男性のみなさん、デートのお会計はどうしてますか?
やっぱりおごりますか?それとも定番の「1,000円でいいよ」派ですか?
私は、結婚相談所で4ヶ月間活動していました。性別チームは「女性」です。
「活動していた」と過去形になっているということは、4ヶ月でスピード婚したのか?と思われたかもしれません。
残念ながら違います。早々に退散しました。
結果を出していない負け犬が何を言う資格も無いかもしれませんが、結婚相談所という特殊なルールの存在する世界で私が感じた疑問や違和感を、まあ聞いてください。
会計は全て男性が出す!地獄のルールは女にとっても地獄だった
結婚相談所では、男性会員には「食事代は全て男性持ち」という絶対のルールが課されます。
このルールに、私は活動を始める前から疑問を感じていました。
付き合ってもいないのに、次のデートがあるかも分からないのに、当然のように男性に全額支払わせるこの結婚相談所のシステム、なんとかならんのかと。
結婚相談所では、男女のファーストコンタクトの事を「お見合い」と言います。
お見合いは大体ホテルのラウンジカフェで行われます。
一杯1,000円くらいする紅茶を、二人分頼んで、男性が全て払うのです。
女性である私は、嬉しかったと思いますか?
いいえ、とにかくプレッシャーと罪悪感でつぶれそうでした。
何故かって?嫌なことを申しますが、それは、それほど好きでもない相手だったからです。
次がもう無いであろう相手には、借りを作りたくないという変なプライドが邪魔をして、お茶代を負担してもらう事が私にとってはプレッシャーでした。
おまけに、結婚相談所の男性たちは、妙に高いケーキセットを勧めてくれる人が多いのです。
「ダ、ダージリンで(メニューで一番安いやつ)」
「ダージリンって、紅茶ですよね?ケーキセットいかがですか?」
「アッダイジョウブデス」
「遠慮しなくて大丈夫ですよ。どれにしますか?Bセットにしますか」
「エ、Aで……(ケーキセットで一番安い)」
二度断る女は生意気かもしれないなどと、余計な気を回すのでした。
ホテルのケーキセットって2,000円くらいするのに、紅茶とケーキしかつかないんですよ?!
もう信じられません・・・。
そして私は、払ってもらうのだから楽しませなければと力むあまり、帰りの電車では疲労困憊……
お腹を下したこともありました。
好きじゃないなんてお互い様ですよわかっております。
しかも懐を痛めているのは男性の方ですよね。どうもすみません。
何度でも謝りますから石投げないでください。
女だからと言う理由で当然のようにおごってもらって涼しい顔出来るお姫様体質なら、私はとっくの昔に嫁に行っております!
「必ず男性側がおごる」という結婚相談所のルールに見る、根強い「昭和」
おごるもおごらないも、その場の雰囲気とかで決められないのか。
もしかして、世の常識なのか!?
なぜ結婚相談所はこんなルールになっているのか、私の担当カウンセラーに聞いてみました。
私の担当カウンセラーは、五十がらみの美魔女でした。
バブル時代に青春を謳歌し、「男はおごって当たり前」の世界から来た、典型的な昭和のモテ女です。もちろん既婚です。
「私、割り勘希望なんです!!」
「でもね~、時代が変わったって言っても、女の子にお財布を出させるのって、今でもみっともないモンよ?結婚できてない上にそんなこともできないんじゃね~」
「割り勘女って可愛くないですか」
「お姫様になりなさい!貴女に足りないのはね、“私にお財布を出させるなんてありえない”ってオーラなのよ。私、今だって男性とお食事の時はお財布なんて出さないもん」
とても50歳とは思えない、鈴を転がすような可愛い声で、こんな残酷な事を言ったのでした。
婚活市場は爆発的な成長を見せているため、フランチャイズで若い人達が経営に携わる結婚相談所も増えました。
ですが、大元の運営は壮年と言って良い人達が行っており、ルールを作っているのも彼らです。
そういった年齢層が作るルールなので、婚活する男女にとっては若干古臭く感じるのも仕方がないのかもしれません。
「男が必ずおごる」は令和では時代遅れ?実はそうでもない現実
ところで、私以外の令和の女たちはどう思っているのでしょうか?
