若ければヤりたいワケじゃない パパ活に見る男の本能と女のヒエラルキーとは

新型コロナの影響で、三密禁止!濃厚接触禁止!が徹底されるなか、3度の飯よりパパ活を楽しみにしている「パパ・エキスパート」のM氏(37歳)は悲嘆にくれていました。


「いやー、コロナの感染源って、結局こういうところ(パパ活)でしょ。女の子が自粛しちゃってるからさ、まぁ正しいことなんだけどね。」と、残念そうに語るM氏に、パパ活事情について掘り下げて聞いてみました。


パパ活のスタートはさまざまな方法があります。
M氏はメインで「パパ活アプリ」を利用し、サブでパパ活サイトも登録(有料)しています。
M氏の職業はIT系企業の社長のため、仕事中でも「仕事」と称して、パパ活アプリをいじり倒しています。


そもそも、なぜ「パパ活」なのでしょうか。


「男はね、ハンターなんだよ。女の子が待ってる店へ行くことに、なんの魅力も感じない。ヤれるヤれないも含めて、最初から全力でハンティングする感覚が、パパ活の魅力なんだよね。」


なるほど、男性特有の「狩猟本能」というヤツですね。
女の子のほうも、「金払いのいい『太パパ』との出会い」を求めているので、アプリやサイトの紹介ページでは、盛るわ寄せるわで、実際に会うと「え?」となることはないのでしょうか。


「あるよある、そんなのしょっちゅう。でもさ、そこも含めてハンティングでしょ。当たりハズレも含めて、当たりはラッキーだし、ハズレはハズレなりに楽しませてもらうというか。当たりだけ引きたいなら、金払ってフーゾク行って指名すればいいワケだし。」


たしかに。
あまりの説得力に圧倒されているところへ、例のアプリから返信が。


「お、来た。行ってくるわ。」


そう言って、M氏は筆者を置いて、パパ活ならぬ「ハンティング」へ出発しました。

パパ側のステータス

若い女の子と出会い、ご飯を食べてエッチして、「お手当(まぁまぁ高額))」を渡してバイバイ。――これがパパ活の一連の流れです。


M氏は「出会いの時点からハンティングが始まっている」と力説してくれましたが、最後に「お手当」を渡す、ということは「パパ側」にどんなメリットがあってのパパ活なのでしょうか。


「んー、なんだろうな、やっぱりステータスかな。お店行って、お金払って指名して、女の子とエッチして、それって単なる『プロの遊び』じゃん。でも、女の子選びからすでに俺の嗅覚がためされてるでしょ。そこをかぎ分けて、いい女の子つかまえてプレイして。最後に俺のステータスとして「お手当」渡してる感じかな。」


なんとも、理解できたような、できないような。
M氏の「お手当」の基準は、女の子と会うまでのやり取り(駆け引き)の楽しさと、実際に会ってのフィーリング、そして実践(エッチ)での満足度をトータルして決めるそう。


一般的にいう「その子の成長を見守りたい」とか「その子の夢のために経済的な手助けをしたい」などという“崇高な精神”は皆無で、M氏自身の戦略がトータルで成功だったのか、再考の余地ありだったのか、の結果が「お手当」に反映されるのです。

ナンバーワンキャバ嬢の底力

この考えでいくと、女の子のほうは「お手当」目当てに頑張りたくても、基準がパパ側にあるので難しいでしょう。
この疑問に対してM氏は、興味深い見解を聞かせてくれました。


「キャバ嬢ってさ、特にナンバーワンキャバ嬢。あいつらがパパ活やっても、やっぱりナンバーワンなんだよね。銀座でトップとれる器の女は、パパ活やったって当然トップ。出会い喫茶の素人の女の子と、プロのナンバーワンキャバ嬢じゃ、やっぱ持ってるもんが違う。社会的なヒエラルキーが見えちゃうんだよね。」


なんでしょう、この、ものすごく奥が深くハイレベルな見解は。


たしかに、お客さんに数十万から“ASK”の高価なシャンパンを入れさせるキャバ嬢(プロ)と、語弊はありますが、お小遣い稼ぎでマジックミラー越しに待機している出会い喫茶の素人さんとでは、「男性の取り扱いスキル」に雲泥の差があります。


