「女の子なら料理ができて当然」「女の子なら浴衣でしょ?」超モラハラ男と私の交際の末路

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これは数年前、私がフォトスタジオで働いていたときのお話です。

令和にはなっていないといえども平成も後期、私が付き合っていたのは1つ年上の男性でした。

 

彼とは同年代ということでさほど意識をしていなかったのですが、いざ付き合い始めると大きな問題が発覚します。

彼は“女の子はこうあるべき”という価値観を強く持っており、それが自分の中でがちがちに固まってしまっていたのです。

彼にその価値観を改める気なんていうものはもちろんなく、何かにつけてこちらに強要までしてくる始末でした。

 

彼のそんな一面に、私が初めて違和感を覚えたのは付き合い初めたばかりの頃のこと。

その日彼は私の家にやってきました。まだまだデートも楽しい盛り、私の家を基点にして美味しいものでも食べに行くのだろうと思っていた私は、

「夜ごはんはどうする?」

と何気なく尋ねました。

すると彼は当然のように、手料理を要求してきたのです。

 

私だって、「君の作る料理を食べてみたいんだけど…どうかな?」なんて言われ方をすればやぶさかではありません。

「あんまり自信ないんだけど…」

くらいのことを言いながらレパートリーの中でも1番豪華なものを作ったことでしょう。しかし彼が作ってよ、と言った後に放った言葉に驚いたのです。

 

「女の子なら料理くらいできなきゃね」

炎上狙いのyoutuberでしょうか。

 

私の料理に対する熱量といえば好きでも得意でもなく、日々の生活の上で必要に迫られてしている、という程度のものです。

“出来る”というよりは“する”という言葉が適しています。交際したての彼氏に食べさせたいかと聞かれれば断然NOです。

 

それでも彼はしきりに手料理をせがみ、私は半ば嫌々、オムライスを作ることになりました。

そして完成品に対し、彼の放った言葉はこうでした。

「卵をのせるのは邪道だよ。巻けるようにならなきゃね」

「女の子の料理はやっぱり家庭的じゃないとさ。こんな“おしゃれ風”なのはダメだよ」

「家の母さんのオムライスは卵でしっかり包まれててね。あれがオムライスの醍醐味じゃない?」

 

今ならすぐさま、「信じられない!」と叫び、家から追い出すくらいのことはしたでしょう。

「家帰ってママにオムライス作ってもらえ!」くらいのことは言えたかもしれません。

しかし、実は私もオムライスは卵で包みたい派。

当時は出来ないからのせるスタイルだったため、(わかるー)なんて思ってしまったのです。

こうして私は見切りをつける1回目のタイミングをスルーしました。そして、あろうことか私は彼氏に指摘されたことで多少ムキになり、オムライスの練習をし始めてしまったのです。

今から思えばそんな私の姿に、彼は味をしめていったのかもしれません。

 

元カレの困った強要その2「女の子ならこれ欲しいでしょ?」

そんな彼とのクリスマスは、またもや価値観の押し付けから始まりました。クリスマス直前、お互いへのプレゼントを話し合っていたときのことです。

彼は、「ルームウェアがいいんでしょ?」と女性に人気のブランドの名前を得意そうに言いました。

 

(待って。待って待って、そんなこと一言も言ってないよね?)

勿論、サプライズとして贈られたのであれば私だって喜んだことでしょう。

私の好みはわからないけれど一生懸命調べて外れのなさそうなものを選んでくれたんだな、くらい考えられる頭は持っています。

あるいは、「可愛いから着て欲しいなって思ったんだ」などの言葉とともに渡されればそれこそ嬉しかったかもしれません。

 

しかし、頼んでまで欲しいのかと言われればそれは全く別のお話。

普段身に付けているブランドのものであればまだいいのですが、私は彼が提示してきたブランドのものに一切興味がありませんでした。

それこそ、彼と同じくらいの知識しか持っていません。

 

「いや、ルームウェアは、今はいらないかな…」

それでも一応気を遣ってそう言うと、彼は、「何で?」と聞いてきました。

(何で?って…何その質問!?)です。

私の表情を見て彼は、「だって、可愛いから女の子に人気らしいよ?」と質問を重ねてきました。

 

だから何だと言うのでしょう!若干の苛立ちを覚えた私は、

「ルームウェアはもう何着かあるし、もこもこのルームウェアは洗濯するのに気を遣うし、毛玉だらけになったり薄くなったりしてすぐ捨てるのも嫌だからいらない。せっかくのクリスマスプレゼント、残らないのも嫌だし。後、別に私そのブランド好きなわけでもないし、気になるものもないから今は大丈夫」

 

と全ての理由をストレートにぶつけてやりました。

彼の返事はこうでした。

「欲しがらないなんて、本当に君って女の子らしくないよね」

彼の中の女の子は、一体何を基準として成立いるのでしょう!?