私は結婚相談所に入る前も入った後も、世の中の婚活女性達がどのような考えを持ち、どんな活動をし、どんなひどい目に遭っているのか(!)、夜な夜な必死で検索していました。
「#婚活垢さんとつながりたい」
のハッシュタグを巡回したり、婚活ブログを読み漁ったり、結婚相談所が発信する、いわゆる仲人系ブログや仲人系動画を見たり・・・。
特に動画は、二窓で同時視聴するくらいはまっていました。
世に数ある婚活系SNSを巡回していると、未だに男性に全額ごちそうしてもらったかどうかで、「私を大切にしてくれているか」を判断している女性が多いことがわかりました。
“デートで全部出してくれたことで、彼の好意を感じた”
“割り勘だった。そもそも私女として見られていなかったのかな”
“1,000円で良いよって、なにそれ、割り勘じゃん”
調べてみると、出るわ出るわ。割り勘にされた女たちの嘆きの声。
そんなに割り勘嫌ですか?って私は彼女たちに聞きたかったです。
自分の食べた分、遊んだ分くらい自分で出せばいいし、おごってもらったからってイコール好意だと思うのも不思議だなと思った次第です。
私の考えとは違いますが、未だに
「女の子にお財布ださせるなんて、かっこわるい」
と思っている女性も多いようです。
おごらない男はモテない?そもそもモテナイからココに居るんだろ!!
結婚相談所は、結婚出来ずにいる男女を結婚させることが目的です。
ただでさえモテない男女が来るのですから、典型的な男らしさ、女性をエスコートする優しさなどを示して、第一印象をよくする事が必要なのです。
また、恋愛結婚を諦めて結婚相談所に来る女性は、年上でもなんでも構わないから経済力のある男性を、と考えている人も多いようです。
そこで、「金払いがいいかどうか」を見る女性もいます。
以下は婚活会社の調査結果です。
収入の低い若い女性ほど男性に高収入を求め、経済力のある男性ほど女性には若さと容姿を条件に挙げるのだとか。
結婚はもはや、「市場価値の交換」なのです。
つまりオバサンが高年収の男性を求め、貧乏なオジサンが若い子を求めるのは、「身の程知らず」とデータが示しているのです。
少しでも若い女性と結婚したい人は、「ここは僕が」とゴールドカードでも出して高収入をアピールすれば、若い女の子に良い印象を残せる可能性が高まることでしょう。
おわりに。結局おごるべきか、割り勘でいいのか?
結局、女性とのデートで男性はおごるべきなのでしょうか?
どちらにするべきかと聞かれたら、「おごった方が良い」という結論になります。
それが正しいかどうかではなく、男性側の選択肢やチャンスを広げるために有効なのです。
好意を抱いた女性に、全額出さなかったが為に微妙な気持ちを抱かれるより、すぱっと全額出しておいた方が無難です。
ただ、「そういうことで判断する女性は嫌だ」というならば、逆にふるいにかける意味でも、常に割り勘にしておくのも効率的かもしれません。
結婚相談所以外での出会いの話になりますが、私個人の感覚としては、二度と無いと思う相手にまでお金を全額出す必要は全くないと思います。
令和の時代、女の方も他人に全額出してもらうのは心苦しいという人が多いし、同じ女としてそうであってほしいと思っています。

画像:消費者庁イラスト集
【著者】リアン@赤色
宅建士・行政書士・WEBプログラマー。
海外一人旅が好きなガジェッター。時々路上ピアノに出没する。
趣味が多くて自分でも何が何だか分からない。
なんでも書くWEBライター。ほっておくと何時間でも仕事します。

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