同い年のパートナーを希望していることを踏まえると、「結婚したい」と思うタイミングが男女でちがうことは、おおいにありえます。


結婚を延ばす理由としては、体感として「仕事が忙しいからまだいいかな」「もう少し自分の身の回りが落ち着いてから」「いまの生活が気楽でいいし」といったところでしょうか。とはいえそういう人だって、高確率で「いつかは結婚を」と思っているんですよね。


じゃあその「いつか」って、いつなんでしょう? いったい、いつが「最良」の結婚のタイミングなんでしょう?

結婚しない理由がなくなったから、結婚した


わたしは数ヶ月前に籍を入れたばかりなので、(そんな気はしないけど)一応「新婚さん」ということになります。


なぜこのタイミングで入籍したのかといえばかんたんで、「結婚しない理由がなくなったから」。


わたしと夫は、ずいぶん長いこと恋人同士でした。大学3年生のときに知り合って交際をはじめ、1年間の遠距離恋愛を経て、5年ほど一緒に暮らして先日入籍。


彼が大学を卒業して就職、わたしの手術や引っ越しも終わって落ち着いたので、「じゃあそろそろ」と結婚した感じです。


「彼が学生だから」という理由で結婚していなかったから、彼の大学卒業後それが解決して結婚。わかりやすいですよね。


なぜ籍を入れたかといえばこれまた単純明快で、「外国人のわたしがドイツで滞在許可を得やすくなる」ことと、「税金が少なくなる」ことが大きな理由でした。


フリーランスビザの更新は毎回面倒だし、どうせ長く一緒に住んでるなら籍を入れて税金を浮かせたい。だから入籍。


結婚に対するロマンチックな憧れがまったくなかったわけではないけど、わたしの場合『結婚』は、いたって現実的で妥当な選択だったんです。

わたしにとって『最良のタイミング』だった結婚


でもなんやかんや、この結婚はわたしにとって、最良のタイミングでした。


で、この『最良のタイミング』というやつですけど、わたしとしては「お互いがどんなときでもいっしょにいたいと思った瞬間」がそれなんじゃないかと思っています。


「どんなときでも」というのは、物理的に四六時中いっしょにいる、ということではありません。


結婚の際、「病める時も健やかなる時も」と誓いますよね。その言葉通り、追い風の時も向かい風の時もいっしょに分かち合いたい。となりにいたい。お互いがそう思った瞬間が、「結婚にベストなタイミング」だと思うのです。


「そんなん当然だろ」といわれそうですが、意外とそうでもありません。


世の中には

「恋人が結婚したがってるけど自分的にはまだいいかなって感じ」

「自由な時間を楽しみたい」

「仕事に集中したい」

といった理由で、結婚を先延ばしにする人が山ほどいます。


「どんなときでもいっしょにいたい」とは、なかなか思わないものなのです。


こういった「結婚しない理由」が思い浮かぶうちは、「いいタイミング」ではないのでしょう。

「デメリットがない」のが理想のタイミング


自分の時間を楽しみたい、仕事に没頭したい、という気持ちはわかります。でも、結婚したからといって、自分の時間を楽しめなくなるわけでも、仕事に没頭できなくなるわけでもありません。


むしろ自分の時間を楽しめず仕事に集中できなくなるような相手なら、結婚しないほうがマシです。


自分の時間がより充実し、仕事もはかどる。そんな相手だから結婚したい、と思うんじゃないでしょうか。少なくとも、わたしの場合はそうでした。


……なんて偉そうに書いてはいますが、結婚にあたり、それなりに不安があったのも事実です。


国際結婚の離婚率が高いのも知ってたし、その理由も想像がつきます。この人が「一番の選択なのか」と考えなかったかといえば、嘘になります。そりゃあ思いますよ、大事な決断ですから。


付き合って2ヶ月で留学先のドイツから日本に帰国し、そこから1年間の遠距離恋愛。大学を卒業してドイツに戻るも、ドイツ生活がうまくいかず落ち込んだわたし。


その後バセドウ病が発覚してとにかく怒りっぽくなって、そんな自分に対する自己嫌悪で落ち込む毎日。現夫との関係も、当然悪化しました。


それでも、なんやかんやと乗り越えてきたんですよね。だから、不安がゼロではないけど、「この人と結婚すること」に対するデメリットというのは思い浮かびませんでした。


結婚しない理由がない。だから結婚した。それだけ。

結婚しなくてもいいけど、したいから、する。


結局のところ、相手がいるうえで結婚に前向きにならない、なれないのは、「結婚したくない・しない理由があるから」に尽きると思うんです。


いまが楽しい。別にわざわざ結婚しなくていい。仕事に集中したいからわずらわしいことは避けたい。そう思うから、「別に結婚しなくても」という気持ちになる(経済的事情などなら話は別ですが)。


もしかしたら、「結婚しない理由がない」状況になることが、結婚のタイミングにおいて一番大事なのかもしれませんね。だって、結婚に対してネガティブな要素がなにもないんですから。


もちろん、籍を入れるから幸せ、そうじゃないから不幸、なんてことはまったくありませんし、『結婚』という制度にとらわれる必要だってありません。


ただ、社会的にも認められる『結婚』という重い決断を下すのであれば、やっぱり「どんなときでもいっしょにいたい」と思える人と、そう思ったタイミングに、デメリットがない状況で。それが大事だと思います。


そういえば少し前、「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というゼクシィのコピーが絶賛されていましたね。


まさにそのとおりで、お互いが「この人とならどんなときもいっしょにいたい」と思ったときに結婚するのが、『最良のタイミング』なんじゃないでしょうか。


プロフィール:雨宮 紫苑(あめみや しおん)

91年生まれ、ドイツ在住フリーライター。Yahoo!ニュースや東洋経済オンライン、ハフィントンポストなどに寄稿。ブログ「雨宮の迷走ニュース」運営。著書「日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち」(新潮新書)


『不二夫のフレグラン』


ーーーにおいで遠ざかり、匂いが近づけた。一組の家族の物語。


【あらすじ】
気がついたら、離れていた。とある家族の物語。
今日は妻と映画を観よう。急いで帰宅した矢先に、妻とママ友の立ち話を耳にする不二夫。 「うちの夫も最近加齢臭が……」
ショックを受け一人ソファで寝ていると、追い打ちをかけるように娘が家出してしまう。
不二夫は娘を見つけ出し、家族との距離を縮めることができるだろうか……

第1話~7話 絶賛公開中!
第8話 7月26日(金)公開!




特設サイト
不二夫のフレグラン
気がついたら、離れていた。とある家族の物語。今日は妻と映画を観よう。急いで帰宅した矢先に、妻とママ友の立ち話を耳にする不二夫。「うちの夫も最近加齢臭が……」ショックを受け一人ソファで寝ていると、追い打ちをかけるように娘が家出してしまう。不二夫は娘を見つけ出し、家族との距離を縮めることができるだろうか……




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