とくに、最近の出会い喫茶事情からすると、キャバ嬢として顧客が付かなかった女の子が、出会い喫茶でバイトをする、という流れだそう。


M氏は、実際に女の子と会って会話をすると、その子がランカーキャバ嬢(ランキング上位のキャバ嬢)か、素人さんかの判断ができるそうです。


ランカーキャバ嬢は、自らそんな紹介をしなくても、身だしなみや会話、M氏に対する気遣いや素振りからすぐに判断でき、その対応はプロ意識であふれているとのこと。


逆に、素人さんは「会話が自己中心的、服装はラフすぎるしネイルも剥がれてる、金のはなししかしない。本当にお手当もらう気、あるの?」と尋ねたくなると。


このあたり、パパ活女子が参考にすべき有益な情報です。


パパ活と聞くと、「女の子がパパと食事やエッチをすることでお金をもらえる活動」ということで、若い女の子であればほぼ問題ない、と思われがちです。
しかし、パパ側からすると、「若ければいい、容姿がよければいい」ではないのです。


まず、パパ活をするにあたり、TPOをわきまえる必要があります。
時間、場所、場合に即した身だしなみ、言葉づかいや対応は、最低限のマナーです。
この部分については、女の子よりパパのほうが気をつかう傾向にあります。


太パパともなれば、経済的に余裕のある経営者や会社役員が多いため、日ごろからビジネスマナーとして身についているのかもしれません。


また、「何の目的でパパ活をするのか」という単純な自問自答をするだけでも、TPOは理解できるはずです。


パパから「高額なお手当」をもらうには、二人でいる時間を気持ちよく過ごしてもらう必要があります。


そして、「肉体関係をもつ」ということは、それなりの大人のシチュエーションが大前提です。
それなのに、ジャージ姿にはげかけネイルでは、パパも萎えるでしょう。


このことは、ランカーキャバ嬢とそれ以下のキャバ嬢にも言えます。
お客さんから指名をもらうためには、年齢の若さや顔面偏差値の高さだけでは足りません。


お客さんがキャバ嬢に求める「モノ、コト」が何かを、いち早く察知できるキャバ嬢が、人気キャバ嬢へとのし上がっていくのです。


楽しい会話なのか、ちょっときわどいボディタッチなのか、お客さんのニーズに機敏に対応できることが、キャバ嬢に必要な資質といえます。


M氏の発言にあった「社会的なヒエラルキー」を「貢がれる女のヒエラルキー」に置き換えてみると、トップに君臨するナンバーワンキャバ嬢は、場所がキャバクラであろうが、ホテルであろうが、相手が太客であろうがパパであろうが、そのポテンシャルをいかんなく発揮します。


しかし、ヒエラルキーの底辺にいる素人組は、顧客のニーズが見えておらず、「ワタシは若くてかわいいから、世のオジサマたちは簡単になびく!」という短絡的な考えを持ちがちです。
この思考回路を改めないうちは、“底辺女子“から抜け出せないでしょう。

男性、女性、どっちがハンター?

話はM氏に戻ります。
颯爽とハンティング(パパ活)へ出かけた数時間後、筆者へ連絡がありました。


「いやー、コロナのせいかな。高額なお手当なんてあげられないレベルだったわ。ちょっとハシゴするわ。」


そう言い放ち、新たなハンティングへ出かけて行きました。
「え、半日で2人?」という愚問はさておき、こうした「男性の狩猟本能を刺激する女性の行為」とは何でしょう。


よく、「計算高い女はモテる」と言われます。
実際に、打算的な行動のみで上手くいくケースはまれですが、本能的に計算高い女は存在します。


筆者の知る限りで、計算上手な女の特徴として、「相手に特別感を抱かせる」「ボディタッチが多い」、この2点がマストです。


相手の男性に「あなただけは特別」と思わせることに長けており、かつ、食事の際にごく自然に多数回のボディタッチを実行します。このマジックで、たいていの男性は陥落するのです。


彼女らのこの様子を見ていると、どちらがハンター?と苦笑してしまいます。
強引さはないにせよ、静かに罠を仕掛け、確実に追い込んでいくさまは、まさに「ハンター」です。しかもプロの上級ハンター。


ランカーキャバ嬢たちも、結局はこの辺りの「仕掛け」が上手いのです。
お店で培ったそのスキルを、パパ活という新たな狩り場で仕掛け、デカい獲物(高額なお手当)をかっさらう。
男性顔負けの狩猟本能です。


どうか、世の「パパ」のみなさん、上級ハンターの「罠」には十分お気をつけください。

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炭汁稲門子
学生時代は麻雀で稼ぎ、卒業後はスポーツ新聞記者として三競オートも手掛ける。
今は風俗に詳しい士業者。
その筆致とは裏腹に、内田有紀似の美人。

Photo by Jens Lindner on Unsplash