お付き合いしていた方と、セフレと、そしてデリヘル嬢時代…
今までお世話になったラブホテルの数なんて、もうとっくの昔に数えられなくなりました。
ラブホテルなんて、私にとっては最早カラオケのような存在です。
それなのに、あの仄暗いエントランスに自分の影が吸い込まれる瞬間。
部屋を選んでパネルのボタンを押し込む時。
初めてのホテルに入る一歩は、つい緊張が走ってしまいます。
それもそのはず。大なり小なり、良くも悪くも、お世話になったラブホの数だけハプニングは起こるものです。
反面教師にするもよし!笑い飛ばすもよし!!
いまだに私を緊張させる、トラウマクラスのラブホハプニングをご紹介します。
デリヘル嬢の定番テクが裏目に…熱湯ぶっかけ事件
デリヘル嬢が必ずお世話になる神アイテムといえば、ローション。
そのまま触るとヒヤッとするので、熱いお湯を洗面器に注ぎ、そこにローションの容器を入れて温めておくのが定番テクニックです。
私が新大久保のドルフィンに呼ばれたあの日は、随分寒い冬の夜でした。
80デニールのタイツをすり抜ける冷気に、「これはすぐに冷めちゃうな」と、熱々のお湯を洗面器たっぷりにご用意。
いつも通り洗面器をベッドの横に置いてローションの容器を漬け、お湯より熱いプレイを始めた…つもりでした。
「あっ、気持ちイィよ、はぁぁあ!!」
と悶絶するお相手に同調し、私のテンションもさらにヒートアップ。
内腿を下から撫であげ、耳元で
「まだ、全然触ってないのに…」
なんて囁きながら、ローションたっぷりの手で男性自身をキュッと握ったその瞬間!
バッシャアアァァァァ
「あっっっつ!!!熱ッッッ!!!!」
そう、ローションを漬けておいたあの洗面器を、身悶えした男性が蹴り、盛大にひっくり返したのです。
しかも、よりによって私たちは絶賛ヘルスプレイ中。手も足も体も、そこらじゅうがローションでヌルヌル…
挙句乾燥して固まってきていたローションまで、お湯に溶かされてヌルヌルが復活してきます。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
と慌てて立ち上がろうとすればひっくり返り、
「大丈夫!?」
と支えようと手を伸ばせば滑り、
「火傷してないですか!??」
と布団をめくれば再び熱々ローション地獄。
「私、ラブホでドリフやるとは思わなかったな」
思わずそう溢した私に爆笑してくれた彼と、帰り道の寒さに救われた一夜となりました。
彼はそれからも、笑いながら「お湯の温度気をつけて!」と声をかけてくれる常連さんになりました。
安くないお金を払って遊びに来てくれているのに…
ハプニング込みで楽しんでくださる心意気に、うっかりコロリといきそうになったのはここだけの話に留めておきます。
ちょっとうとうとしただけなのに。。自動延長の罠
それはまだ、私が大学生の頃。
遊び盛りの私には3人のセフレがいました。その中でも特にアッチが強い1つ上の彼と一緒に過ごした日のお話です。
学生寮住まいの私と実家暮らしの彼は、もっぱらラブホでぶつかり稽古に励んでいました。
彼は実家暮らしとはいえ、お互いバイト生活な学生のご身分。
しかもただのセフレなので、お金をかける気なんて毛頭なく、平日昼間のフリータイムが我々の主戦場でした。もちろんお互い授業がない曜日ですよ!
あの日もハチャメチャに盛り上がり3回戦。
「さすがに疲れたわー」
なんて話しながら汗まみれで横になる時間も、楽しいセックスの一環です。
「今何時?」
「3時前、まだちょっと時間あるね〜」
と、ほんの少し、ほんの少しウトウトしてしまっただけ、だったはずでした。
どちらからともなくふと起き上がり、携帯をチラッと見ると…
「っ嘘でしょ!??今、夜の8時なんだけど!!???」
信じられないことに、ふたりして5時間もスヤスヤ爆睡していたのです。でも、ここまではまだ平和でした。
「後に予定なくて良かったわ〜〜笑」
と、おバカふたりはシャワーを浴びて服を着て、いそいそと帰路につこうとします。
しかし、事件は部屋じゃない、フロントで起こります。
「お会計1万8650円です」
「…え?」
私たちが遊んでいたそのホテル、実は自動延長制。
コース変更をしなければ、15分単位で延長料金がかかり続ける地獄の仕様だったのです。
そしてよりによって、私たちはただのセフレ。しかも学生。
「はぁ!??ふざけんなよ、宿泊より高ぇじゃん!!」
「当店自動延長制ですので…」
「え、無理。私今5千円しか持ってないし」
「は?俺も持ってねえわ、クレカ使えよ」
「バカじゃないの明細親に見られんじゃん!」
「お前寮なんだからバレないだろ!!こっちは実家だっつーの!!
