「ラブドール おすすめ」とgoogle検索する人に知ってほしい その壮絶なメーカー努力と愛の世界

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愛するのは、いいことだ。例え相手が、人形であってもーー。

技術革新がとどまるところを知らない現在、まるで生身の女性のように精巧に作られたダッチワイフ、いわゆる「ラブドール」なるものがますます進化を遂げている。

 

今にも動き出しそうなリアルさ……というと誇張があるが、1体50万、80万といったシロモノになると、魂が宿っても不思議ではない出来栄え。

使用目的はダッチワイフ同様、端的に言って性欲処理なのだが、なかには欲情のはけ口ではなく俺の彼女、我が娘といった勢いで愛情を注ぐ人々がいる。

ややこしい言葉を使うならピグマリオンコンプレックス、要するに人形愛である。

 

自分はエロ雑誌編集者時代、雑誌の通販ページでラブドールを扱っていたため、この業界の人々とたびたび接点があったが、極めて奥深い世界である。

ユーザーだけでなく、作ってる側にもドールに対する真心からの愛がある。

熱の入ったラブドールオーナーともなれば、人間と同じように毎日の服のお着替えはもちろんのこと、お誕生日パーティーもやれば助手席に乗せてドライブにも行く。

自分が知っている限りでは、どうやったのかしらないがサイパンだかどこかにラブドール同伴で行った強者もいるほどだ。

 

そうしていつか寿命を迎えた時=壊れた時には、人間同様にお葬式を上げる。

メーカー経由で人形供養で知られるお寺に頼むこともあれば、今やラブドール専門の葬儀社すらある。

その時、オーナーの方は、まるで我が子を失った親のように、涙を流すのである。

 

このように、ラブドール愛とは底なしに深い世界。

ラブドールをお迎えすれば人生バラ色! 彼女がいないという殿方は、ドールの世界に足を踏み入れてみては?

……なんて茶化したまとめ方をしようもんなら、ガチの人に刺されることすら心配せねばならないと感じるほどだ。

 

むろん人形だろうがヒトだろうが、何かを愛せるのは素晴らしいこと。

最近めっきり恋していない、他人に対する愛情がいまいち希薄という方は、この世界に飛び込む必要はないけれど、知っておく価値はあるだろう。

 

「でも、単なるダッチワイフでしょ」

とお思いの方にぜひお読みいただきたい、ドールLOVEの人々の無償の愛。

そこにはきっと何かしら、学びがあるーーと思う。

 

ラブドールオーナーひとりひとりに愛の物語がある

自分とラブドールのご縁は、大学時代にまでさかのぼる。

当時、アマチュアライター気分でネタ探しに明け暮れていたところ、都内某所に「ラブドールホテヘル」なるものを発見したことがきっかけだ。

 

これ、要はマンションの一室にドールを置き、大家にダマテンで営業する風俗で、遊びに行ったらオーナーと意気投合。

やがて管理人にバレて追い出され閉店となったのだが、

「ラブドール捨てるのもかったりーから中古でよければ持ってかない?」

と話を持ちかけられた。

 

ていうかこのオーナー、ラブドールへの愛情なんてカケラもなし。

確かにゴミに出して死体と間違われたりするのも面倒だし、気持ちは分かる。

でも、この子は貴方の商売のために頑張ったんだから、せめて最後まで面倒みなさいよーーと思いつつ、自分が引き取ることと相成った。

 

ただし当時、私は家族と同居だったため、使う機会は実質皆無。

それでもたまに棺桶みたいなダンボールから出して見ていると、心があるとは言わないが単なる「モノ」以上の存在感を覚えた。

簡単に言えば、ぞんざいには扱えない。

いらないからといってゴミ捨場にぶん投げるのも、何だか忍びなく感じるのだ。

結局解決策は、ラブドールが欲しいという友人への譲渡。

その先どうなったかは知らないが、もしかしたら今でも友の愛情を一身に浴び、大事にされているかもしれない。

当時、自分とラブドールとの接点は、これっきりだろう……と思っていた。

ところがのちに仕事で関わるようになるのだから、人生は分からないものである。

 

ラブドールメーカーには大きく分けて、一切妥協を許さず人形に溢れんばかりの愛を注ぐ会社と、ひたすら商売に徹するタイプがある。

前者はメイドインジャパンに多く、海外、特に中国のメーカーはたいがい後者。

(画像:筆者撮影)

ラブドールの謳い文句として「生身の人間のようにリアル」なんてことがよく言われる。

しかし、メーカーいわくあまりに似せすぎると、まるで蝋人形のような生々しさが出てしまい、性愛の対象にならないそうだ。

これを業界用語で「不気味の谷」と言う。

実によくできているけれど、やっぱりお人形さんという辺りに落とし込むのが、メーカーの腕の見せどころということになる。

 

