夫とあわないのはスピリチュアルが原因?子供を悪魔と言い出したヤバい夫婦の離婚と末路

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ある日、女の子と男の子の姉弟が道を歩いている所を警察官に補導されました。

警察官はこの姉弟を家に送り届けます。

家には母親が在宅しており、そこには3番目の子供がいました。

この3番目の子供は記録上、女の子で、年齢は1歳10か月。ですがそこにいるのは生まれたばかりの男の子です。

 

実はこの男の子、この家の4番目の子供でした。

3番目の次女はどうしたのでしょうか?

その後の警察の捜査により、家の庭に埋められていることが分かりました。

 

なぜ、3番目の子供は死んでしまったのか。どうして子供の入れ替えが行われたのか。母親に死体遺棄の疑いがかけられ、裁判になります。

 

そこで判明したのは裕福だけど、すこし変わった家族でした。

一見するとうらやましいと思える家庭。ですが外見からは想像できないなんだか変なものがいっぱい出てきたのです。

 

「次女に悪魔が入ったから」と言うスピリチュアル夫

夫婦別々に裁判が行われており、妻の裁判を傍聴しました。罪名は死体遺棄です。

裁判官に言われ起立する被告はすらりと背が高く、スタイルの良い女性というのが第一印象でした。

マスクで口元は隠されていますが、美人です。

ネットニュースによると30代後半ということですが、10歳若く言っても通用するでしょう。

 

4人の子供を出産した被告。

裁判は、弁護士による被告人質問から始まりました。

 

「長女や長男はどのような子供ですか?」

「明るくて元気、歌ったり踊ったりするのが好き。長男はわんぱくでひょうきんな子供です」

 

被告の語る口ぶりは子供が大好きな母親そのものです。

彼女はなぜ死体遺棄などしてしまったのか。

それを語るには被告の夫、子供たちの父親の存在がかかせません。

 

家は夫の両親が建てたものでした。とても立派な家で、夫の実家は裕福でした。

被告人夫婦は、経済的な苦労はしなかったでしょう。

夫は子育ても協力的でした。

被告人は妻として何不自由ない家庭環境に見えます。

ですが、夫の行動や思想はちょっと変わったものでした。

裁判では夫の奇行にスポットライトが当てられます。

 

次女の子育て中、被告は精神的に情緒不安定でした。

そんな妻を見て、夫は

「妻が悪い感情をもったり、情緒不安定になるのは、次女に入った悪魔のせいだ。」

といい始めます。

 

悪魔というワードがいきなり出てきて驚きました。

さらに夫はこのように言います。

「子供とか赤ん坊は肉体的に弱く、悪魔が入りやすい、霊的なものに影響される。」

 

妻である被告の口から語られる夫の発言にちょっと背筋が寒くなります。

夫はスピリチュアルな思想にどっぷりとハマっていたのでした。

その片鱗は夫が大学生の時に出版した書物からもうかがえます。

ネットで調べると本の情報だけヒットしたのですが、自書の紹介にこんな一節がありました。

 

”社会は死についてあいまいな立場をとっています。同様に、何が真の幸福かについても、はっきりしません。この本は、そういった世界の究極について触れています。”

(抜粋:本人特定を避けるため引用元省略)

 

どうでしょう?大学生が語る真の幸福、世界の究極、興味ありませんか?私はあります。amazonで注文したかったのですが、現在は残念ながら取り扱ってませんでした。

 

この夫の思想が不気味です。

「もしかして、悪魔が入っているって本気で信じていて、次女を殺してしまったのでは?」

と傍聴席で聞いていて想像してしまうほどでした。

 

「気がつけば死んでいた」という妻は4人目も水中分娩で家庭内出産

次女の頭部には強い力による骨折があり、それが死因だと確定しています。

ですが、被告はそんな強い力を与えた記憶がないようでした。

 

検察官も、被告人に質問します。

「なぜ、次女は死んでしまったんですか?」

「気がつけば死んでいました。」

「取り調べでは階段の上で次女を抱いていて、落としたと言ってますよ?それが作り話ってことですか?」

「はい」

 

被告は次女が死亡した時の記憶が無く、気がつけば夫に「次女が死んだ」と言われたのです。

寒気がする流れですが、ここで裁判官から質問が入り、被告に代わって弁護士が返答しました。

 

「なぜ、捜査段階での供述と、法廷での証言がちがうんですか?」

「供述を明確に分けるために、夫との意見の食い違いを主張していきます。」

 