 

冷静になれれば、(この人、交際経験めちゃくちゃ少ないのかな?)という予想から世の中には様々な女性がいるということを教えてあげられたかもしれません。

あるいは、(この偏屈っぷりはモラハラにも繋がっていくかも知れへんぞ!)と考えてすぐにお別れを言い渡せていたかもしれません。

 

しかし、私はすっかり驚くことに夢中になってしまい、結局どちらも出来ないまま、

「とにかくルームウェアはいらない」

と伝えるだけに留まってしまったのでした。

 

元カレの困った強要その3「女の子なら浴衣着るでしょ?」

こうして私は結局、彼との冬を乗り越えてしまいました。そして、彼との初めての夏を迎えることになります。

当時私は忙しく、彼とはなかなか予定も合わせられないほどでした。

そんな中、久しぶりに決まったデートは夏祭り。

(日付が合ったんだから仕方ないとは思うけど、本当はちょっとゆっくりしたかったな…)

と既に思っている私に対し彼は、当然の確認のように聞いてきます。

 

「浴衣はちゃんと着てくるんだよね?」

(…はぁ?)

 

8月の頭。暑い時期です。

浴衣を着る手間、着ている間の動きにくさ、着て移動する体力、何をどう考えてもそんな選択肢は私の中にありませんでした。

(いやいやいや、夏祭りに青春の全部賭けてる高校生やないんやから…!)

 

車があるならまだしも電車移動で浴衣なんて、しかもこの疲れている時期に冗談じゃありません。

私はそれを一応やんわりと伝えましたが、「女の子なのに浴衣着ないでくるの?」とまたいつもの女の子なんだから攻撃。

 

(もしかしてコイツの言ってる“女の子”って、女とか女性とか言うのは違う気がするから便宜上使ってる言葉じゃなくて本当の“少女”を意味しているのか…?)

そう勘繰る私のことなど彼は一切知る由もなく、挙句の果てには、「浴衣着れないんじゃないの?」と笑いながら言ってきました。

 

舐めるな、です。もうこれは本当に舐めるな、でした。

当時の私は仕事で着付けも提供していたのです。

着物となると自分で着る機会もないので自信がありませんが、浴衣が着られないなんてことあるわけがありません。

そもそも、浴衣なんて高校生の頃から自分で着ています。

どうしても着てきて欲しいのなら、「浴衣似合うだろうから見たいな」くらい気の利いたことを言えばいいものを!

 

そう思いつつも、結局私は待ち合わせに、浴衣を着て行きました。

そこからのデートは、まさに地獄のようでした。

まず彼は私の着て行った浴衣を、「地味な浴衣だね!」と大批判。

それは紺地に白い花模様の浴衣でしたが、仕事仲間の着付け師さんが背の低い私でも綺麗に着られる浴衣を家で見つけたと、譲ってくれたものでした。

 

私は怒りを抑えるのに必死です。

そもそも、20歳を過ぎた女が家からピンクや水色の浴衣を着てくるだなんて思っていたのでしょうか。

それからも彼は、

「丈、長くない?」

「襟のとこってもっと開けるんじゃないの?」

などと、どこで聞きかじったのだかわからない知識で浴衣の女の子とすれ違う度に私と見比べてきました。

 

我慢しきれなくなった私はついに、「うるせぇ!!」と彼を一喝。

「これは着付け師さんがくれた大事な浴衣なんだよ!後丈のこと言ってたな?丈は短く着るのが浴衣だとでも思ってんのか?あれは通常の着物より短くつくってるのであって、バカボンみたいに短く着るもんじゃねぇんだよ!

襟?開けすぎて花魁みたいになってる女の子がいいならその辺にいくらでもいるから捕まえにいけ!」

 

これにはさすがの彼もしゅんとし、謝ってきましたが今までのことがあるので私は聞き入れられませんでした。

これ以上彼の女の子への妄想に付き合わされるなんてごめんです。

勿論その場で、お付き合いは終了。彼がその後、理想の女の子に出会えたかどうかはわかりません。

 

まとめ

こんな男との交際がまだ最近、平成後期の出来事なのですから、恐ろしいことこの上ありません。

しかし、今回お話しした元カレほど酷くはないにしても、“女の子”という生き物に幻想を抱いている男性というのはまだきっと存在するのでしょう。

夢想して楽しむだけならいいのですが、強要してくるとなると厄介です。

彼が望むようにと考えてしまったが最後、自我を見失っていくことにもなりかねませんからね…。

 

これから先の人生、彼のような男性には出来るだけ遭遇しないことを願います。勿論、私の友人たちが、価値観押し付け男との恋愛にハマってしまわないことも。

 


 

【著者】千文鶴子

20代、独身。好きな男性のタイプは「好きなタイプは?」と聞いてこない人。元カメラマン。


 

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