そういう細やかなさじ加減は中国メーカーの苦手とするところ。

ゆえに日本製は圧倒的強みを持ち、ラブドールファンからも支持されてきた。

自分はそんな世界に冠たる日本のラブドールメーカーに、ほぼ毎月広告や通販の打ち合わせで訪れていたのだが、担当の方に話を聞くのが楽しみだった。

 

顧客の中にはラブドールを購入後、まるで愛娘の成長を見守る親のように、担当さんにこまめに報告を入れる方もいるらしい。

いわばカスタマーの声なのだが、それは同時にラブドールとの愛の物語でもある。

 

「購入されたお客様から『今日、初夜を無事済ませました』とわざわざご連絡をいただくこともありますし、『うちの子が病気で』と言って修理を依頼される方もいます。

私たちも我が子を送り出すつもりで商品を出荷していますので、そのように愛情を注いでいただけると大変うれしいものです」

 

なお、こちらのメーカーでは古くなったラブドールの引き取りもやっており、処分の際には供養も行う。

そして戻ってきた商品を見れば、大事にされていたかどうか一発で分かるという。

商品とはいえ、乱暴に扱われたであろうラブドールを見ると、心が痛むという担当さん。

ある意味ユーザー以上にラブドール愛に溢れるお方であることよ……と、当時しみじみ感じたものだった。

 

やがて人工知能搭載のラブドールが売られる日が来る!?

それに対して中華メーカー。

こちらは非常にシンプルで、目的は金儲けである。

自分が初めて上海のアダルトグッズ見本市を取材で訪れた2010年、中国製の品質はそれはひどいものだった。

 

性欲をもよおすどころか、めまいがするビジュアルのものなんて当たり前。

「あ、でもこれは割とよくできてるかも」

というラブドールをごくまれに発見しても、よく見ると目がテリー伊藤風だったりで愕然とするしかないクオリティ。

 

それがここ最近、中国のメーカーもすごい勢いで日本に追いついてきている。

ただしあくまで技術的な面であり、意識はやっぱりカネ。

しかも彼らは商売に手段を選ばないので、明らかな少女に手錠&首輪付きなんていうポリコレ上等で反社会的なドールを堂々売り出す。

さらに蒼井そらやノリピーなど、中国で有名な日本のタレントのそっくりさんも余裕で作る(ただし似てない)。

(画像:筆者撮影)

仏作って魂入れずではないが商品を見るにつけ、ドールへの愛がないと思わざるを得ないのだ。

「昔は日本製もすごかったが、これからは違う。AI搭載の話すラブドールが生まれるのも、そう遠いことではないだろう」

なんてことを中国のメーカーは言うのだが、それっておそらくラブドール愛の人々からするとズレたニーズなのではあるまいか。

 

彼らは人形になにかをして欲しいわけではなく、まして「アイシテル、アイシテル」なんて連呼してもらいたいとは思えない。

つまり見返りを求めない無償の愛であり、ある意味人間とのフツーの恋愛以上に純粋であると言えるかもしれない。

 

かつて年配のオーナーで、奥さんと別居後にラブドールをお迎えした人が、

「カカアと違って憎まれ口も叩かないし、この子の方が俺にはよっぽど可愛いや」

なんてことを言っていた。

若い頃はさんざん遊んだが口癖のこのお方が、最後にたどり着いたのはラブドール。

 

ラブドール愛の人々というのは、世間一般で思われているような彼女がいないから人形で済ます、といった紋切り型のタイプに限らない。

既婚者だがどうしてもドールが好きで奥さんを説得してお迎えする人、子供を亡くして娘代わりにドールを買い求める人、ラブドールと結婚式を挙げて永遠の愛を誓う人などさまざまだ。

 

ラブドールは確かにモノであり人形だが、同時に彼女や奥さん、娘でもある。

これまで自分が見てきた限り、そのように愛情を注げる相手がいる男性は生活に張りが出るのか、幸せそうな方が多かった。

世の中には寅さんのように惚れっぽい人がいる一方で、恋愛アンテナが鈍い男性も一定数いるものだ。

恋心や愛情は間違いなく、人生を豊かにする。

例えそれが人形や絵であっても、何も愛せないよりはよほどいいと自分は思う。

 

動かない、喋らない、まばたきすらしない。

でも、そこにいるだけで愛おしい。

そんな彼女も、ありだよねーーと思えるならば、貴方にはドール愛の素質あり。

なお、お買い求めの際はくれぐれも日本製を!

 


 

【著者】神坂縁

ライター、編集者、翻訳者。

週刊誌記者を経て某中堅出版社に入社。

雑誌の製作に携わっていたが、十数年勤めた会社で内紛が起こったことを機に退職&日本脱出を決意。

現在は国外の通信社に勤務し、アジアの政治・経済に関するライティングを本業としている。

 


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