弁護士が言いたいのは、つまり以下のようなことでしょう。

1.次女の死は何らかの事故、もしくは夫による殺害である。

もしくは

2.次女は被告人が手を滑らせて落としてしまったが、精神錯乱によって記憶が無い。

 

いずれにせよ夫の証言が重要視されます。

おそらく夫のエキセントリックな面が取り上げられるはず。

そうなると裁判では妻に有利になります。

死亡した次女を庭に埋めて、死亡届も出さずにいたのは夫のせいなのです。

 

死亡した次女は夫の手により「たらい」に入れられました。

1日和室に置かれ、台所に数日置かれます。

その間、被告は次女の死を確認することはできませんでした。

精神が限界まで来ていたのです。

弁護士が当時の様子を、被告に確認しました。

 

「たらいの中は見ましたか?」

「見ていません」

「気になりませんでした?」

「次女が死んだと考えると、取り乱してしまいました」

 

弁護士の質問に答えながら、被告は泣きじゃくります。

当時の映像がフラッシュバックしているのでしょう。

そして臭いについても質問がありました。

 

「そのままにしてはいけないと思いませんでした?当時は7月です。腐ってしまうとは?」

「・・・少しは思っていました」

「次女が亡くなって4、5日経っていますよね。どうしようと思っていました?」

「そのままではいけないと思っていました」

「夫から庭に埋めようと言われたんですか?」

「言われる前から(そう)思っていました。」

 

7月の熱気により、次女の死体は腐臭を発し始めます。

そこで、夫婦の手によって庭に埋められたのでした。

検察官からも、質問が入ります。

 

「死亡届を出そうと思わなかったんですか?」

「夫から、警察がくると家族がバラバラになると言われたので・・・」

「バレるって心配はありました?」

「ありました、夫の両親から連絡がきたり、お義母さんがやってきたときとかに・・」

 

その後、被告は次男を出産します。

この家庭では子供は水中分娩により家庭内で出産するようにしていました。

3人目までは出産した後、法務局に届け出ていたのですが、4人目の次男は届け出られることはありませんでした。

もし届け出をしてしまったら、法務局の職員が家にやってきて、次女の死がバレると思ったからです。

 

誰もがうらやむ豪邸に住むちょっと変わった夫婦の生き方

事件が発覚したのは、次女の死から1年後のことです。

その日の夜は次男の夜泣きが激しく、猫も鳴いており被告は眠れませんでした。

やがて被告と夫が怒り始め、玄関の鍵の外し方を教えていた長女と長男は怖くなり家を出てしまったのです。

そうして警察により保護され、事件が発覚しました。

 

裁判の最後に弁護士から質問がありました。

「悪魔が入っているという話、今はどう思いますか?」

「今は、おかしいことだったと思います。」

そりゃあそうでしょうね・・・。

 

今回は、子供の入れ替わりという珍しい事件の傍聴でした。

その後、妻だけではなく夫の裁判も傍聴しようとしたのですが、夫は入廷するなり「救急車を呼べ!」と叫び出してしまったそうです。

そして収まりがつかなくなり、期日は延長になってしまいました。

 

結論:金があるから幸せとは限らない

次女の死因は謎のままですが、きっとこのまま被告は家族の下に戻ると思われます。

この事件は大きくニュースで取り上げられたこともあり、暮らしを立て直すのは大変でしょう。

夫のエキセントリックな行動に加え、被告の過去までネット上には溢れていますが、傍聴する限りでは真っ当に子供を愛しているお母さんという印象でした。

 

頑張ってほしいと思いました。

3人の子供たちを立派に育ててほしいと。

なるべくなら、キチンとした教育を受けさせてあげて、悪魔とか言い出さない大人に育てて上げて欲しいものです。

 

裕福な夫の実家、子育てが好きな夫、恵まれた美貌、子宝・・・。

女性としてうらやましがられる物をいっぱい持っている被告ですが、その内情は苦しみであふれてます。

一見幸せそうでも、実は・・・というのは世界中、どこにでも転がっている話なんでしょう。

 

人は見かけによらないし、美しいバラにはトゲがある。そんな当たり前のことを学んだ裁判でした。

 

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【著者プロフィール】

ライター名 : 野澤 知克

自営業(飲食店)を営みながら、ふとしたきっかけで裁判傍聴にハマった傍聴ライター。

現在は兼業ライターとして、介護の仕事をしながら裁判所に通う毎日。

事件を通して人間の「生き方」と向き合ってます。

Twitter:@hatinoyado

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