まぁ恥ずかしげもなく本気でモメましたよね。
通りかかるカップルにチラ見されていたことなんかよりも、当時の1万8千円は重かったのです。
結局バカ高いホテル代は私が一旦カードで払い、後日半額出してもらいました。
あの時、多少の犠牲も厭わずに、スマートに対応してくれていたら…
そういう所が”セフレ止まり”なんだよなぁ、と思ってしまうのは、女子のワガママでしょうか。
アッチは相性よかったのにな、はぁ〜。
最近は延長金額にも上限設定があったり、自動で最安料金に切り替えてくれるなど、料金システムもホテルによって工夫されていますよね。
私たちのように、地獄を見た人が少なくなかったのだと信じたいです。
喘ぎ声が悲鳴に変わる!恐怖の正常位事件
お付き合いしていた彼とラブラブエッチに勤しんでいたのは、円山町のラブホテルでした。
あの時、こんなに好きな人ができるんだ!と感動するくらい大好きだった彼。
体の相性も良くて、私は心身ともにすっかりメロメロでした。
たっぷり前戯を楽しんで、いざ尋常に挿れていただきます。
私たちのお気に入りは、騎乗位→バック→正常位フィニッシュ。
この日もいつものようにひとしきり楽しんで、そろそろ…と私が仰向けになりました。
最高潮のタイミングに向けて上がる心拍数、激しくなるピストン。
繫っているところが熱くて、脳が焼け切れそうにチカチカしてくる感覚。
私の喘ぎ声なんて、とっくに我慢し切れておりません。
「あっ…あんっ…あ……?あっ痛!あいたっ!!痛いッッッ!!!」
どこが痛かったと思います?
正解は、頭。さらに正確に言うと、頭頂部。
私の頭、彼に突かれるたびに、枕元のリモコンが乗っている台に激突していたんです。
「ちょ、ちょっと待って、頭ぶつかってるから…」
「え、あ、ごめん!!?」
盛り上がりすぎた私たちは、彼のピストンに合わせて少しずつベッドの上の方にずり上がっていた模様…。
状況を理解するまで、ふたりでしばしフリーズしてしまいました。
しかしながらあまりに面白く、もうその日はそんな気分は戻ってこず。
それどころか彼とそういう雰囲気になるたびに、あの笑える、それでいてめちゃめちゃ痛かったあの景色が頭を過ってしまうように…
まして正常位なんてしようもんなら、頭上が気になって集中できない有様です。
あんなに大好きだった彼。
あんなに大好きだった彼とのセックス。
あんなに仲もよかったのに、セックスがぎこちなくなってしまうだけで、こんなに心が離れてしまうなんて!
まさかラブホのベッドに引き裂かれるだなんて、今だに信じたくない現実です。
<h2>切れる縁も深まる絆も、ハプニングがあったからこそ
日常と切り離されたラブホテルは、良い方にも悪い方にも、ハプニングなんて起こって当たり前。
だからこそ、そのハプニングをふたりでどう受け止めて、どう対処して、どうフォローし合うかによって、その後の関係性も変わります。
うまくいかなかった彼たちとも、もしもっとあの場で相手を思い合えれば…
もしあのハプニングをふたりだけのネタにして、ずっと笑っていられていれば…
そう思わずにはいられない破壊力が、ラブホテルには確かにあります。
“ラブホテル”という異空間はむしろ、ハプニングへの対応能力を晒される場所なのかもしれません。
ラブホのハプニングに素敵な対応ができる男性は、きっとどんな場所でハプニングが起こっても、綺麗に乗り越えられるモテ男なのでしょう。
【著者】奥野 蘭
人生をかけて楽しい性生活と素敵な男女関係を追求すべく、エステ・ヘルス・ソープなど各種風俗店、ハプニングバー、出会い系…などなど、思いつく限りのナイトライフを堪能している人妻です。

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